戦車男入門

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あらすじ

■元陸上自衛官が語る、「戦車乗り=戦車男」に焦点をあてた1冊。

戦車の基礎知識から、陸上自衛隊・戦車乗りの訓練内容やその裏話、製造メーカー・エンジニアなど現場サイドの苦労話、そして戦車のウオッチング方法までを網羅。
戦車のカタログ情報からは窺い知れない、“戦車乗りのためのディープな世界”がわかってくる!

■目次
第1章 「戦車男」と「戦車」の基礎知識
――戦車など軍用車の分類から戦車の構造など「戦車のキホンのき」を学んでから、
戦車の操縦方法や部隊での訓練内容を解説。陸上自衛隊の訓練のウラ話や意外とたいへんな整備など裏側の話も紹介する。

第2章 陸自の戦車と機甲科部隊の変遷
――和製パットンと呼ばれた61式戦車から、74式戦車、90式戦車、そして最新鋭の10式戦車を
その性能と弱点、ウラ話までを紹介。

第3章 機甲科部隊を取り巻く現状とその将来
――自衛隊の兵器の開発を行なう「技術研究本部」とは何かといったことから、補給部隊、装備品実用試験など自衛隊の裏方の仕事、数が減り続ける陸上自衛隊の戦車について解説する。

第4章 機甲科と戦車の世界を100倍楽しむ方法
――どこで戦車は見られるか、戦車のどこを見ればよいのか、戦車を楽しむためのウオッチングガイド。
また戦車乗りになるための手段についても紹介。

■著者略歴
あかぎ ひろゆき
昭和60年(1985)3月、陸上自衛隊第5普通科連隊 新隊員教育隊(青森)に入隊。その後、武器補給処航空部(霞ヶ浦)、補給統制本部(十条)、関東補給処航空部(霞ヶ浦)に勤務し、平成15年に二等陸曹で依願退職。翌年に予備自衛官となり、平成19年から第31普通科連隊所属の即応予備自衛官として召集訓練に励む。また、つくば戦略研究所(所長・かの よしのり)にて、主任研究員も務めている。