倉阪鬼一郎 187件 人気順 新着順 おもいで料理きく屋 なみだ飯 倉阪鬼一郎 せがれを偲ぶ職人が注文する料理は…… おきくと幸太郎の夫婦が営む「きく屋」は、大川端にある名店で、今は亡き大切な人との「おもいで料理」も評判だ。 月一の講で訪れていた升屋の隠居・喜三郎からおもいで料理の依頼人がいると聞く。 それは、きく屋にも蒸籠を納める職人の治平で、せがれの信平が好物だった炊き込みご飯を注文する。 その仔細を聞くと……。感涙必至、江戸人情物語! 836円 永久のゼッケン 多摩川ブルーにほほえみを 倉阪鬼一郎 舞台は、多摩川沿いのランニングコース。毎年ここで、100キロを走るウルトラマラソンが開催される。主人公の24歳の女性・稲垣真鈴(いながき・まりん)は、母親とともに50キロコースに挑戦することになった。亡くなった父親が果たせなかった10回目のウルトラマラソン完走を、二人合わせて達成するため。そして、10回目の完走者に贈られる、多摩川ブルーの永久ゼッケンを、心の中で手にするために。 一方、千々和純一(ちぢわ・じゅんいち)はかつて日本のトップ長距離ランナーだったが、故障によってスランプになり、目標を見失いかけていた。しかし、このウルトラマラソンに参加することで、走る喜びを取り戻そうとしていた……。 そんな真鈴と純一の出会いを軸に、さまざまな事情を抱えながら、大会に参加するランナーたちの姿をえがく群像劇。ランナーの数だけ、ドラマがある! 爽やかな感動を呼ぶマラソン小説。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)、第10回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞(2021年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は230冊を超える。 770円 紙の碑に泪を 上小野田警部の退屈な事件 倉阪鬼一郎 多方面で活躍する才人・西木遵が東京・八王子で殺害された。そのとき犯人は、遠く離れた渋谷のホールでクラシックのコンサートを聴いていた……!? 一方、捜査にあたる上小野田警部はアメリカ南部を舞台とした奇怪なミステリーを読みながら、とある場所で犯人の到着を待っている。 警部はテッパンのアリバイを崩せるのか!? 鬼才・倉阪がまたしても仕掛けた、驚天動地のトリック! (講談社ノベルス) 836円 勝負めし 倉阪鬼一郎 藩主からの白羽の矢。 二代目に任されたのは、将棋の「勝負めし」だ! 将棋の対局の場に選ばれたのどか屋に現れた棋士は、髷を「桃割れ」に結った十四の娘。 いまひとつの対局は盲目の棋士とだという……。 のどか屋に大和梨川藩主筒堂出羽守が持ち込んだ話は「将棋の戦い」。勝てば御城将棋に臨めるという。藩主が白羽の矢を立てたのは将棋の名手、兵頭三之助。一戦目の対局の場として、のどか屋が選ばれた。勝負めしを供するのは二代目千吉。中食と八つどきの甘いものを膳立てするという大役だ。そして対局の日、現れたのは桃割れの髷にきれいな簪を挿した娘だった……。 ~本書登場の小料理~ 鰤の照り焼き 酒2、味醂5、醤油4に白身魚の骨を加え、あくを取りながら煮つめてこしたたれを作る。 ぶりの切り身に塩をふり、約30分ほどおく。 塩を洗い流し、水気を拭いて皮目に切り込みを入れ、酒でのばしたたれをつけて焼く。 770円 大江戸秘脚便 倉阪鬼一郎 江戸は芝浜松町。飛脚問屋江戸屋には、才気ある者たちが揃う。遠路駿河への御用に出た駿足の信吉が、何者かに襲われ殺されてしまう。信吉の残した証から、あくどい商売をする紅蝙蝠屋に目をつける仲間たち。兄思いの弟の新次も敵討ちを誓うのだった。一方、王子稲荷までの駆け比べの日も迫っていた。隣の料理屋あし屋の万作たちの力も借りて、江戸屋は勝ち抜けるのか。人情味ゆたかに、江戸を走る飛脚たちを颯爽と描く新シリーズ! 682円 五色沼黄緑館藍紫館多重殺人 倉阪鬼一郎 絢爛なトリック! 拡散された伏線! 戦慄の終幕劇!!某県・五色沼のほど近くに唐草模様で彩られた黄緑館・藍紫館という名の面妖な洋館が並んで佇んでいる。深い霧と降りしきる雪の中、館のお披露目パーティーが開催された。が、招待客はわずか4人。奇妙なムードの中、第一の殺人が!! 被害者は「怪物が……」と死の直前に呟く。連鎖し起こる不可能殺人! 衝撃の真相が待つ!!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 836円 桜と富士と星の迷宮 倉阪鬼一郎 風光明媚な「日本桜富士館」で催される、富士と桜を愛でる会。