ラグビー日本代表 1301日間の回顧録

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あらすじ

二度と来ない4年間、二度とやりきれない4年間。

ラグビー日本代表選手たちは今、何を語るのか…



“今だからこそ"語れる真実がここにある。

代表戦士たちがW杯当時と今の“本音"に迫るインタビューを多数収録



2011年12月末のことだった。2012年から日本代表ヘッドコーチにエディー・ジョーンズ氏が就任することが発表された。



「世界も日本も知る名将」は2019年に日本開催のワールドカップを控え、

2015年ワールドカップで24年ぶりの勝利を目指す日本代表のヘッドコーチとしてこれ以上ない選択肢だった。



個人的にも「エディーなら何かしら、してくれるはず」という信念の下、4年間、全57試合を現地取材。

エディーJAPANは、時には朝5時から4部練習を行い、海外への移動日ですら3部練習をやった日もあった。

そして2012年から日本ラグビーの歴史を次々に塗り替えた。

テストマッチで11連勝を達成、世界ランキングは一時期、過去最高の9位まで上昇した。

2015年には宮崎をベースに120日間にわたる合宿も敢行。鍛えに鍛えてきた。

そんな中で迎えたのがワールドカップだった。



予選プール初戦、日本ラグビー史上初めて優勝2回の南アフリカ代表と対戦。

見事なラグビーを披露し、34-32で撃破。日本代表とっては24年ぶりのワールドカップの白星となった。

3勝1敗としながら、勝ち点差で準々決勝に進出できなかったが、20チーム中9位で帰国。

2011年の就任会見「トップ10に入る」といった指揮官の言葉は、まさしく現実となった。



本書は就任会見、そして2012年3月19日の初のエディーJAPANのメンバー発表から、

2015年10月12日の現地の総括会見までの1301日間、節目の試合を中心に監督や選手の肉声をピックアップし、

「ブライトンの歓喜」につながる濃密な4年間を振り返った。



指揮官