井川 香四郎 99件 人気順 新着順 口は災いの友~ふろしき同心御用帳(三)~ 井川 香四郎 日本橋の両替商に押し込みに入った男が逃走。医者の屋敷に人質と共に立て籠もった! 駆けつけた南町奉行所筆頭同心の近藤信吾は、咎人との難儀な話し合いにあたることに。材木問屋の主人や作事奉行方の大工頭を呼べなどと要求を重ねることを訝しみ、その関係を探ると……。(表題作) 奉行所嫌いの同心が大法螺吹いて事件を裁く、痛快な人情時代シリーズ第三弾!(『ふろしき同心御用帳 残り花、風の宿』改題) 660円 寅右衛門どの 江戸日記 殿様推参 井川 香四郎 人情時代劇を得意とする井川香四郎氏による文庫書き下ろしシリーズ 「寅右衛門どの 江戸日記」の第5巻にして完結編。 時は老中・松平定信の頃。 江戸の長屋にフラリと現れ居候となった「自称・改易された元お大名」の与多寅右衛門が、茫洋たる立ち振る舞いと、見掛けに似合わぬ腕っぷし、どこから知恵が出てくるの?という突拍子もない奇策で、長屋にまつわる大事件、小事件を解決していく痛快人情噺……と思いきや、物語は度重なる急展開。 実は寅右衛門は越後四条藩の殿様の「影武者」であったと判明。 とはいえ殿様同様の教養と武芸を身に着けた寅右衛門の活躍は江戸の評判になり、旗本から仕官の話が舞い込んだり、元の藩からの刺客に狙われたり。 やがて幕府の大物に見込まれ、なんと幕府の「若年寄」に抜擢、それに伴い武蔵滝山藩の藩主、つまり「本物の殿様」になってしまった、というのが前回までのお話。 最終巻でも、庶民に味方し理想を語る「型破りな若年寄」ぶりを発揮する寅右衛門だが、その行く手には「改革老中」を気取りながら増税ばかりを考える出世主義の上役、財政再建の「妙手」を引っさげ幕政に食い込もうとする胡散臭い事業家、財源もなしに大胆な救民政策を打ち出す野心家の勘定奉行……と、次々に難題が立ち塞がる。 さらに江戸の子供がさらわれる誘拐事件、消えた身代金、その裏に潜む幕閣内の抗争。 寅右衛門は、長屋時代の仲間たちの助けを借りて難敵に立ち向かう寅右衛門だが、そこに謎の女の影が!? 最終巻は、謎あり、活劇あり、人情あり、恋(?)ありと盛り沢山。 落語ファン、時代劇ファン、そして硬派な歴史ファンも楽しめること間違いなし。 寅右衛門どのの物語は、大団円を迎えることができるのか? 815円 銀杏散る~ふろしき同心御用帳(二)~ 井川 香四郎 大店や札差、武家屋敷から大金が盗まれる事件が続出。しかし、同心の近藤信吾ら奉行所の面々は解決の糸口が掴めずにいた。そんな折、彼とは腐れ縁の仲である瓦版屋の栄吉が、町で妙な煎餅屋を見つけ、好奇心から出入りしていたところ……。(表題作) 奉行所嫌いの型破りな同心が、大法螺吹いて事件を解決! 人情味溢れる活躍を痛快に描く時代シリーズ第二弾! 『ふろしき同心御用帳 情け川、菊の雨』改題。 660円 船手奉行さざなみ日記(一) 泣きの剣 井川 香四郎 鎖国政策の終焉は、海域警備の重要度を上げた。かつて吹きだまりと揶揄された船出奉行所は、国防を担うまでの存在に。その筆頭与力に出世した早乙女薙左は、ある日、海岸線で妙な一団を見つける。密入国か? 調べ始めた薙左は裏で密命が蠢いていることを突き止めるが、少年時代に失踪した幼馴染みが絡んでいることも知り……。新シリーズ開幕! 677円 あやめ咲く~おっとり聖四郎事件控(三)~ 井川 香四郎 霧雨に煙る汐見橋の上で、泣きくずれる若い娘を助けた乾聖四郎。女は記憶を失っていた。あやめと名づけた女の昔には、何が隠されているのか。過去を辿り始めた矢先、あやめは情夫殺しの嫌疑をかけられてしまう。徐々に明らかになる哀しい人生とは!?(表題作) 天下御免のお墨付きを戴く、備前宝楽流の庖丁人・聖四郎の人情の剣が一筋の涙を斬り払う、シリーズ第三弾! 