フットボールサミット第34回 柴崎岳 「鹿島の心臓」は「日本の心臓」になる。
編集:『フットボールサミット』議会
サッカー界の重要テーマを多士済々の論客とともに議論する。
『フットボールサミット』第34回目の議題は「柴崎岳 『鹿島の心臓』は『日本の心臓』になる」です。
2016年、鹿島アントラーズの10番に柴崎岳が指名されました。
ジーコ、レオナルド、ビスマルク、本山雅志など、歴代の名選手が袖を通した背番号。
Jリーグ屈指の名門クラブが彼に下した評価は、それだけの期待をかけて、選手としてゆるぎない信頼を寄せる証左ではないでしょうか。
鹿島でルーキーイヤーから試合に出場し、不動の位置を獲得。
逸材が集う「プラチナ世代」のひとりであり、日本代表においても選出、起用されるだけの技術を備えます。
さらに沈着冷静に瞬間のプレーを判断し、ピッチ上でゲームの舵を切り、発展途上にみえるものの身体的な能力も有する未完成の大器とも言えます。
日本サッカー界において、今後ますます飛躍を遂げるであろう選手であることに疑いの余地はありません。
これまでの歩みは本人の資質によるところはあれども、柴崎のポテンシャルはどのような環境で育まれ、才能はどのように成長を果たしてきたのでしょうか。
『鹿島の心臓』という
重責を担なう存在は『日本の心臓』として、これからどのように飛躍を果たすのでしょうか。
新時代の旗手となりうる柴崎岳について、様々な角度から考察していきたいと思います。
編集長・川口昌寿
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