脳は「ものの見方」で進化する

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あらすじ

私たちの脳は、これまで長い時間をかけて進化してきました。しかしそれは、外の世界をそのまま見るために進化したのではありません。
「過去においてもっとも役に立った現実の解釈」を現実世界でも選び取るように進化してきたのです。
つまり、私たちが見ているものは、脳が知覚し解釈したものなのだ、ということです。
それでは、その解釈を変えたらどうなるのでしょうか?
「脳は私たちにありのままの世界を見せていない」ということを自覚し、そのうえで、自分のこれまでの「ものの見方」を変えてみたら?
もしかしたら、まったく新しい発想につながり、イノベーションを起こせるのではないでしょうか?
――それが、この本を通して著者が投げかける重要な問いです。

著者のボー・ロットはロンドン大学で教える神経科学者で、人間の知覚の働きとアートを組み合わせた独創的な活動を行っています。

脳の働きと、それによる自分のものの見方を理解する。そして自分で新しいものの見方をつくりだす。
その積み重ねの結果、いつかまったく新しい知覚を手に入れて、たとえばiPhoneのような、時代を変えるイノベーションを起こすことができるのだ、と著者は言います。

アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、オランダなど世界各国で話題、人生が変わる「脳の本」をぜひご覧ください。