月刊アームズマガジン2018年5月号

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あらすじ

1989年、東西冷戦が終結することになったこの年に、89式5.56mm小銃は制式化された。世界各国のアサルトライフルが次々と小口径高速弾へとシフトする中で我が国の自衛隊がようやく採用したこの新小銃は、古色蒼然としていた64式小銃から一新された現代的なデザインが鮮烈な印象を与え、「これぞ日本のアサルトライフル」と人々に記憶されていく。そしてトイガン化においてはキャロットが先鞭をつけ、後に発売された東京マルイの電動ガンは自衛隊ファンの標準装備となっていった。さて、89式小銃の制式化からそろそろ30年が経とうとしている今年、東京マルイはディテールやフィーリングのリアルさに徹底的にこだわった新世代の89式トイガン「ガスブローバックガン89式小銃固定銃床型」を世に送り出すことになった。そこで今月の本誌巻頭特集では、この注目の新アイテムを中心に89式小銃と陸上自衛隊の銃器をピックアップ。折よく発表されたタナカのガスブローバック9mm拳銃「SIG P220 IC 陸上自衛隊Ver.」と合わせて最新の自衛隊トイガンを総ざらいしつつ、実銃解説やスタイリングなど全方位にわたって特集していこう。