倉阪鬼一郎 190件 人気順 新着順 大江戸秘脚便 倉阪鬼一郎 江戸は芝浜松町。飛脚問屋江戸屋には、才気ある者たちが揃う。遠路駿河への御用に出た駿足の信吉が、何者かに襲われ殺されてしまう。信吉の残した証から、あくどい商売をする紅蝙蝠屋に目をつける仲間たち。兄思いの弟の新次も敵討ちを誓うのだった。一方、王子稲荷までの駆け比べの日も迫っていた。隣の料理屋あし屋の万作たちの力も借りて、江戸屋は勝ち抜けるのか。人情味ゆたかに、江戸を走る飛脚たちを颯爽と描く新シリーズ! 682円 開運十社巡り 大江戸秘脚便 倉阪鬼一郎 大地震、疫病に見舞われた安政の江戸を鎮めるため、江戸の社を巡る健脚たちのかけっくらが企画された。富ヶ岡八幡宮、亀戸天神、神田明神、王子権現など十社を五人一組で巡る催しに、江戸っ子たちは沸き立つ。疫病で仲間を失ったわれらが飛脚問屋江戸屋の飛脚たちも、もちろん大江戸一の座を狙っている。南町奉行所の益満同心にも秘策があるらしい。だが、よからぬことを企むやつらもいる。初めての”大江戸駅伝”の勝者は? 704円 紙の碑に泪を 上小野田警部の退屈な事件 倉阪鬼一郎 多方面で活躍する才人・西木遵が東京・八王子で殺害された。そのとき犯人は、遠く離れた渋谷のホールでクラシックのコンサートを聴いていた……!? 一方、捜査にあたる上小野田警部はアメリカ南部を舞台とした奇怪なミステリーを読みながら、とある場所で犯人の到着を待っている。 警部はテッパンのアリバイを崩せるのか!? 鬼才・倉阪がまたしても仕掛けた、驚天動地のトリック! (講談社ノベルス) 836円 五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 倉阪鬼一郎 絢爛なトリック! 拡散された伏線! 戦慄の終幕劇!!某県・五色沼のほど近くに唐草模様で彩られた黄緑館・藍紫館という名の面妖な洋館が並んで佇んでいる。深い霧と降りしきる雪の中、館のお披露目パーティーが開催された。が、招待客はわずか4人。奇妙なムードの中、第一の殺人が!! 被害者は「怪物が……」と死の直前に呟く。連鎖し起こる不可能殺人! 衝撃の真相が待つ!!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 836円 桜と富士と星の迷宮 倉阪鬼一郎 風光明媚な「日本桜富士館」で催される、富士と桜を愛でる会。ひとりずつ旅に出なければならないというルールに従ったメンバーは皆、日本桜富士館に還ってくる直前で不可能殺人の犠牲になってしまう。「無傷」なのに死ぬ者、自在に飛び回る「天狗」に襲われる者。メンバーが愛する日本の美そのものの光景が反転解体した時、誰も予想できないアーティスティックな真相が出現する! やりすぎ凝りすぎ倉阪ミステリー、最高潮!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 957円 鉄道探偵団 まぼろしの踊り子号 倉阪鬼一郎 東京・新橋にある「TETSU」は鉄道ファンが集うこだわりの喫茶店。そこに持ち込まれる鉄道絡みの不思議な事件の数々……。挑むはマスターの安藤徹雄、「鉄道探偵」を名乗るライターの伊賀和志とその妹・さくら、そして個性豊かなテツの常連客たち。驚きあり、感動ありの五つの事件にあなたも一緒に挑んでみませんか?奇才・倉阪鬼一郎が新たに贈る新感覚ユーモア鉄道ミステリ、ここに開幕! 957円 波上館の犯罪 倉阪鬼一郎 倉阪氏ならではの驚愕バカミスです。読者の思考を遙かに超えた場所に「仕掛け」られた謎とトリックが持ち味の作風が、本作ではさらにパワーアップ! ページを捲れば幻惑必至の恐るべきミステリ小説です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 913円 八王子七色面妖館密室不可能殺人 倉阪鬼一郎 倉阪氏ならではの驚愕バカミスです。読者の思考を遙かに超えた場所に「仕掛け」られた謎とトリックが持ち味の作風が、本作ではさらにパワーアップ! ページを捲れば幻惑必至の恐るべきミステリ小説です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 847円 不可能楽園 〈蒼色館〉 倉阪鬼一郎 若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優、美里織絵が死去。東京にある葬祭式場、蒼色館で告別式が営まれた。その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷には賊が押し入り、見習いの執事と家政婦を刺殺。さらに織絵の妹、浪江の孫を誘拐する! ところが、疑いのかかる関係者たちには鉄壁のアリバイがあった。