和久田正明 91件 人気順 新着順 夜桜乙女捕物帳 浮雲 和久田正明 亭主を殺め江戸に逃げてきたお浜は金に困り、途中で道連れになった博徒の姫次郎と扇問屋『嶋屋』に狙いを定めていた。しかし、関東郡代から発せられた人相書をもとに二人の企みを見抜いた乙女は、北町奉行所同心の伊佐山久蔵とともに捕縛に向かったが……。 612円 夜桜乙女捕物帳殺し屋 和久田正明 「江戸には《赤蝮》と《黒不動》という二つの殺し屋の組織がある」人殺しの咎で捕らえられた、遠州無宿の時蔵の口から出た言葉は思いもよらぬものだった。娘岡っ引きの乙女は、大身旗本の部屋住みの袴田右近とともに探索をはじめた。 622円 夜桜乙女捕物帳白刃の紅 和久田正明 乙女が、斬殺された旗本の過去を調べ始めた矢先に仲間の一人と見られる男が何者かによって斬殺された。そして更にもう一人も……。そして乙女の前に謎の女が現れる。北町奉行遠山左衛門尉景元の娘である乙女が裁ききれない悪を冥府に堕とす! 612円 夜桜乙女捕物帳蝶が哭く 和久田正明 痴情の縺れから男二人を殺めた女から、犯科人を落ちのびさせる「逃がし屋」の存在を匂わされた、北町奉行所の定町廻り同心の伊佐山久蔵は、捕物娘の乙女を囮にしての探索を始めた。しかし、組乙女を待っていたのは巧妙に仕組まれた罠だった……。 612円 夜桜乙女捕物帳つむじ風 和久田正明 実父である北町奉行・遠山左衛門尉景元の密命を帯びて、大身旗本の三男坊・袴田右近とともに、喜連川藩主の娘であるお夏を守って日光街道を北に踏み出した。次々に仕掛けてくる敵にふとした隙を衝かれ、夏姫を連れ去られてしまう……。 612円 夜桜乙女捕物帳 鉄火牡丹 和久田正明 米問屋・吉田屋の一番番頭の政吉が、何者かによって刺し殺された。その場に居合わせた北町奉行遠山左衛門尉景元の娘である乙女は、大身旗本の三男で奥山念流の使い手、袴田右近とともに事件の真相を暴くため探索を始めるが…。好評書き下ろしシリーズ第二弾。 523円 夜桜乙女捕物帳猫の仇討 和久田正明 捧げた乙女の純情を踏みにじられた女が選んだ哀しい道……。酒問屋のひとり娘が拐かされた。だがその裏には意外な真実が……。下手人の正体の鍵を握るのは三毛猫!? 北町奉行遠山左衛門尉景元の娘である乙女の八面六臂の活躍を描く書き下ろし時代小説。 612円 夜桜乙女捕物帳箱根の女狐 和久田正明 町奉行遠山左衛門尉景元の娘である乙女は、「急ぎ来られたし」との知らせを受け、芦ノ湖畔の宿に向かい右近と会った。その夜、宿に集まってきた得体の知れない客たちに、天下の険を根城に近在を荒らす凶賊”鬼火”の陰を見た乙女は……。書き下ろし時代小説。 612円 夜桜乙女捕物帳 みだれ髪 和久田正明 京橋筋にある地本問屋の主・石之助が、店の土蔵の中で刺殺された。下手人は顔見知りと推測された。浮かび上がってきた謎のお高祖頭巾の女……。検屍の手引書”無冤録述”片手に、売り出し中の娘岡っ引き乙女が、江戸の市中を縦横無尽に駆け回る! 612円 夜桜乙女捕物帳 夜の風花 和久田正明 見南町奉行の矢部駿河守定謙が罷免された。老中首座の水野忠邦の懐刀、鳥居耀蔵によって失脚させられたのだ。その鳥居を仇と狙う母娘がいた。北町奉行遠山左衛門尉景元の娘・乙女は、大身旗本の三男坊・袴田右近とともにその仇討ちを止めさせようとするが…。 523円 提灯奉行 和久田正明 初老の純情侍、御台様と恋に落ちる! 文化九年(1812)六月、九代将軍重の菩提を弔うため、十一代将軍家斉の正室寔子が芝増上寺に向かったのは、夏の暑い盛りだった。老中牧野備前守が先導する百人余の行列が愛宕下に差しかかった時、異変は起きた。三人の刺客が白刃を振りかざして、絢爛豪華な女駕籠に襲いかかったのだ。算を乱した一行に警護の隙が生じた。その刹那、水無月の烈日が照りつける地を蹴って、一人の武士が馳せ参じるや、抜く手も見せず、三人を切り伏せた。