図解で理解 五輪書

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あらすじ

※本書は、ぶんか社より2007年に発売された『ズバリ図解 五輪書』を電子書籍化したものです※

不世出の剣豪・武蔵が晩年に著した地・水・火・風・空の五巻から成る兵法書『五輪書』。
武蔵が幾多の戦いの末に到達した剣の思想が明確に示されており、剣道にたずさわる者だけでなく、一般読者も生きるうえでの指針、智恵、厳しい修行の道というべきものを読み取ることができるに相違ない。本書は武蔵の『五輪書』を現代語( <>山かっこ内)で平易に示し、それをさらに図解で示す方法を取っている。本書が剣聖・宮本武蔵の孤高の精神、厳しい鍛練道を把握するよすがとなれば幸いである。

■主な内容
・第一章 宮本武蔵と五輪書
 宮本武蔵とは
 『五輪書』とは
 諸芸に通じた武蔵
 出生地と姓の謎
 若かりし戦いの日々
 吉岡一門との戦い
 巌流島の決闘
 武蔵の生きた時代
 (コラム)武蔵の恋
・第二章 地の巻 二天一流の概略
・第三章 水の巻 剣術指南
・第四章 火の巻 戦術・戦略指南
・第五章 風の巻 他流派の分析・批判
・第六章 空の巻 至極の兵法 ほか


■監修者/志村有弘(しむら・くにひろ)
相模女子大名誉教授、県立神奈川近代文学館評議員、日本文藝家協会会員。説話・軍記を軸とした伝承文学を専攻。著書に『宮本武蔵を読む 新訳五輪書』(大法輪閣)、『羅城門の怪』(角川学芸出版)、『信長戦記』(ニュートンプレス)、『役行者のいる風景 ― 寺社伝説探訪 ―』(新典社)、『怪異な話 本朝不思議物語』(河出文庫)など多数。