日中開戦7 不沈砲台
大石英司 著 990円
あらすじ
熊本県八代を巡る日中の攻防は、多数の犠牲者を出しながらも、中国に「核」を使用させなかった日本に軍配が上がる。しかし、残存兵が山に籠もり戦闘を続けていることは、中国本土で「事実上の勝利」として喧伝され、今だ勢いは衰えない。一方、この戦いの要ともいえる地、佐世保ではある動きが。開戦前に事故を起こし、ドッグで修理を続けていたサン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦“グリーン・ベイ”が、突如湾へと出航したのだ。遂に、米軍が動きはじめる。この米軍の動きは、戦いにどういう影響を与えるのか――!? 0ページ