さなとりょう
谷治宇 1,760円
あらすじ
鬼小町の異名を持つ女剣士「さな」
天衣無縫のうわばみ女「りょう」
二人が挑むは幕末最大の謎
「坂本龍馬暗殺事件」
女の一分、立たせていただく!
明治6年(1873年)秋。江戸城掘端に近い桶町の、北辰一刀流千葉道場を訪れた一人の女によって道場主の娘「さな」の災厄は始まった。女はかつてこの道場に通った土佐藩士、坂本龍馬の妻「りょう」と名乗ったが、さなはその龍馬の許嫁だったからだ。決して出会ってはならない二人の女が出会い、やがて、維新の闇に隠された事件の謎と巨大な陰謀が浮かび上がってくる。反目し合いながらも共に真相を追う、二人の前に現れた意外な黒幕の正体とは!?
圧倒的な迫力と疾走感で描かれるエンタテインメント時代小説、ここに誕生!!