海音寺潮五郎 37件 人気順 新着順 西郷と大久保と久光 海音寺潮五郎 大河ドラマ「西郷どん」をより楽しみ、西郷隆盛を知るには必携の書が待望の復刊。明治維新の原動力となった島津藩で、内外に信望の厚かった西郷隆盛、西郷を疎んじる島津久光、竹馬の友からのちに袂をわかつ大久保利通。3人の個性と人間像を浮き彫りにした史伝的小説。 740円 加藤清正(上) 海音寺潮五郎 十五歳で木下藤吉郎(のちの秀吉)に仕えた虎之助(清正)は、股肱と頼む肉親の少い秀吉の重用に応えて、 山崎、賤ヶ嶽はじめ数々の合戦に名を上げ、ついに肥後の太守となった。小田原城を陥した秀吉を出迎えて、 清正はともに故郷中村に錦を飾る。翌天正十九年、太閤となった秀吉は朝鮮出兵を決意し、清正と小西行長に先鋒を命じた。 750円 加藤清正(下) 海音寺潮五郎 秀吉の死によって朝鮮出兵は不毛のうちに終る。清正、行長の間に根深い対立を残しただけだった。 武断派と文治派を代表するその対立は、関ヶ原の勝敗を分ける決め手ともなり、世は徳川氏のものとなった。 慶長十六年、家康と秀頼の対面が無事終るのを見届けた清正は領国熊本でその生を終える。大坂夏の陣はその僅か四年後だった。 750円 日本歴史を散歩する 海音寺潮五郎 歴史小説の巨匠・海音寺潮五郎――本書は、独特の歴史観で一世を風靡した著者が、安政の大獄や秀吉の虎狩りにまつわる逸話、薩摩武士道や鉄砲伝来にまつわる史実、国をあげての禁煙令など、今まで知られていなかった部分にスポットをあて、歴史と人間を探り明かした異色の歴史随筆二十三篇。「チェスト」でおなじみ電光石火のごとき剣法「秘剣示現流」。大隈重信を大いに嫉妬させた西郷隆盛のすさまじい人気ぶりと魅力を語った「南洲随筆」。大老・井伊直弼が大奥の手先となって断行したという安政の大獄の経緯「ペリーと井伊大老」、“天は自ら助くる者を助く”という言葉の真実を描いた「長久保なほ」……。長年の研究によって掘り起こされたこれら日本史の秘話、もう一つの歴史を旅させてくれる。 1,300円 明智光秀をめぐる武将列伝 海音寺潮五郎 2020NHK大河ドラマ「麒麟がくる」をより面白く! 名著『武将列伝』から光秀ほか六人の武将を抜粋した特別編集版。 戦国史上最大の逆臣と言われる明智光秀。 信長に仕えて以降は詳しく伝えられているが、その出自と最期は判然としない。 そこに改めて光を当てたのが海音寺潮五郎。 名著『武将列伝』から光秀自身と、彼に関わる武将の列伝を新たに編んだのが本書である。 斎藤道三、織田信長、 豊臣秀吉、前田利家、明智光秀、黒田如水、徳川家康の七人を収録する。 774円 西郷隆盛 雲竜の巻 海音寺潮五郎 幕府は土台から腐りきっている。並み居る列強の脅威に対抗し、日本を守るには薩摩と長州が手を結ぶしかない…。西郷は大久保利通らとともに両藩の盟約に奔走するが、計画は難航、迫り来る外国艦隊の前に日本は混乱を極めていた。 838円 西郷隆盛 王道の巻 海音寺潮五郎 勝海舟と協議し江戸城を無血開城に導くなど、西郷が世の平定に奔走する一方、彰義隊戦争を経て、時代は江戸から明治へ刻々と移りゆく…。維新最大の英雄伝、堂々の完結編。 838円 西郷隆盛 天命の巻 海音寺潮五郎 維新第一の英雄、西郷隆盛。維新運動の中心人物として活躍した彼は、なぜ、維新政府に不満を抱いて、賊将として死ななければならなかったのか?彼に対する世の誤解を解くべく、西郷をこよなく愛する作家・海音寺潮五郎が、彼の本当の姿を描いた傑作長編。 838円 聖徳太子 海音寺潮五郎 官位十二階や十七条憲法制定、また遣隋使派遣の目的は、日本を新しい統一国家にするためだった。大化の改新のすぐれた布石者である太子。その行動の的確さ、見とおしの鋭さを歴史小説の大家・海音寺潮五郎が描ききる。 838円 新太閤記(一) 海音寺潮五郎 尾張の鉄砲足軽の子、与助は、その容姿から「猿」とあなどられる愛嬌者の百姓だった。小さな体に秘められた出世への情熱は熱く、智謀にたけ、努力の甲斐あって織田家の小者をふりだしに、トントン拍子の出世街道に漕ぎ出す。