佐伯泰英 234件 人気順 新着順 完本 密命 巻之九 極意 御庭番斬殺 佐伯泰英 父金杉惣三郎の剣に近づき、乗り越えんとして武者修行を続ける清之助。久方ぶりに故郷・豊後相良の番匠川で修行していた折、尾張柳生七人衆を名乗る刺客が現れ、「そなたら親子は尾張柳生の終生の敵」と襲いかかる。 一方、江戸では徳川吉宗の密命を受けた惣三郎が、行方を絶った御庭番の探索に乗り出す。その背後にはまたしても尾張の影が……。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 799円 完本 密命 巻之十 遺恨 影ノ剣 佐伯泰英 鹿島に「この人あり」と謳われた鹿島一刀流の達人・米津寛兵衛の訃報が金杉惣三郎へもたらされる。急ぎ鹿島へ向かうと、寛兵衛は影ノ流を名乗る謎の剣客と立ち合い、非業の死を遂げたのだった。 悲しみに暮れる間もなく、江戸にはたちの悪い火付けが横行し町を恐怖に陥れ、清之助と思いを寄せ合う葉月には強引な結婚話が持ち上がる。 その頃、四国八十八箇所の霊場を巡る清之助には尾張の刺客が現れる。そして惣三郎一家のまわりにも姿を見せない敵の気配がつきまとうのだった。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 799円 完本 密命 巻之十一 残夢 熊野秘法剣 佐伯泰英 紀州藩下屋敷が火付けにあった。言うのも憚られるほど凄惨な殺戮が行われており、江戸町奉行・大岡忠相はやっきになって火付け一味の正体を暴こうとしていた。しかしまったく手がかりがつかめない。金杉惣三郎は将軍吉宗の命を受け、一味の探索にあたる。 殺戮からただ一人生き残った娘・鶴女は心を閉ざし、何も喋ろうとしない。惣三郎は鶴女の身柄を預かり、飛鳥山の菊屋敷で家族をあげて見守ることに。平穏な時が過ぎるのも束の間、黒衣の山伏たちが襲いくる。 「金杉様、私の朋輩衆の仇を討って下さいますか」。惣三郎は鶴女の願いを受け止め、火盗黒野分と対峙する! *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 789円 完本 密命 巻之十二 乱雲 傀儡剣合わせ鏡 佐伯泰英 享保八年秋、飛鳥山の菊屋敷は、棟方新左衛門と久村りくの結納を祝う宴で賑わっていた。ところが石見道場に新左衛門と夫婦になる約定を交わしたという女が現れる。花火の房之助親分らが極秘に探索に乗り出すと、女は意外な人物の妻だった。 一方、二十一歳になる清之助は身の丈六尺三寸、鍛え上げられた躰をもつ若武者に成長していた。紀州和歌山を発ち、大和街道を行く清之助は、不逞の黒装束の一団に取り囲まれ、銃弾をうけ倒れてしまう――。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之十三 追善 死の舞 佐伯泰英 鹿島の米津寛兵衛の一周忌法要へ、鍾馗の昇平を筆頭にした石見道場の面々を引き連れて行くことにした金杉惣三郎。ところがその矢先、大岡忠相より探索の密命が下される。それは直参旗本の家督相続が絡む、奇怪極まりない事件だった。 一方清之助は新宮、伊勢、奈良を経て大和柳生の庄をたずねる。時が許す限り稽古をする同士と出会い、秘剣・霜夜炎返しを披露する。しかし尾張柳生の刺客はなおも清之助を狙う! *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 770円 完本 密命 巻之十四 遠謀 血の絆 佐伯泰英 惣三郎の次女結衣が姿を消した。結衣は堺町の芝居小屋へ入っていくところと、芝神明の宮地芝居の小屋から出てくるところを目撃されていた。結衣の持ち物から守り刀、着替え、金がなくなっていることから、家を出たことは確かなことのようだ。そして結衣が追っていった一座は尾張名古屋から来た一座らしい。惣三郎の胸に黒い不安が過る……。 