超日米大海戦[3]西海岸最終決戦
子竜螢 330円
あらすじ
太平洋戦争における日本の勝利――この不可能な命題に挑むT大学・太平洋戦史研究会の柳沢海人は、仮想実験によって聯合艦隊を根本から改革。大艦巨砲主義を捨て、航空戦力を重視した機動部隊の運用で、ミッドウェーに次いでハワイ・オアフ島攻略を成し遂げた。だが聯合艦隊が激戦で受けた傷は大きく、零戦の後継である新型艦戦・旋風の開発は順調であるものの、艦船の修理には半年もの期間が必要だった。そして、その間に敵も新型戦艦・空母を続々と就役させてくるはずなのだ。昭和19年1月、聯合艦隊はハワイを出撃、西海岸に向かう。だが、ハワイの再奪還を狙った敵の主要軍港はもぬけの殻。隙をついてロサンゼルス上陸を敢行する攻略部隊だが、そこへ出現したのはスプル-アンス大将の大機動部隊だった。ついに始まった日米最後決戦――その勝敗の趨勢は!?異才が贈る超シミュレーション戦記、驚異の完結編。