木下藤吉郎と名を改め、人心をつかむ術にたけた彼は巧みな取入りと人使いで、清洲城の普請に、桶狭間の戦いにと八面六臂の活躍で功をあげ念願の士分にまでとりたてられた。一代の英雄を描いて興趣つきない極めつき太閤記。 660円 史伝 西郷隆盛 海音寺潮五郎 2018年、NHK大河ドラマの最高の教科書 維新の英雄、西郷隆盛の生き様は薩摩の風土・人情、 そして主家島津家の家風を抜きにしては語れない。 名君斉彬から多くの影響を受けた西郷は、維新の志士藤田東湖、 橋本佐内、月照らとの交流から次第に天下に目を向けるようになった――。 疾風怒濤時代の若き西郷の軌跡を辿り、その実像に迫る傑作歴史読物。 (解説・葉室麟) 753円 武道伝来記 海音寺潮五郎 臆病者と蔑まれた間宮織部は、息子・和三郎に「武士」の心を打ち明けて死ぬ。後日、若殿のお供をした和三郎は、大藩・細川家とのトラブルを唯一人で収拾、父の汚名を晴らす。直木賞受賞作。 770円 新太閤記(四) 海音寺潮五郎 戦国の世を疾駆する男たちの傑作長篇の完結篇。柴田勝家を筆頭とする反秀吉派を一掃して、天下人への道をさらに進めた秀吉の唯一の不安は徳川家康の存在であった。小牧、長久手の戦いで両者はついに対決、しかし秀吉の敗北にもかかわらず、家康は秀吉に帰服し、長かった戦国時代の幕はおりた。主君信長の果たせなかった天下統一へと駒を進め、比類のない栄耀に浸る秀吉。しかし次第に穏やかならざる不安が湧き上がり、それを払拭しようと侵略の矛先を朝鮮へと向けはじめる……。 660円 新太閤記(三) 海音寺潮五郎 トントン拍子で出世してきた秀吉の前に、明智光秀の反逆によって、猛獣のように怖れていた主君信長が本能寺に斃れるという事態が出来した。毛利攻略のため中国に兵を進めていた秀吉は、信長の死を秘して、軍をとって返し、山崎の合戦で光秀の軍を破った。天下を目前にして秀吉の智略は光る。とはいえ、眼前には柴田勝家、徳川家康など名門武将たちが虎視眈々として控え、織田家の血脈を利用しようと謀略をはじめる。その渦中には、秀吉が一心に憧憬をつづけたお市の方がいた――。 660円 新太閤記(二) 海音寺潮五郎 今川義元を破った信長の前には、なお、あまたの強敵があった。美濃の斎藤、伊勢の北畠等々……。かれらとの戦いが苛烈であればあるほど、陰に陽にはたらく藤吉郎の智略は光った。がんじがらめの格式が意味をうしない、まことの実力主義が台頭する時代にあって、信長の潔い重用がめざましい効果をあらわしはじめたのである。そして天下を狙う信長の運命とともに、藤吉郎の運命も急上昇をつづける。が、彼自身が後年の運命を察知し得たかどうかは未だわからない。 660円 さむらいの本懐 海音寺潮五郎 幕末の世に大仕事をしながら、将軍慶喜からも疎まれ罵倒された勝海舟、一介の流人あがりにもかかわらず東国武士に担ぎ上げられ鎌倉に幕府を開いた源頼朝などなど、人の褒貶は棺を蓋うてもなおなお定まらない。永い時の流れを経てみれば勝者も敗者もみなひとしく美しく懐しい。遺るのはただ、男の美学の存否のみ、その尺度で測られることこそが「さむらいの本懐」だろう。円熟の史眼で転変を凝視する巨匠の小説と随想集。歴史を読む醍醐味はこの一冊に凝集される。 660円 寺田屋騒動 海音寺潮五郎 幕末の悲惨な事件はなぜ起こったのか。文久二(1862)年四月二十三日、伏見の船宿・寺田屋の二階。長州と手を組んでクーデターを謀る薩摩誠忠グループの動きは、長州嫌いの久光の怒りを買った。蹶起中止を説得する使者との間に朋友相撃つ惨劇が起こる。武士にとって藩命と理想、君命と朝命はいずれが重いか、この時点でこれは答えの出ない命題だった。怒涛の時流にのまれ、ピュアに生きすぎた武士たちの過ちとプライドを絶妙の語り口でつづった歴史ドキュメント。 770円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 海音寺潮五郎 2ページ目