幸若舞かと見紛う鮮やかな体捌きに、その場に居合わせた一同の動きがひたと止まった。まさに一瞬の出来事だった。 武士の名は白野弁蔵、表御殿の灯火全般を差配する提灯奉行にして、御目付神保中務から陰扶持を頂戴する直心影流の達人だった。そば近くに呼び寄せた弁蔵を一目見て、寔子の心にさざ波が立った。弁蔵の胸にもほのかな灯がともる。徳川家八百万石の御台所と八十俵取り、御目見得以下の初老の武士の秘めたる恋の芽生えだった。そして、それは、戦国の世に端を発する闇の一族から想い人を守らんとする弁蔵の死闘の始まりでもあった。 671円 提灯奉行 一寸法師の怪 和久田正明 御台様を追って純情侍、久能山東照宮へ! 文化十年(1813)、十一代将軍家斉の正室寔子の夢枕に、夜な夜な一寸法師が立って、「母様、わたくしを救って下さい」と囁いた。御台所はこれまで二人の男児を授かったが、長男・敦之助(あつのすけ)は三歳、次いで生まれた長丸(ちょうまる)は生後三カ月でこの世を去り、水子として葬られた。深夜、奥御殿をさ迷い歩く寔子。御台所の様子に異変が生じたと察知したお年寄り筆頭の今和泉は、過ぐる年、織田信長の残党・影母衣衆の魔の手から寔子を救った白野弁蔵に相談を持ちかける。弁蔵は表向き、提灯奉行という軽輩者だったが、その実、御目付神保中務から陰扶持を頂戴する直心影流の達人だ。しかも、去年の救出劇以来、弁蔵と寔子は密かに心を通わせる仲になっていた。叶わぬ恋に身を焦がす純情侍・白野弁蔵に、今和泉の頼みを断る謂れは微塵もない。探索の最中、性懲りもなく大奥に忍び入った影母衣衆を成敗したのもつかの間、思いもよらぬ事態が出来する。城中から御台所と今和泉が姿を消したのだ。長丸のお骨は神君家康公を祀る久能山東照宮にあった。弁蔵は、自分を親分と慕う鳶の朝吉と元辰巳芸者の君蝶を引き連れて東海道を西上し、駿河国に着到する。 682円 提灯奉行 浅き夢みし 和久田正明 御台所様の御為とあらば命惜しむに足らず! 十一代将軍家斉の正室・寔子には、密かに想いを寄せ合う初老の武士があった。その名を白野弁蔵という。表向きは提灯奉行という軽輩者だが、その実、御目付神保中務から陰扶持を頂戴する直心影流の達人だ。寔子の命を狙う織田信長の残党・影母衣衆を見事撃退したのが縁だった。寔子の父は薩摩国鹿児島藩の前藩主・島津重豪。下屋敷で悠悠自適の隠居暮らしをするかたわら、江戸有数の遊楽地・南品川宿に繁々と出入りする通人だ。齢七十と見えるが、人品卑しからぬ風貌と、たとえ飯盛女であれ、頼まれれば親身になって相談に乗る人柄から「殿様」と慕われる、宿場でも評判の大人だった。その殿様に大事が出来したのは九月初旬のこと。神保に呼び出された弁蔵が絶句する。こともあろうに、重豪が、南品川の権助長屋で破落戸三人を殺害した廉で捕縛されたというのだ。早速品川に出向いた弁蔵が宿役人から話を聞くと、どうやら、重豪が旧知の旅籠利久屋の女中母娘を助けようとした挙句の事件らしい。だが、裏に影母衣衆の濃厚な気配があった。一途に慕い続けた御台様の命と引き換えに、純情侍・白野弁蔵ついに散華す!著者が全力を傾注して書き下ろすシリーズ第3弾完結篇。 682円 お狐奉公 十手婆 文句あるかい2 和久田正明 悪を憎んで人を憎まず。十手お鹿と息子たちの、親子岡っ引き捕物始末。 大店の女番頭の一人息子が拐しに遭うが、骸に……。 「蟻の一穴、天下の破れ!」 日本橋で呉服や小間物を商う江戸屈指の大店「桜子屋」の一番番頭お菊の一人息子が身代金目当ての拐しに遭うが、子供はすぐに骸となって家の前に投げ捨てられてしまう。母親のお菊にも怪しさが見え、十手婆お鹿はお菊の過去を探るが、下手人探しは妙な方向に。亡き亭主の遺言「蟻の一穴……」を胸に、お鹿と二人の息子の親子岡っ引きが追う先に、ついに黒幕が姿を現すが……。