715円 彩り河~くらがり同心裁許帳(六)精選版~ 井川 香四郎 両替商「肥後屋」の娘が拐かされた。監禁されたお小夜は、見張り役の又八の顔を見知っていた。かつて、どぶ川で溺れかけた子猫を、お小夜の求めに応じて又八が助けたのだ。金持ちの蔵屋敷と、日々の暮らしもままならない者たちの街を隔てるどぶ川。その川が引き離す大店の娘と貧しき若者の淡い恋を、角野忠兵衛は救うことができるか!?(表題作) 精選シリーズ第六弾! 660円 裏始末御免~くらがり同心裁許帳(八)精選版~ 井川 香四郎 「ましら平蔵」を名乗る盗賊に蔵を荒らされた油問屋「淡路屋」の夫婦が心中をした。角野忠兵衛は事件の裏に、浅草の熊蔵親分に操られる、天平ら身寄りのない子供たちがいることに気づく。子供を救おうとする忠兵衛だが、町名主の丹兵衛とさらに大物の影も蠢き始め……。(「鋳放し銭」・表題作) 詩織、新八郎、五郎蔵ら忠兵衛の仲間に最大の危機が訪れる、精選シリーズ完結編! 605円 縁切り橋~くらがり同心裁許帳(二)精選版~ 井川 香四郎 両替商の主人が、後ろ手に縛られ、心の臓を一突きにされて殺された。その残忍な手口は、一年前の庖丁鍛冶職人・房蔵殺しと同じだった。“くらがり同心”こと永尋書留役の角野忠兵衛が房蔵殺しを洗い直すと、思いもよらぬ真実が……(表題作)。くらがりに落ちた事件に明かりをあて、男と女、親と子の哀しい想いをも救い出す窓際同心の活躍を描く、精選シリーズ第二弾! 715円 おっとり聖四郎事件控(一) 井川 香四郎 将軍家御料理番・四条流の流れをくむ備前宝楽流の庖丁人・乾聖四郎。津軽藩と南部藩の婚儀の料理を任された聖四郎は、その席に乱入してきた賊たちを鮮やかな剣で斬り伏せた。否応なしに事件に巻き込まれた聖四郎だが、その裏には幕府の巧妙で非情な謀略が隠されていた……。庖丁と剣の達人“おっとり聖四郎”が、人情の料理で人の心を救い悪を斬る、シリーズ第一弾! 『「飛蝶幻殺剣」』改題。 660円 落とし水~おっとり聖四郎事件控(四)~ 井川 香四郎 美しい肌になると江戸の娘たちに評判の“化粧水”を商う『吉野屋』。その女主・桜香に呼び出された聖四郎は、三月の間彼女の食事を作り、若さを取り戻させて欲しいと依頼される。だが聖四郎は、桜香の容貌の衰えは、人を信じられない心の病から来ていると看破する。(表題作) 庖丁人・聖四郎の魂の料理が、人の心を、そして家族の繋がりを救う、人気シリーズ第四弾! 660円 甘露の雨~おっとり聖四郎事件控(七)~ 井川 香四郎 乾聖四郎は、長崎奉行の朝比奈千晶に請われ、オランダ商館で庖丁を振るうため長崎にやってきた。朝比奈は聖四郎と共に、長崎に巣食い利権を貪る悪党どもを一掃しようと考えていたのだ。しかし、長崎奉行に会わせまいと画策する者たちが、聖四郎の行く手を阻もうとしていた……。庖丁旅を続ける聖四郎が九州を駆け抜け、人々の心に明かりを灯すシリーズ第七弾! 660円 くらがり同心裁許帳(一)精選版 井川 香四郎 「くらがりに落ちた」。解決できなかった事件を奉行所ではそう言う。それらの事件を書き留めておくのが、南町奉行所永尋書留役である角野忠兵衛の役目。奉行所の角に忘れ去られた事件を、地道な探索でくらがりから引きずりだす忠兵衛を、仲間の同心はいつしか“くらがり同心”と呼ぶ――。窓際同心の人情味溢れる活躍を描いた人気シリーズから、著者自ら厳選した「精選版」! 715円 鷹の爪~おっとり聖四郎事件控(五)~ 井川 香四郎 勘定吟味役の山川徳馬が路上で殺された。現場を目撃していた油問屋の奉公人・菊松は、下手人と勘違いして隠居暮らしの女・百合を訪ねる。人々から“生きる観音様”と慕われる百合こそ、乾聖四郎のかつての乳母だった……。