倉阪鬼一郎 190件 人気順 新着順 よこはま象山(しょうざん)揚げ~南蛮おたね夢料理(八)~ 倉阪鬼一郎 文久二年。娘のおかなはすくすくと育ち、夢屋に流れる平和な時――。一方で、過激な尊王攘夷派が各地で次々と騒ぎを起こし、動乱の世が訪れようとしていた。おたねの夫・誠之助が師と仰ぐ佐久間象山も蟄居を解かれ、いよいよ歴史の表舞台に返り咲こうとするのだが……。激動する時代を懸命に生き抜く幕末の市井の人々の姿を温かく描く、好評シリーズ第八弾。 660円 兄さんの味 倉阪鬼一郎 息子千吉が兄とも慕う修業先の兄弟子の身に思いがけぬ出来事が… 十歳になった跡取り息子は、浅草の祖父の長吉屋で修業。 大好きな兄弟子の益吉は、潮来から来た若き料理人。 故郷に店を出す夢が突然… 旅籠付き小料理のどか屋の跡取り息子・千吉は満で十、数えで十二歳。祖父の長吉が営む浅草の名店長吉屋へ修業に入ることになった。長吉屋へは関八州から料理人を志す者が修業にやってくる。長屋は三人で一部屋、兄弟子の一人は潮来から来た二十一歳の益吉、もう一人は房州館山の出で十五歳の信吉。いちばん年若の千吉の修業が始まった……。 《本書に登場する小料理》 ・栗ごはん ・秋刀魚の蒲焼き ・鰈のみぞれ煮 ・焼き柿 ・大根牡蠣鍋 ・大豆飯 ・鰤大根 ・鯛茶 ・蛸の酒ゆすぎ ・鮟鱇のどぶ鍋 ・呉汁の蕎麦水団汁 ・風呂吹き大根 ・筍穂先焼き 770円 廻船料理なには屋 荒波越えて 倉阪鬼一郎 上方の味を江戸に広めたいという大坂の廻船問屋「浪花屋」の主で行方知れずの父の意志を継ぐ、兄妹の次平とおさや、料理人の新吉の三人が切り盛りする料理屋「なには屋」。客が東西の味付けの違いに馴染まず苦戦するが、常連の助言で、軌道にのり始めた。そんな矢先、予想外の話が「なには屋」に舞い込む。悪い噂のある豪商「和泉(いずみ)屋」が、見世を閉め、自分の家の厨(くりや)に入らないかと言うのだ。シリーズ第二弾! 737円 江戸ねこ日和 倉阪鬼一郎 のどか屋の看板猫が、江戸を護る猫地蔵に! 意外、これも御利益? 生まれ変わって、おいで! そんな願いが叶ったような不思議なことが重なって…。 旅籠付き小料理のどか屋に人情あふれる話が舞いこむ。 もと侍の料理人時吉と女房おちよ、息子千吉の旅籠付き小料理のどか屋の看板猫のどかが永眠。誰いうともなく祠と石の猫地蔵が祀られ、お参りの人も増えてきた。出会いがあれば、どうしったて別れも……。生まれ変わって、またここへ!そんな願いが叶ったような不思議なことが重なって、のどか屋に人情あふれる話が舞いこむようになった。 《本書に登場する小料理》 ・江戸玉子 ・風呂吹き大根 ・人参の葉のかき揚げ ・高野豆腐と若布の煮物 ・海老の鬼殻焼き ・牡蠣のもろみ漬け ・蛸の酢味噌和え ・揚げ茄子 ・玉子粥 ・鰤大根 ・蒟蒻の狸汁 ・豆腐飯 770円 ゆめかない膳~南蛮おたね夢料理(七)~ 倉阪鬼一郎 夢屋に誕生した新しい命。おたねは娘に、夢が叶うようにと、「おかな」と名付ける。大地震で亡くした娘おゆめの思い出を胸に作り出した献立は、「ゆめかない膳」と名付けられ、たちまち人気の品となった。安政から万延、そして文久へ――。激動の幕末の江戸を舞台に、たび重なる厄災を乗り越え、健気に生きぬく市井の人々の営みを温かく描く、好評シリーズ第七弾。 660円 あっぱれ街道 倉阪鬼一郎 九歳の千吉が大手柄! 一茶ゆかりの地・流山で悪党の化けの皮を剥ぐ。 江戸の大火で悪党が近郊の野田、流山に移り、押し込み。 のどか屋常連の大橋季川が味醂造りの秋元家の句会に招かれ、同行した千吉は……。 旅籠付き小料理のどか屋の常連大橋季川は、のどか屋を常宿にしている江戸近郊流山の味醂づくり秋元家の句会に宗匠として招かれた。ただし江戸の大火で焼け出された悪党が近場の野田や流山に移り、押し込みを続けているという。のどか屋のあるじ時吉は、一人息子で満九歳の千吉、大橋季川と流山へと旅立った。