結衣を追って尾張熱田へ急行する惣三郎。柳生にいる清之助も妹を助けんと尾張へ急ぐ! *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之十五 無刀 父子鷹 佐伯泰英 清之助と結衣を伴い、大和柳生へ向かった惣三郎。清之助とともに親子で剣術を指導することになった。そんなある日八付草露と名乗る者が惣三郎へ立ち合いを申し込む。 「参りました」と惣三郎が八付に平伏、負けを認めたことで道場はざわつく。 父の行動を理解しようとする清之助だが、またもや尾張の刺客が親子を狙う! *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之十六 烏鷺 飛鳥山黒白 佐伯泰英 享保十年早春、惣三郎と結衣がようやく江戸に帰ってきた。皆に薦められ、力丸を連れて一家水入らずで飛鳥山の菊屋敷で旅の疲れを癒やすことにした惣三郎。隠居暮らしのような穏やかな日々のなかで、自らの老後に思いをはせる。 近隣の「烏鷺荘」に引っ越してきた老人が、惣三郎を囲碁に誘うが……。 鍾馗の昇平が大活躍する16巻! *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之十七 初心 闇参籠 佐伯泰英 金杉清之助は若狭国小浜城下に到着した。敦賀へと向かう道中、騎馬軍団海天狗の乱暴狼藉を目の当たりにした清之助は、南次郎、たかとともに策を練り、南蛮兜の首領を船上の決闘で討ち果す。 鯖江城下から永平寺へと足を運んだ清之助は、「血と怨念に穢れた身を浄め、初心に戻りたくなるときがございます」と食を断ち、暗黒の岩穴に籠もる「三十三日闇参籠」に挑むのだった。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之十八 遺髪 加賀の変 佐伯泰英 百万石の禄高をもつ加賀金沢藩。その栄華も今は昔、きびしい財政難に喘いでいた。金沢城下を訪れた清之助の前にも、金で雇われた刺客・関左兵衛が現われる。いったい誰の差し金なのか? 斬り合いを制した清之助は、関の遺言に従い、十両を菩提寺に届けるべく、一路高岡を目指すのだが……。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之十九 意地 具足武者の怪 佐伯泰英 酒が朝に残り、大小を重く感じるようになったことで金杉惣三郎は自身の老いを実感していた。そんな折、具足武者が惣三郎を襲う。辛くも倒したものの、振り返ると具足武者の姿はない。 具足武者に惣三郎暗殺を命じたのは、吉宗の勘気を蒙り、家紋断絶の上切腹した石河讃岐守常泰だった。その裏には、戦国の世が遠くに去り、かたちばかりになった武芸の闇が隠されていた。武芸の衰退を憂える吉宗は、清之助の名を挙げ、再び上覧剣術大試合を開催せよと老中水野忠之に命じる。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之二十 宣告 雪中行 佐伯泰英 父惣三郎からの書状で上覧剣術大試合開催を知るや、佐渡を出立して越後に修行の場を移した清之助。長岡へ向かう途中、討手に追われる姉弟と出会う。彼女らは村上藩の内紛を報せる密書を父に託され、江戸に向かう道中だという。次々に押し寄せる刺客。清之助は姉弟を江戸に送り届けるべく、策を巡らす。 その頃江戸では惣三郎の驚くべき宣言が、一同を当惑させていた! *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之二十一 相剋 陸奥巴波 佐伯泰英 金杉惣三郎は神保桂次郎をつれて江戸を出奔した。残されたしの、みわ、結衣はその行動に驚き、煩悶する。 剣術大試合まで半年となり金杉清之助は仙台・伊達家城下で修行に励んでいた。また、父惣三郎も仙台を目指していた。