(表題作) 幕府中枢で進行する米手形をめぐる陰謀に、否応なく巻きこまれていく聖四郎。その封印された秘密がついに明らかになるシリーズ第五弾! 660円 天狗姫~おっとり聖四郎事件控(六)~ 井川 香四郎 自らの秘密を知った聖四郎は、しがらみから逃れるため庖丁修業の旅に出た。だが八王子宿で、天狗の長兵衛一家と大岩亀五郎一家の、やくざ同士の喧嘩に巻きこまれる。千人同心頭と組んで無法を働く大岩一家に憤りを感じた聖四郎は、敵地である遊郭に乗り込むが、彼の前に現れたのは松姫と名乗る不思議な遊女だった……。美女が聖四郎を新たな地へと導く新展開! 660円 情けの露~おっとり聖四郎事件控(二)~ 井川 香四郎 乾聖四郎の許に、かつて共に庖丁人の修業をした貞吉が訪れる。五年前に借りた金に多額の利子を付けて返した貞吉は、聖四郎を怨んでいると告げた。貞吉は庖丁の道を捨て呉服問屋を営んでいたが、短期間でのし上がった裏に、密かに阿片を扱っているという噂が。旧友のため、聖四郎は探索を始めるが……。(表題作) 備前宝楽流の庖丁人・聖四郎が悪を斬る、シリーズ第二弾! 『「飛燕斬忍剣」』改題。 715円 菜の花月~おっとり聖四郎事件控(八)~ 井川 香四郎 聖四郎に弟子入りを懇願していた煮売り屋の権助の娘・お菊が何者かに拐かされた。しかし権助は届け出ようとせず、何も話さない。その様子に不信を抱いた聖四郎の調べで、お菊を連れ去ったのは加賀藩の手の者と判明した。だがその背後では、またも一橋治済が陰謀を企てていた。出生の秘密という逃れられない運命に聖四郎が立ち向かう、シリーズ最終巻! 660円 花の御殿~くらがり同心裁許帳(五)精選版~ 井川 香四郎 南町奉行・大岡越前は、汐留沖の島に四季の草花が咲く行楽地を作った。島に巣くう犯罪者を一掃し、江戸の庶民の遊楽地とするためだった。だがその島に、老中を襲撃して逃亡した浪人・宮坂玄九郎が潜伏しているという。大岡より玄九郎探索の命が、なぜか忠兵衛に下るが、その理由を大岡は語ろうとしない……。(表題作) 人情同心・角野忠兵衛の活躍を描く精選シリーズ第五弾! 660円 ふろしき同心御用帳 井川 香四郎 奉行所に出仕するのが大嫌いな定町廻り同心の近藤信吾。代わりに決まって行く先は船宿の「千成」で、瓦版屋の栄吉や医者の八朔、女将のお蔦らに大げさな自慢話を聞かせて過ごす。されど騒ぎが出来すれば、己の義と情をたぎらせて、刀と大法螺で一件落着。広げた風呂敷は必ず畳む! 粋な男の活躍と江戸の町に住む個性豊かな人びとが織りなす痛快無比の時代シリーズ第一弾! 『ふろしき同心御用帳 恋の橋、桜の闇』改題。(『ふろしき同心御用帳 恋の橋、桜の闇』改題) 660円 ぼやき地蔵~くらがり同心裁許帳(七)精選版~ 井川 香四郎 普請請負問屋「丹後屋」の娘を殺めた咎で捕まっていた、大工の磯吉が処刑された。磯吉は北町奉行所に無実を訴えていたのにもかかわらず、突然の執行であった。「事件の裏には何かある」。北町奉行のやり方が腑に落ちない忠兵衛の勘が騒ぎ、磯吉の娘おりつを訪ねるが……。(表題作) くらがり同心・角野忠兵衛と南町奉行・大岡越前が正義と人情で裁く、精選シリーズ第七弾! 660円 見返り峠~くらがり同心裁許帳(四)精選版~ 井川 香四郎 遊び人の鎌吉が辻斬りに殺された事件が、角野忠兵衛のもとに回ってきた。妹のお仙から、兄を逆恨みする女がいると訴えられ、忠兵衛は八王子宿を訪れる。だが、事件の鍵を握る千人同心の妻・和枝は、自分の子供が鎌吉のせいで川で溺れて死んだという。二つの事件を繋ぐ糸はどこに!?(表題作) 人情の探索で“くらがり”から真相を見つけ出す、精選シリーズ第四弾! 660円 12345 TOP 電子書籍(本・小説) 井川 香四郎 3ページ目