秋元家は俳人小林一茶の後ろ盾だったという。 本書に登場する小料理 ・青蕗の鯛皮八幡巻き ・伊勢豆腐 ・長芋の梅肉和え ・穴子と胡瓜の酢の物 ・お宝煮(油揚げ袋煮)・西瓜糖 ・海老と若布の黄身酢 ・梅おかか焼き飯 ・豆腐焼き素麺 770円 きずな酒 倉阪鬼一郎 せがれに成りすまして年寄から銭を騙し取る悪い奴は許せない! 造り酒屋「武蔵屋」の老主に家を出た末っ子から文が…。 博打負けた二百両を使いの者に渡してほしいという。相談を受けた時吉らは……。 江戸近郊の造り酒屋「武蔵屋」に家を飛び出した末っ子から文が届いた。博打でつくった二百両を使いの者に渡してほしいというのだ。旅籠付き小料理のどか屋の時吉は常連の大橋季川から相談を受け、文の背後に"からくり"を感じ取って……。せがれに成りすまして年寄りから銭を騙し取る悪い奴は許せない――。刀を包丁に持ちかえた元侍の料理人が立ち上がる。 《本書に登場する小料理》 ・鯵大葉包み揚げ ・小鮎南蛮漬け ・高野豆腐黄金煮 ・おでん串鍋 ・穴子づくし品川膳 ・江戸焼き飯 ・秋刀魚照り焼き丼 ・奈良漬け茶漬 ・酒粕味噌胡桃和え ・鯛飯 770円 からくり亭の推し理 倉阪鬼一郎 安政四年。好色物で、かつ火事のたび大儲けする材木問屋の主人が殺される。死人は「龍」の字をしたためた小さな紙片を握っていた。怪しいのは番頭の龍蔵、出会茶屋の元締め龍次、商売敵の昇龍屋か?周囲には他にも「龍」がいくらでもいて……(「龍を探せ」)。他全四作、南町奉行所隠密廻り同心・古知屋大五郎が難事件に名推理で挑む本格捕物帖の第一作。 679円 廻船料理なには屋 帆を上げて 倉阪鬼一郎 江戸の八丁堀に開店した料理屋「なには屋」は、大坂の廻船問屋「浪花屋(なにわや)」の出見世。次男の次平と娘のおさや、料理人の新吉が切り盛りしている。しかし、江戸っ子に上方の味付けは受け入れられず、客足は鈍かった。そこで、常連になった南町奉行所の同心たちや知り合いの商人(あきんど)の助けで、新しい献立を創ったり、呼び込みをして、徐々に客を増やしていく。だが、上方嫌いの近所の奴らが……。書下し時代小説。 737円 ふたたびの光~南蛮おたね夢料理(六)~ 倉阪鬼一郎 高波で家族すべてを失った扇職人・礼次郎。気落ちからか身に瘍ができ、医者の見立ても芳しいものではなかった。一匹の猫に亡き娘の名前をつけて可愛がっていたが、自らの命も、もう長くはない。夢屋のおかみのおたねは、見世で猫を引き受けることにするが……。厄災が立て続く江戸で、明日を信じ懸命に生きる市井の人々の姿を温かく描く、人気シリーズ第六弾。 660円 京なさけ 倉阪鬼一郎 皿を食わせるのかと、客が怒る老舗京料理屋。時吉に立て直せるか? このままでは店が潰れる! 客をも見下す大女将と板長。 二人の料簡違いを窘めんと、跡取りの願いで時吉は京へ。事態は思わぬ展開をみせ…。 時吉とおちよの旅籠付き小料理のどか屋に、京から老舗料理屋の跡取りが訪ねてきた。時吉の料理の師・長吉が若い頃に修業した四条大宮の宮戸屋の若旦那・京造だった。父の死後、母と板長が形にこだわって心のこもらぬ料理しか出さぬので、客が怒って、このままでは店が潰れてしまう。なんとか料簡違いを窘めて店を立て直してほしいというのだ。時吉は京に行ったものの……。 ~本書に登場する小料理~ ・蛸のやわらか煮 ・蓮根せんべい ・烏賊の黄金扇 ・狸汁 ・常節の鹿の子煮 ・椎茸雑炊 ・里芋の柚子味噌がけ ・秋刀魚の菊花巻き ・穴子の八幡巻き ・翡翠揚げ松葉刺し 770円 若さま大団円 諸国を駆けろ 倉阪鬼一郎 剣と将棋がめっぽう強い旗本の三男坊・飛川角之進。町娘と一緒になり、「あまから屋」という料理屋を営んでいる。実は彼は将軍の御落胤。そのことを知る美濃前洞(まえぼら)藩の重臣たちに頼まれ、病に倒れた藩主の養子となり、家督を継ぐことになった。名を斉俊(なりとし)と改め、領地へ赴き、親藩との諍いを治めつつ、改革を進めるべく尽力する。