不可能犯罪に秘められた真相は!? 836円 三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 倉阪鬼一郎 「4月9日(金)午前0:20にお越しください。お目にかかれるときを楽しみにしております。黒鳥館主人」招待状を手に東亜学芸大生・西大寺俊は黒鳥館と名づけられた壮麗な洋館に赴く。招待客は全員無作為に選ばれたという。ウェルカムドリンクを主人から受け取った西大寺は、館内の完全な密室で怪死!!呪われた館を舞台とした凄惨な連続殺人の火蓋が切って落とされる!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 836円 娘飛脚を救え 大江戸秘脚便 倉阪鬼一郎 駿足の若手新次をはじめ、飛脚問屋江戸屋には健脚が揃う。江戸屋の面々に力をつけてくれるのは、隣の料理屋あし屋。だがあし屋の看板娘で娘飛脚に憧れるおみかが、かどわかされてしまう。闇仕事に手を染める商売敵の紅蝙蝠屋が復活したのか? そして身代金二百両を秩父の正丸峠に持ってこいとの付け文が。怒りに燃えるおみかの父親が、かつて鳴らした健脚を披露する。江戸屋の面々総出で、おみかを救い出せるのか!? 704円 四神金赤館銀青館不可能殺人 倉阪鬼一郎 花輪家が所有する銀青館に招待されたミステリー作家・屋形。嵐の夜、館主の部屋で密室殺人が起きる! さらに続く不可能殺人。一方、対岸にある四神家の金赤館では、女の「殺して!」という絶叫を合図に凄惨な連続殺人の幕が切って落された! 両家の忌まわしい因縁が呼ぶ新たなる悲劇! 二つの館が響き合うかのような死の連鎖。鬼才が送る、驚天動地のトリックとは!? (講談社ノベルス) 836円 公家さま隠密 冷泉為長 まろが斬る! 倉阪鬼一郎 冷泉為長は京の名家の血筋を引く、やんごとなきお公家さま。 はからずも北町奉行所隠密廻り春田猪之助の同心長屋の店子となり、猪之助の手下をつとめることになった為長。 だが、猪之助らとともに男児誘拐事件を解決してかわら版に乗ったうえに、みずから主演の芝居に仕立てて大当たりしたため、江戸じゅうの評判に。 老中に認められ、悪の跳梁を食い止める関所として励むよう命じられた為長。その名は悪しき者を闇にて成敗する公家隠密として町のうわさになっていく。 そんなある日、賊に襲われて落命した兄の敵を討ってほしいと、死んだ旗本の妹がやってきた。すでに賊の正体を突き止めていた為長らは、咎人成敗に乗り出すが…。書下ろし第二弾! 770円 ねこ浄土 倉阪鬼一郎 猫はのどか屋の守り神。 代替わりが続いても、猫縁者の輪は繋がる! 今夏も千客万来ののどか屋。 やって来た泊まりの客は、上方訛りの二人組。 もしや影御用が探している「助け金騙し」の悪党か? のどか屋は一に料理屋、二に旅籠、三に猫屋と言われるほど、初代ののどかから、猫を欠かしたことは一度もない。しかも、もらうと「福が来る」と言われる福猫だ。猫縁者は次々に広がり、のどか屋には今日も人情が溢れている。しかし、そんななか、災害に乗じて善意の者から「助け金」を騙し取る輩が出現。大おかみのおちよと二代目千吉の勘ばたらきが冴える! 《本書登場の小料理・茄子のはさみ揚げ》 鶏のひき肉にみじん切りの葱と生姜をまぜ、塩胡椒、醤油、味醂、胡麻油、溶き玉子を加えてよく練りタネに。 茄子はがくを落とし、縦に二つに切ってタネをはさみ、片栗粉をふってからりと揚げる。 盛り付けたら、彩りに紅生姜を添える。 880円 最後の駅 その他の鉄道短篇 倉阪鬼一郎 最後の駅だ……いよいよ到着する……長い旅が終わる 旅か所用か、目的はわからない。とにかく、夢のどこかに必ずあの灰色の橋が現れる。その理由はまったく判然としなかった。橋の向こう側にだれかがいるような気もした。顔のわからないものが、人とも断定できないものが橋の向こう側で待ち受けている。そんな気がしてならなかった。(「灰色の橋」より) 幻想ホラー、ミステリ、ハートウォーミングな物語まで。鉄道にまつわる十篇を収録した、すべて書き下ろしの短篇小説集。電子オリジナル作品。 第一話 青々から 第二話 灰色の橋 第三話 Ωの幻影 第四話 いつか聞いた汽笛 第五話 茶畑に死す 第六話 最後の駅 第七話 矢印の果て 第八話 2号車4D席 第九話 馬橋駅前 第十話 山寺まで ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)、第10回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞(2021年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は230冊を超える。 