ひとりずつ旅に出なければならないというルールに従ったメンバーは皆、日本桜富士館に還ってくる直前で不可能殺人の犠牲になってしまう。「無傷」なのに死ぬ者、自在に飛び回る「天狗」に襲われる者。メンバーが愛する日本の美そのものの光景が反転解体した時、誰も予想できないアーティスティックな真相が出現する! やりすぎ凝りすぎ倉阪ミステリー、最高潮!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 957円 鉄道探偵団 まぼろしの踊り子号 倉阪鬼一郎 東京・新橋にある「TETSU」は鉄道ファンが集うこだわりの喫茶店。そこに持ち込まれる鉄道絡みの不思議な事件の数々……。挑むはマスターの安藤徹雄、「鉄道探偵」を名乗るライターの伊賀和志とその妹・さくら、そして個性豊かなテツの常連客たち。驚きあり、感動ありの五つの事件にあなたも一緒に挑んでみませんか?奇才・倉阪鬼一郎が新たに贈る新感覚ユーモア鉄道ミステリ、ここに開幕! 957円 三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 倉阪鬼一郎 「4月9日(金)午前0:20にお越しください。お目にかかれるときを楽しみにしております。黒鳥館主人」招待状を手に東亜学芸大生・西大寺俊は黒鳥館と名づけられた壮麗な洋館に赴く。招待客は全員無作為に選ばれたという。ウェルカムドリンクを主人から受け取った西大寺は、館内の完全な密室で怪死!!呪われた館を舞台とした凄惨な連続殺人の火蓋が切って落とされる!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 836円 娘飛脚を救え 大江戸秘脚便 倉阪鬼一郎 駿足の若手新次をはじめ、飛脚問屋江戸屋には健脚が揃う。江戸屋の面々に力をつけてくれるのは、隣の料理屋あし屋。だがあし屋の看板娘で娘飛脚に憧れるおみかが、かどわかされてしまう。闇仕事に手を染める商売敵の紅蝙蝠屋が復活したのか? そして身代金二百両を秩父の正丸峠に持ってこいとの付け文が。怒りに燃えるおみかの父親が、かつて鳴らした健脚を披露する。江戸屋の面々総出で、おみかを救い出せるのか!? 704円 公家さま隠密 冷泉為長 倉阪鬼一郎 ひょんなことから、北町奉行所隠密廻り春田猪之助の同心長屋に転がりこむことになった男。なりは烏帽子に狩衣、面妖な京言葉を使い、学もあるが、なによりも剣は凄腕。 じつはこの男、かの冷泉家の血筋を引く、やんごとなきお公家さま・冷泉為長だった。 名家とはいえその傍流。生来のあぶれ者の為長は、風の吹くまま江戸に流れてきたという。隠密同心の店子となった為長はみずから公家隠密と名乗り、猪之助の手下をつとめることになった。 そんな折、巷では男児が攫われる事件が頻発。その中の一人が骸となって発見される。咎人を捕縛すべく動きだす猪之助と為長だが、彼らが目をつけたのは誰もが知る超有名人だった…。新シリーズ第一弾。 792円 越中なさけ節 倉阪鬼一郎 信平は初陣の薬売り。 亡父への想いを胸に江戸の街を行く。 信平の父は時化にのまれ、江戸を見ることなく逝った。 信平を見守るのは父の親友。 懸命に薬売りに励むが、折しも捕物騒ぎが勃発! 日の本じゅう、津々浦々を旅する薬売りが久々にのどか屋に現れた。時を同じくして、黒四組が探索しているのは「上方訛り」の京から下ってきた悪党だという。なりは越中の薬売りだが、中身は上方からきた悪党どもを探し出すことはできるのか。「おいらたちの真似をするとは、許せねえっちゃ」と気概を示す越中の薬売りたちは果たして手柄を立てることができるか――。 *本書登場の小料理 「焼き茄子」 焼きたての茄子は水につけないで皮をむく。 熱いので、指のほうを水につけて、手際よく。 むけたら、へたを切り落とし、箸で四つに割く。 それを器に盛り、だしが二、濃口醤油が一の割り醤油をかける。 おろし生姜を添え、糸がきの鰹節をふわりと載せれば出来上がり。 770円 八王子七色面妖館密室不可能殺人 倉阪鬼一郎 倉阪氏ならではの驚愕バカミスです。読者の思考を遙かに超えた場所に「仕掛け」られた謎とトリックが持ち味の作風が、本作ではさらにパワーアップ! ページを捲れば幻惑必至の恐るべきミステリ小説です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 847円 不可能楽園 〈蒼色館〉 倉阪鬼一郎 若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優、美里織絵が死去。