亡き亭主の遺言を胸に、お鹿の十手が悪を暴く! 770円 十手婆 文句あるかい 火焔太鼓 和久田正明 白髪丸髷に横櫛を挿す、江戸っ子婆お鹿の、意地と気風の弔い合戦! 木賃宿で皆殺しの惨劇が! 騒然とする奉行所だったが、岡っ引きの駒蔵も殺される。 女房が亭主の弔い合戦と、形見の十手で悪行を暴く! 深川のうらぶれた木賃宿で、宿の主や使用人、三人の泊まり客のすべてが殺される惨劇があった。騒然とする奉行所だったが、目的も分からず下手人の目星もつかない。岡っ引きの駒蔵は、家族の皆と一緒に手分けして見えない下手人を追うが、逆に殺されてしまう。女房のお鹿は息子二人と共に、亭主の敵でもある下手人をどこまでも追うが……。江戸っ子婆の啖呵が悪を暴く! 770円 地獄耳5 御金蔵破り 和久田正明 仰天の極秘情報を入手。江戸城金蔵が狙われた。誰が? 何の目的で? 情報を握る奥祐筆ふたりと、城内警護の先手組との軋轢。 地獄耳の必死の町場探索に、盗っ人銀蛇組と黒幕の影…。 稀代の企みを阻止しうるか。 何者かに襲われた鳶の若い衆が死の間際に、「奴ら、お城の蔵を破ると…」。いったい誰が、そんな大それたことを?しかも、警備の最も厳重な御金蔵破りなどできるはずもない……? 疑心暗鬼の奥祐筆組頭の烏丸菊次郎と相役の建部内蔵助だが、地獄耳たちが必死の探索に走ると、銀蛇組という怪しい盗っ人たちが浮かび、さらに黒幕の影が見え隠れして…。稀代の企みは真実か? 770円 地獄耳4 和久田正明 葵の御紋の謎の素浪人。 世を騒がす殺し屋一味。 御三家の闇に蠢く影…。 尾張藩の大目付が殺され、老中から密命を受ける地獄耳だったが……。 葵の御紋を巡る黒い渦を、面々は両断できるか!? 奥祐筆組頭の烏丸菊次郎は賄賂まみれの普請奉行が殺される現場に遭遇するが、下手人は仏法僧との言葉を残し死んでしまう。殺しを請け負う輩と目鼻を付けるが、葵の御紋をつけた浪人とともに逃げられてしまう。一方、尾張藩の大目付が何者かに殺される。尾張藩で何が起こっているのか、そして浪人と仏法僧の関わりは? 葵の御紋を巡る黒い渦を、地獄耳たちが両断する! 770円 三代目五右衛門 和久田正明 「その方ら四人には本日只今より身分を捨てて貰いたい」。火盗改の新兵衛は、極悪非道の盗賊を捕らえるべく、捕方の衣装を捨て、江戸の市井に潜り込む。血気盛んな三人の若手同心と共に用意した新兵衛の切り札は、あの大泥棒の三代目、石川五右衛門だった! 628円 地獄耳3 隠密秘録 和久田正明 最愛の妻子を殺し失踪、評判の豆腐屋に何が? 十年前の怪事件が浮上。 老中配下、奥祐筆組頭の烏丸菊次郎と建部内蔵助、「烏帽子屋」「子を貸し屋」「信州五千両強奪」で謎解き。 失踪した豆腐屋の正体は? 家族仲も睦まじく、うまいと評判の豆腐屋が突然、女房と三人の子供を殺し、行方をくらましてしまう。いったい何が? 江戸の難事件をいち早く解決する地獄耳の出番だった。奥祐筆組頭の烏丸菊次郎と建部内蔵助、その手下たちの厳しい探索に、十年前の信州での大量殺人と五千両強奪事件が浮かび上がり、失踪した豆腐屋主人の正体も見え隠れして……。 770円 地獄耳2 金座の紅 和久田正明 奥祐筆組頭が率いる地獄耳の面々が、幕府の危機を救う! 鬘(かつら)の下は丸坊主の町娘が大金を懐に骸で見つかる。 下手人を追う地獄耳たちは、金座の女番頭に行きつくが、そこには幕府を操る悪が…。 剃髪して鬘をつけた町娘姿の死骸が無住寺で見つかる。十両もの大金を持っていたが、尼僧なのか。寺社方も難渋する事件であった。奥祐筆組頭の烏丸菊次郎と建部内蔵助、そしてその仲間たち――地獄耳の出番である。娘の敵を討ち、悪を懲らしめるために探索を続けるうちに、淫乱な御金改役が浮かび、しかも、水増し小判鋳造までが発覚して……。地獄耳が悪貨を駆逐する! 770円 12345 TOP 電子書籍(本・小説) 和久田正明 3ページ目