神保桂次郎に武芸で知られた仙台の道場で経験を積ませようと考えたのだ。その行動は清之助をも苦しめてゆく――。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之二十二 再生 恐山地吹雪 佐伯泰英 仙台城下より八戸に向かう清之助。巷を悩ます海賊サンボトジ党や、子供たちをかどわかした妖しげな巫女を成敗するべく、刀を振るう。 一方、父惣三郎は神保桂次郎とともに出羽三山で厳しい修行を重ねる。もはや妻子は惣三郎の心から消え、剣者として生きる決心をするが、いままでにない「問い」が心に生じるのだった。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之二十三 仇敵 決戦前夜 佐伯泰英 惣三郎、清之助父子不在の江戸では、娘みわが昇平のもとへ嫁ぐ日を迎えていた。 金杉清之助は江戸に戻る前に師が眠る鹿島を訪れる。しかし清之助が目の当たりにしたのは、米津道場の意外な現状だった。父惣三郎は、仇敵の本拠地尾張にあった。清之助を倒すため、惣三郎はまたもや意外な行動に出る。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之二十四 切羽 潰し合い中山道 佐伯泰英 5年の武者修行を経て、飛鳥山の菊屋敷に清之助が帰ってきた。淡々と稽古に励む姿には隙がない。 剣術大試合開催まで10日余り。しかし神保桂次郎には大会への出場権がない。出場権を奪うべく、惣三郎と桂次郎は、尾張柳生の剣術家ふたりを倒し、江戸の尾張徳川家をたずねる。急遽もうけられた闘いの場で、桂次郎は厳しい修行を耐え抜いた証を見せつける。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 完本 密命 巻之二十五 覇者 上覧剣術大試合 佐伯泰英 国中から豪腕辣腕の武芸者が集結した上覧剣術大試合。吉宗が推挙する唯一の出場者・清之助のほかに、父・金杉惣三郎秘蔵の弟子である神保桂次郎も名を連ねていた。 すべてをなげうって厳しい修行に耐え、頂点に立つのは清之助か桂次郎か! *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 719円 完本 密命 巻之二十六 晩節 終の一刀 佐伯泰英 上覧剣術大試合のあと、惣三郎は家族に会わぬまま、ふたたび姿を消した。 あれから5年、大目付に任ぜられた清之助は、親子二代にわたる因縁を断つため、吉宗の重大な命を帯びて尾張へ向かう。 驚きの謎が明かされる最終巻。 *この電子書籍は祥伝社文庫から刊行された「完本 密命」を底本としています。 730円 寒雷ノ坂 居眠り磐音(ニ)決定版 佐伯泰英 平成最大の人気シリーズ「居眠り磐音」〈決定版〉。 幼馴染みを失い、許婚の奈緒を残して豊後関前藩を出奔した坂崎磐音。 深い哀しみをかかえながら、しかし生きるためには働かなければならぬ。 直心影流の剣さばきで用心棒稼業に励みます。 そんななか、磐音はかつて関前藩江戸藩邸で共に過ごした、勘定方の上野伊織と再会、 藩を揺るがす疑惑を知ることになります。 亡き友が巻き込まれた騒動の真相とは? 磐音に忍び寄る影の正体は? 799円 紀伊ノ変 居眠り磐音(三十六)決定版 佐伯泰英 空也誕生の地・姥捨の郷を救え! 一面銀世界の紀州姥捨の郷で、磐音とおこんは生まれたばかりの嫡男・空也を抱き、束の間の安息を得た。 だが、郷に暮らす雑賀衆が、生活の糧として守り続けてきた丹(水銀)の鉱脈を狙って、田沼意次が動き出す。 田沼に従うか否か――紀伊藩内は、藩論を真っふたつにわけて対立する。 事態を憂う高野山奥之院副教導・室町光然に助力を乞われた磐音は、隠れ里を守るために立ち上がる! 799円 1 ... 789 ... 12 TOP 電子書籍(本・小説) 佐伯泰英 8ページ目