東京にある葬祭式場、蒼色館で告別式が営まれた。その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷には賊が押し入り、見習いの執事と家政婦を刺殺。さらに織絵の妹、浪江の孫を誘拐する! ところが、疑いのかかる関係者たちには鉄壁のアリバイがあった。不可能犯罪に秘められた真相は!? 836円 四神金赤館銀青館不可能殺人 倉阪鬼一郎 花輪家が所有する銀青館に招待されたミステリー作家・屋形。嵐の夜、館主の部屋で密室殺人が起きる! さらに続く不可能殺人。一方、対岸にある四神家の金赤館では、女の「殺して!」という絶叫を合図に凄惨な連続殺人の幕が切って落された! 両家の忌まわしい因縁が呼ぶ新たなる悲劇! 二つの館が響き合うかのような死の連鎖。鬼才が送る、驚天動地のトリックとは!? (講談社ノベルス) 836円 味の道 倉阪鬼一郎 料理人の腕くらべ再び。 二十年前には父時吉が、こたびは二代目千吉が。 江戸で指折の名店、三役格の旬屋のあるじ幾松と競う千吉。 腕くらべの結末は? さらに幾松からの思いがけぬ申し出を受けた千吉は…。 かつて江戸の料理人による腕くらべがあった。通人の遊びとして年に一度行われていた。料理人を二人呼び、どちらの料理が勝るか判じて勝ったほうにほうびを与えるという通人らしい遊びだ。その後、料理人の数を増やし大がかりな腕くらべが……。もう二十年前の話だ。これに父の時吉が出て勝った。そして今、二代目の千吉に白羽の矢が立てられて……。 《本書登場の小料理》 ・大根餅 大根おろしに細かく刻んだ干し海老を加え、片栗粉と塩を入れて火にかけ、粘り気が出るまで練る。これを広げ、こんがり焼き上がったら、食べやすい大きさに切り、醤油で食す。 (一口大に分けてもよい) 770円 おもいで料理きく屋 大川あかり 倉阪鬼一郎 きく屋の思い出料理は、大切な人との味と時間が蘇る おかみのおきくと料理人の幸太郎の夫婦が営む料理屋「きく屋」。 二人の子宝に恵まれたが、病で立て続けに亡くしてしまう。 子をしのぶおかみの姿を見た常連は、きく屋だけの料理を出してはと提案する。 それは、亡き大切な人との味を再現する「おもひで料理」だ。 食すと、不思議なことに味だけでなく、大切な人と過ごした時間が蘇ったように感じー。 792円 剣豪与力と鬼長官 押し込み大名 倉阪鬼一郎 南町奉行所与力・月崎陽之進と、その盟友である火盗改方長官・長谷川平次。二人はいずれ劣らぬ剣の達人で、相手が悪であればその職掌を超えて成敗するという裏の顔を持っている。 南新堀と日本橋通一丁目の大店が、立て続けに押し込みに遭った。いずれも大名家を得意先とし、多額の金を貸していた商家だった。 事件の探索に乗り出した南町奉行所は、陽之進とその配下の働きによって網を絞り、ついに下総黒池藩という一万石の大名に目星をつける。 動かぬ証をつかみ、黒池藩主の討伐に乗り出した剣豪与力と鬼長官。だが、そんな彼らを待っていたのは、逆悪非道の藩主との血で血を洗う死闘だった。好評時代シリーズ、第二弾。 726円 宿場だより 倉阪鬼一郎 中山道の奈良井宿から十二歳の梅次郎が一人、江戸へ料理の修業に! 料理自慢の老舗旅籠の主が中風で倒れ厨には立てない。 跡取り息子は父から料理を習いはじめたばかり。 このままでは店が潰れてしまう。 中山道で江戸から三十四番目の宿場が奈良井宿だ。京からでも三十番目になる。宿場町の外れに料理自慢の老舗旅籠「美杉屋」があるが、主が中風で倒れ厨には立てなくなってしまった。跡取り息子の梅次郎はまだ十二歳、料理を教えはじめたばかりだった。このままでは美杉屋の味が消えてしまう。そんな折、「のどか屋」の常連で幕府の御用を務める「黒四組」の面々がやって来て…。 *本書登場の小料理* ~新生姜と枝豆のかき揚げ~ 新生姜は皮つきのまません切りにし、枝豆は固めに茹でておく。 揚げるときにも火が入るから固めでよくなる。 浅いおたまですくったものを鍋肌に沿わせるように入れる。 固まって浮いてから少しだけ揚げる。 出して油を切る。 770円 開運十社巡り 大江戸秘脚便 倉阪鬼一郎 大地震、疫病に見舞われた安政の江戸を鎮めるため、江戸の社を巡る健脚たちのかけっくらが企画された。富ヶ岡八幡宮、亀戸天神、神田明神、王子権現など十社を五人一組で巡る催しに、江戸っ子たちは沸き立つ。疫病で仲間を失ったわれらが飛脚問屋江戸屋の飛脚たちも、もちろん大江戸一の座を狙っている。南町奉行所の益満同心にも秘策があるらしい。だが、よからぬことを企むやつらもいる。初めての”大江戸駅伝”の勝者は? 704円 1 234 ... 10 TOP 電子書籍(本・小説) 倉阪鬼一郎