495円 おもいで料理きく屋 なみだ飯 倉阪鬼一郎 せがれを偲ぶ職人が注文する料理は…… おきくと幸太郎の夫婦が営む「きく屋」は、大川端にある名店で、今は亡き大切な人との「おもいで料理」も評判だ。 月一の講で訪れていた升屋の隠居・喜三郎からおもいで料理の依頼人がいると聞く。 それは、きく屋にも蒸籠を納める職人の治平で、せがれの信平が好物だった炊き込みご飯を注文する。 その仔細を聞くと……。感涙必至、江戸人情物語! 836円 永久のゼッケン 多摩川ブルーにほほえみを 倉阪鬼一郎 舞台は、多摩川沿いのランニングコース。毎年ここで、100キロを走るウルトラマラソンが開催される。主人公の24歳の女性・稲垣真鈴(いながき・まりん)は、母親とともに50キロコースに挑戦することになった。亡くなった父親が果たせなかった10回目のウルトラマラソン完走を、二人合わせて達成するため。そして、10回目の完走者に贈られる、多摩川ブルーの永久ゼッケンを、心の中で手にするために。 一方、千々和純一(ちぢわ・じゅんいち)はかつて日本のトップ長距離ランナーだったが、故障によってスランプになり、目標を見失いかけていた。しかし、このウルトラマラソンに参加することで、走る喜びを取り戻そうとしていた……。 そんな真鈴と純一の出会いを軸に、さまざまな事情を抱えながら、大会に参加するランナーたちの姿をえがく群像劇。ランナーの数だけ、ドラマがある! 爽やかな感動を呼ぶマラソン小説。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)、第10回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞(2021年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は230冊を超える。 770円 勝負めし 倉阪鬼一郎 藩主からの白羽の矢。 二代目に任されたのは、将棋の「勝負めし」だ! 将棋の対局の場に選ばれたのどか屋に現れた棋士は、髷を「桃割れ」に結った十四の娘。 いまひとつの対局は盲目の棋士とだという……。 のどか屋に大和梨川藩主筒堂出羽守が持ち込んだ話は「将棋の戦い」。勝てば御城将棋に臨めるという。藩主が白羽の矢を立てたのは将棋の名手、兵頭三之助。一戦目の対局の場として、のどか屋が選ばれた。勝負めしを供するのは二代目千吉。中食と八つどきの甘いものを膳立てするという大役だ。そして対局の日、現れたのは桃割れの髷にきれいな簪を挿した娘だった……。 ~本書登場の小料理~ 鰤の照り焼き 酒2、味醂5、醤油4に白身魚の骨を加え、あくを取りながら煮つめてこしたたれを作る。 ぶりの切り身に塩をふり、約30分ほどおく。 塩を洗い流し、水気を拭いて皮目に切り込みを入れ、酒でのばしたたれをつけて焼く。 770円 公家さま隠密 冷泉為長 倉阪鬼一郎 ひょんなことから、北町奉行所隠密廻り春田猪之助の同心長屋に転がりこむことになった男。なりは烏帽子に狩衣、面妖な京言葉を使い、学もあるが、なによりも剣は凄腕。 じつはこの男、かの冷泉家の血筋を引く、やんごとなきお公家さま・冷泉為長だった。 名家とはいえその傍流。生来のあぶれ者の為長は、風の吹くまま江戸に流れてきたという。隠密同心の店子となった為長はみずから公家隠密と名乗り、猪之助の手下をつとめることになった。 そんな折、巷では男児が攫われる事件が頻発。その中の一人が骸となって発見される。咎人を捕縛すべく動きだす猪之助と為長だが、彼らが目をつけたのは誰もが知る超有名人だった…。新シリーズ第一弾。 792円 越中なさけ節 倉阪鬼一郎 信平は初陣の薬売り。 亡父への想いを胸に江戸の街を行く。 信平の父は時化にのまれ、江戸を見ることなく逝った。 信平を見守るのは父の親友。 懸命に薬売りに励むが、折しも捕物騒ぎが勃発! 日の本じゅう、津々浦々を旅する薬売りが久々にのどか屋に現れた。時を同じくして、黒四組が探索しているのは「上方訛り」の京から下ってきた悪党だという。なりは越中の薬売りだが、中身は上方からきた悪党どもを探し出すことはできるのか。「おいらたちの真似をするとは、許せねえっちゃ」と気概を示す越中の薬売りたちは果たして手柄を立てることができるか――。 *本書登場の小料理 「焼き茄子」 焼きたての茄子は水につけないで皮をむく。 熱いので、指のほうを水につけて、手際よく。 むけたら、へたを切り落とし、箸で四つに割く。 それを器に盛り、だしが二、濃口醤油が一の割り醤油をかける。 おろし生姜を添え、糸がきの鰹節をふわりと載せれば出来上がり。 770円 1 234 ... 10 TOP 電子書籍(本・小説) 倉阪鬼一郎