若さまは、江戸に残した息子と妻と暮らすことができるのか? 704円 若さま包丁人情駒 倉阪鬼一郎 主人公は旗本の三男坊(実は、将軍家斉の御落胤)で部屋住みの飛川角之進。将棋が得意で、根津の湯屋の二階で町人たちを相手にその指導をしている。この快男児がさまざまな事件に巻きこまれ、ときには悪人を成敗し、またときにはともに人情に泣く。人気作家が描く、時代小説の新シリーズ開幕。 680円 若さま包丁人情駒 飛車角侍 倉阪鬼一郎 旗本の三男坊で、部屋住みの飛川角之進。将棋が得意で、根津の湯屋の二階で町人たちを相手にその指導をしたり、湯屋の隣の料理屋で、見習いとして修業をしていたりする。そして、剣の腕も立つことから、様々な事件を持ち込まれることもある。折しも、辻斬りが続発し、武家・町家問わず、被害が出ていた。角之進は、友と共に犯人捜しをすることに……。剣、料理、将棋を極めること邁進する若侍を描く好調シリーズ第2弾! 680円 若さま包丁人情駒 大勝負 倉阪鬼一郎 将棋が得意で、根津の湯屋の二階で町人たちを相手に指導をしたり、湯屋の隣の料理屋で、見習いとして修業をする。そして、剣の腕も立つことから、様々な事件を持ち込まれることもある旗本の三男坊で、部屋住みの飛川角之進。じつは将軍の御落胤だった。その出生のため、諦めていた将棋の勝負が、高級料亭で催されることとなった。現れたのは蒲柳の質の美青年だった! 剣、料理、将棋を極めること邁進する若侍を描く好調シリーズ第3弾! 682円 若さま天狗仕置き 闇成敗 倉阪鬼一郎 小茄子の翡翠煮、常節と若布の生姜 醤油、筍の穂先焼きなど、今日も湯島三組町の田楽屋では、あるじの八十八が丹精込めた料理が美味しい匂いとともに並ぶ。厨には、彼と並んで作務衣をまとった若い侍がいる。じつは彼は、八十八に弟子入りした旗本の三男坊の飛川角之進。剣の腕はたつが、料理はまだまだ修業中。ある日、十手持ちの仁吉が、なんとも剣呑な辻斬りの話を持ち込んできた……。シリーズ第4弾! 682円 若さま闇仕置き 狐退治 倉阪鬼一郎 湯島三組町の「田楽屋」という料理屋で修行中の旗本の三男坊・飛川角之進。剣も将棋も敵なしの腕前の彼の前に、結婚という難題が立ちふさがる。それは、相手が武家ではなく、湯屋の娘だったからだ。そんな彼に、またもや十手持ちの仁吉が、巷で起きた難事件を持ち込んできて……。読むとお腹が空いてくるお料理時代小説の最新作! 693円 若さま影成敗 あまから春秋 倉阪鬼一郎 旗本の三男坊・飛川角之進。湯島三組町の「田楽屋」という料理屋で修行し、剣も将棋も敵なしの腕前の彼は、湯屋の娘と一緒になったのを機に独立して、店を構えた。あたふたとしながらも頑張る二人の前に、十手持ちの仁吉が世間を騒がしている辻斬りがいるという話をもってきた。その事件について、以前、角之進のお付きだった草吉からも、あることが……。読むとお腹が空いてくるお料理時代小説、シリーズ第6弾! 693円 若さま大転身 国盗り慕情 倉阪鬼一郎 湯島の料理屋で修業していた旗本の三男坊・飛川角之進は、剣も将棋も敵なしの腕前。湯屋の娘と一緒になったのを機に独立して店を構えた。そして、子どもが出来たとわかった矢先、角之進が実は将軍の御落胤と知る小藩から難題が持ち込まれた。読むとお腹が空いてくる料理時代小説、シリーズ第7弾! 704円 桑の実が熟れる頃~南蛮おたね夢料理(五)~ 倉阪鬼一郎 疫病コロリ、大火……災厄続きだった安政五年が終わり、夢屋にも笑みが戻り始めていた。そんな折り、おたねに届いた依頼は――。下田に入港した米国軍艦の乗組員の若者が重い病にかかっている。彼のため、故郷の料理を再現してやってくれないかというのだ。異人の扱いに戸惑いながらも、次第に深い情を寄せる夢屋の面々。おたねの献身が胸を打つ好評シリーズ第五弾。 660円 1 ... 789 10 TOP 電子書籍(本・小説) 倉阪鬼一郎 8ページ目