神々の乱心 下
松本清張 682円
あらすじ
昭和八年、「月辰会研究所」から出てきた女官が自殺した。特高係長は謎を追うが――。
満洲と日本を舞台に描いた未完の大作千七百枚
2018年3月、NHK『100分de名著』でも取り上げられる、松本清張渾身の遺作!
昭和八年の暮れ、渡良瀬遊水池から他殺体があがった。
そして、もう一体。
連続殺人事件と新興宗教「月辰会研究所」との関わりを追う特高係長・吉屋謙介と、
信徒の高級女官を姉に持つ萩園泰之。
「『く』の字文様の半月形の鏡」とは何か?
背後に蠢く「大連阿片事件」関係者たちの思惑は?
物語は大正時代の満州へと遡る。未完の大作!