なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
マイケル・A・ロベルト/飯田恒夫 2,090円
あらすじ
「問題を解決することと、問題を見つけることは、まったく異なった能力である」――シドニー・フィンケルシュタイン(『名経営者が、なぜ失敗するのか?』著者) ◆ 問題を解決する前に「発見」せよ ◆ 問題を解決するには、まず「問題」がわかっていなければならない。 問題が起こり、大事故・大惨事に発展してから解決策を見出すより、 しかし、手遅れになってからやっと危機に気づいたり、見当違いの問題を解決しようとしている場合さえある。 ◆ 優れたリーダーが実践する、問題発見7つのスキル ◆ 優れたリーダーは、危機を未然に防ぐべく、問題を発見する能力を身につけている。
企業をはじめ、多くの組織において問題は隠れてしまい、いくら問題解決法を知っていても、
「解決すべき問題」が何か、わかっていないことが問題になっている。
問題になりそうなことを早くに発見し、まだ軽微なうちに手を打つことのほうが価値がある。
現実の世界では、リーダーはまず問題を発見しなければならない。
解決すべき問題が何かを把握する。真の問題を見極めることが最も難しい課題である。
本書では、150人以上の経営者へのインタビューと、
ビジネス・政治・軍事・スポーツ・医療など数々のケーススタディを分析。
優れた問題発見者となるために、リーダーがマスターすべき7つのスキルと能力を示す。
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