空想サンドウィッチュリー

購入した作品の読み方

あらすじ

夢のサンドイッチ屋さん、開店!

ダンボールで作った屋台がどこへでも飛んでいく。
海、無人駅、小麦畑、戦場、江戸時代!?
1日限りの特別なサンドイッチを、人気ベーカリー「ル・プチメック」の西山逸成シェフがこしらえて、パンラボ池田が店長になってご提供。

Twitterでなが~く反響を重ねる名物企画が「一応レシピ本」的体裁でついに書籍化! マネはしづらいが、アレンジ(空想)のしがいはある!

「引退したら小さなサンドイッチスタンドを開きたいなぁ。ひとりで作れる分だけ、気の向くままに作ってみたいよ」
「おいしそうな夢ですけど、西山さんの引退まで待てません。いますぐダンボール屋台で店を出しましょう」
それから3年とちょっと。
春夏秋冬、西へ東へ、海へ山へ。
働く女性のために、戦う男性の腹ごしらえに、お子様からお殿様まで、名作文庫からおせち料理まで。空想によりをかけて、屋台を出店奔走。
大の大人が馬鹿馬鹿しいことに真剣に取り組んだ前代未聞のプロジェクト、空想サンドウィッチュリーの前身的企画「空想ブーランジェリー・アンナ・カリーナの食べたパン」も特別掲載して、ついに発進!
さあ召し上がれ。

著者プロフィール

西山逸成(にしやま いつなり)
「ル・プチメック」「レフェクトワール」オーナーシェフ。
1968年(昭和43年)、京都府福知山生まれ。レストランでの料理人修行、京都フリアンディーズでのパン修行を経て、渡仏。各地で料理の修練を積むとともに、フランス文化を吸収。1998年にル・プチメックを京都に開店、まるで映画の中のパリに足を踏み入れたような店舗も話題を呼び、全国から客がやってくる人気店に。2012年11月にはサンドイッチ専門店「レフェクトワール」を原宿に出店。


池田浩明(いけだ ひろあき)
パンラボ主宰、ブレッドギーク(パンおたく)。東においしいパン屋あると聞けば行ってパンを食べ、西にすごいパン職人がいると聞けばその声に耳を傾け、南に偉大な小麦農家ありと聞けば、土を掘り返し、小麦をむしゃむしゃ頬張る。著書『サッカロマイセスセレビシエ』、『食パンをもっとおいしくする99の魔法』、編著に『パンの雑誌』(すべて弊社刊)。「おかしなパン」(山本ゆりこ共著・誠文堂新光社)、「このパンがすごい! 」(朝日新聞出版)。


中身
プロローグ 段ボール屋台のできるまで
第1章 本屋
第2章 4月の魚
第3章 こどもの日
第4章 戦場
第5章 京町屋
第6章 海の家
第7章 駅弁
第8章 暴れん坊将軍
第9章 熱帯植物園
第10章 小麦畑
第11章 おせち料理
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空想ブーランジュリー・アンナ・カリーナの食べたパン