振り回されない「がん」医療 - 病理医だけが知っている“本当”の診断最前線 -

購入した作品の読み方

あらすじ

がんについての情報は書店やインターネット上にもあふれ、
現在の医療の不備などを書き連ねて医療不信を煽る書籍やサイトなども増えている昨今、
自分や家族などが「がん」に直面したときに、適切な情報を得て、
納得できる医療に出会うにはどうしたらよいのでしょうか。

本書では、がんの“審判”ともいわれる病理専門医が、がんの虚像と実像を解き明かしつつ、
がん医療の最前線をお伝えします。


「“がん”宣告は人生にとって大きな試練であることは間違いありませんが、がんの実像をつかみ、
得体のしれない悪魔にでも取りつかれたような絶望感からは抜け出してほしいと思います(中略)読者の皆さんや知り合いが、
過剰ともいえる玉石混合の医療情報に振り回されず、医師との信頼関係を築き、
納得した医療を受けられるようにするにはどうすればよいのかについて、なるべく率直にそして正直に綴りました」(本文より)