今、父は子に何を語るべきか
濤川栄太 528円
あらすじ
◎感動、仕事、人生。
家庭での「父親不在」が叫ばれて久しいですが、その影響は確実に子どもを蝕んでいます。
困難時にふんばれない子どもたちなど、その典型でしょう。
昼間は寝ていて、真夜中のコンビニにたむろする子どもたちも珍しくなくなりました。
また、自殺を簡単に選択してしまう子どもたちもいっこうに減りません。
子どもが価値観を形成するには、誰かの価値観とぶつからなければなりません。
それこそ、父親の役目です。父親が自身の価値観を表現しないと、子どもは葛藤の対象を失い、心が育っていかなくなります。
子どもは、あふれるばかりの「母性」を一方で求めながら、大きな「父性」を全身全霊で求めているのです。
あなたは、わが子に語るべき言葉をもっていますか。
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