日中開戦6 核の脅し

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あらすじ

九州南部に上陸した中国空挺兵の多くは、着地点を誤り分散したことで、自衛隊や地元〈義勇軍〉に殲滅された。しかし、孤立しながらも生き残った兵たちは、劣勢な中で生き抜くため、数ではなく知恵を使いはじめる。彼らがインターネットやマスコミを使い「投降」の意思を公にしたことで、日本は迂闊に攻撃できなくなったのだ。そして、ここにきて北京の指導部の切ってきたカード「核兵器の使用」が日本政府の判断を難しくした。戦況は圧倒的に日本有利の中、戦いの終息に向けて、それぞれの上層部は、どう舵を切っていくのか? いよいよ、日中の戦いは佳境に突入する!