松本清張 161件 人気順 新着順 砂の器(上) 松本清張 東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。 映画でもドラマでも大ヒットした社会派ミステリー。 693円 熱い絹(上) 松本清張 自然の密室マレーシアのカメロン・ハイランドに忽然と消えたタイ・シルク王ジェームズ・ウイルバー。はたして事故か拉致されたのか、あるいは失踪か。この事件と軽井沢で起きた殺人事件との間に一つの接点が見出された時、謎は謎を呼び、劇的に進行していく。壮大なスケールで展開する巨匠渾身の推理大作。 880円 異変街道(上) 松本清張 幕府直轄の要衝、甲府勤番に役替されたばかりの鈴木栄吾が死んだ。死んだはずの栄吾に会ったという向両国水茶屋の主人が何者かに殺された。栄吾は生きている――、親友、銀之介は真相究明のため甲州街道を西へ馳る。そのあとを女が、そして岡っ引が、謎の影が追いかける。街道に異変がおきている――。 550円 殺人行おくのほそ道(上) 松本清張 銀座で洋装店を経営する美しい叔母は、倉田麻佐子の自慢だった。ある時、麻佐子は、叔母が叔父の山林を、無断で売ったことを知り愕然とする。叔母は何故お金に困っているのか? 秘かに謎を探る彼女は、山林売買の仲介をした海野が交通事故で死んだことを知る。その死は、連続殺人事件の第1弾だったのだ! 607円 棲息分布(上) 松本清張 戦後の混乱期に巨財を築いた社長が、愛人を通して政界実力者に接近。一方、その妻は若いツバメとの浮気に明け暮れる日々――地位と金と女、そして企業社会の底にはびこる謀略。またそこに乗じる虎視眈々の駆引。飽くなき欲望うずまく政財界の暗部を、時代を予見する作家の眼がとらえた興味つきない力作長編。 550円 天保図録1 松本清張 上意! 江戸城老中部屋に呼ばれた将軍家慶の側用人水野美濃守は、老中筆頭水野越前守忠邦から、突然の罷免を告げられた。その瞬間こそ天保の改革の幕あけだったのだ。家慶の信を得た忠邦は野望に燃える鳥居耀蔵を町奉行に抜擢、苛烈ともいえる容赦ない諸改革を断行する。天保政治の実相を壮大に描く時代長編〈全5巻〉 550円 かげろう絵図 上 松本清張 【この電子書籍は、2004年発売の電子書籍『かげろう絵図 上』の表紙を新たにしたものです。本文内容は2004年版と同一です。】 大奥を舞台に鮮やかな推理手法で描く清張流傑作時代小説 著者が「愉しさを第一に」取り組んだ傑作時代小説。徳川家斉が大御所として君臨する天保十一年、絢爛たる吹上の桜見の会で奥女中らが注視する中、事件は起こった――。家斉が寵愛する中臈と背後の黒幕石翁。彼らの追い落としを謀る水野忠邦一派。両者の罠のかけあいを推理手法で描き、権力に群がる矮小な人間の姿を炙りだす。 1,100円 かげろう絵図 下 松本清張 【この電子書籍は、2004年発売の電子書籍『かげろう絵図 下』の表紙を新たにしたものです。本文内容は2004年版と同一です。】 大御所家斉倒れる! 激化する権力争いの結末は 大奥女中と法華宗僧侶の乱れた性の証拠を掴むべく、密偵として大奥に忍び込んだ齢十九の登美に魔の手が迫る。部屋住みの三男坊、新之助が大胆に敵を翻弄し、事態はますます息をもつかせぬ大攻防へ。両陣営に犠牲者が続出。そして、衝撃的な結末は――。全てを見届けた新之助の目には儚い陽炎が揺れていた。 1,100円 熱い絹(下) 松本清張 マレーシアの高原カメロン・ハイランドの密林に消えた大富豪。その謎を日本・マレーシアの両警察が追ううちに次々と起こる連続殺人。緊張をはらみつつ、事件は意外な結末へと一気に向かう。1967年に起きたタイ・シルク王「失踪」事件を背景に、雄大な構想でまとめあげられた本格長編推理完結。 836円 異変街道(下) 松本清張 隠れ里、台里の秘儀。甲府勤番支配の山根伯耆守江戸屋敷と甲斐を結ぶ面妖な青日明神祠の点と線。絵馬に記された謎の符諜――。甲斐武田氏の隠された金脈をめぐる欲望が、人々を陰謀と殺戮へとみちびいたのか。栄吾の死をうたがう銀之介の目前で手がかりの糸はもつれ切断されて迷宮の深底へひきずりこむ。 555円 花氷 松本清張 不動産ブローカーの粕谷は、元愛人の登代子と銀行員坂本の仲に目をつけ詭計で支店長黒川を脅迫する。粕谷が狙う一攫千金の野望は国有地の払下げである。資金のメドのついた彼は、臆面もなく政界実力派の代議士に接近……。腐敗する政界裏面と、飽くことのない欲望に奔走する男の黒い構図を描く異色作。 836円 黄色い風土 松本清張 日本列島を北から南へ連続して起った6つの変死事件――奇妙な新婚旅行の男の変死と花嫁の失踪。この不可解な謎を内偵した週刊誌記者・若宮四郎の取材活動は、事件の背後に暗躍する黒い集団の全貌を追及し、富士山麓の樹海に対決する。飽くなき記者魂と、現代社会に巣喰う悪への挑戦を描く本格推理の傑作。 1,243円 北一輝論 松本清張 二・二六事件に連って北一輝が刑死したのは昭和12年8月であった。以来、正体のつかめない「思想家」として様々な思想図式や議論にさらされてきた。ここに著者は、決定的ともいうべき、この人物についての論著を、周到な実証によって最も客観的な歴史論の立場から迫り達成した。 550円 草の陰刻 松本清張 松山地検庁舎の怪火で事務官が焼死、事故として処理された。だが死亡した元検事の娘からの手紙に不審を抱いた青年検事は、真相追跡を始めた。そして浮かびあがるのは暗い過去を抹殺しようと腐心する黒い影――。青年の傷心と挫折の日々を活写し、推理小説の枠を超えた巨星松本清張の本格派傑作長編!! 1,210円 黒い樹海 松本清張 仙台へ旅立った筈の姉が、意外や浜松のバス事故で急死! 身分証明書が不明のため知らせが遅れ、笠原祥子は事故現場へとんだが手がかりは無い。新聞社へ勤めた彼女は、姉の交友関係の男たちを追求中同僚の婦人記者と、事件の鍵を握る女性の相次ぐ殺人事件に――。マスコミに潜む人間悪を抉る推理の傑作。 902円 湖底の光芒 松本清張 遠沢加須子は、中部光学という夫の遺したレンズ製造会社を長野県の諏訪で経営している。親会社の倒産で苦境にたった時、手をさしのべて来たのは、ハイランド光学だった。親会社の横暴に泣く下請会社の悲哀と、加須子にのびる欲望の影、そして加須子の妹の情熱が一つの悲劇を呼ぶ……諏訪湖に沈む謎は何? 691円 殺人行おくのほそ道(下) 松本清張 叔母の周りの人々が次々と殺されていく……しかも、その土地が松尾芭蕉の『おくのほそ道』に由来している。麻佐子は、5年前、叔父と二人で旅した“おくのほそ道”と連続殺人の謎を解こうとして、やがて犯人と覚しき男を知る。しかし、その男もまた、殺されてしまうのだった。それでは真犯人はいったい……。 628円 新装版 彩色江戸切絵図 松本清張 退廃が翳を落とす江戸市井の片隅に、人知れず生きる男と女。色と欲、そして仮借ない世相が時にやりきれない犯罪を呼び起こす。残忍な手口で殺された乱暴者の遺体から、意外な犯罪のからくりと、その憐れな動機が浮き彫りになる「大黒屋」など、芳醇な情緒と狂おしい哀感を湛えた傑作時代ミステリー6編。 764円 新装版 紅刷り江戸噂 松本清張 変わり行く季節を愛し、四季折々の行事やしきたりを重んじた江戸市井の人々。平穏な世の死角で起きる惨事もまた、江戸の風習と無縁ではなかった。織物問屋主人急死の真相を暴く「七種粥(ななくさがゆ)」、絵職人の犯罪を描く「虎」など、色情が高じて忠義を忘れ、後戻り出来ない魔道に迷う人間の愚かしさを突いた時代推理の名品6編。 712円 棲息分布(下) 松本清張 手段はともあれ、ひとたび巨大な力を握れば、その力は雪ダルマ式に膨張する。政界実力者と結んだ社長は、その触手を着実に伸ばしていく――悪が人間社会をこともなげに通り過ぎたあとでは、もはや悪は悪でなくなるのだ! 現実世相のなまのすがたとありようを、巨匠松本清張が快調な筆致でえぐる長編。 550円 1 234 ... 9 TOP 電子書籍(本・小説) 松本清張