井川香四郎 70件 人気順 新着順 番所医はちきん先生 休診録三 散華の女 井川香四郎 番所医の八田錦は、その亡骸を見た時、死因が分からなかった。おでこを地面で打った痕跡以外に手がかりらしいものがないのだ。意を決して、定町廻り筆頭同心の許しを得て腑分け(解剖)に臨む錦。彼女が突き止めた思わぬ事実とはいったい......? 苦労人の姉弟と、幼い彼女らを捨て新興宗教の教祖となった母の因果を描く表題作ほか全四話収録。 805円 砂上の将軍 井川香四郎 貧乏旗本和馬が切腹!? 幕閣の居並ぶお白洲 に、吉右衛門は間に合うか 若年寄城中警護役になった、小普請組旗本の高山和馬は、小藩大名と瓜二つだった…。 幕府転覆が囁かれるなか、間違われた和馬は評定所に。 「 如何なされました、和馬様…しっかりなさいませ」。そう言いながら吉右衛門 がバッサリと刀を振り下ろした──ところで目が覚めたのだが、その悪夢がいずれ正夢になろうとは…。若年寄永井摂津守の城中警固を頼まれた小普請組旗本高山和馬は己の知らぬ間に将軍をめぐる幕閣の暗闘に巻き込まれ、本当に切腹することに。果たして救いの神、吉右衛門は間に合うのか!? 770円 暴れ旗本天下御免 殿様商売 井川香四郎 大目付の大河内右京は、能登にある領地に不穏な動きがあることを知り、訪れるが襲われて窮地に……。 同じ頃、加賀藩金沢城下の漆物問屋の息子鷹太郎が、行方不明だった能登松波藩の秋月家の跡取りだったことがわかる。 しかし、松波藩の家老は、次の藩主に自分の息子をつかそうと画策し、おまけに抜け荷までしていた。 そして前後して、佐渡の異変が幕府に伝えられ、右京の父・正盛は、隠居の身ながら……。 北陸に蠢く悪事を、将軍家の御意見番・大河内家三代の男たちが暴く! 書下し痛快時代小説、シリーズ第2弾! 814円 城下町事件記者 熊本・文楽の里 井川香四郎 人間国宝の怪死。真相を知るのは文楽人形。 人間国宝が殺された! 被害者は『人形の豊国』当主・百舌目寿郎、熊本に住む文楽人形師だ。凶器は名刀〈ニッカリ青江〉による刺殺という。 家族や弟子たちによる相続争いなのか? 毎朝新報社熊本支局に着任したばかりの遊軍新聞記者・一色駿作は動揺する。まさかついさっき熊本城で偶然出会った老人が殺されるとは――。 早速取材を開始すると、容疑者として東京の刀剣店『咲花堂』の女性店主・上条綸子が浮かんできたが……。 『城下町奉行日記』で活躍する名門旗本・一色駿之介の血を引く子孫が怪事件の謎を解く! 奉行から読むか、記者から読むか? 「城下町・一色家シリーズ」の現代版! 836円 城下町奉行日記 熊本城の罠 井川香四郎 加藤清正が仕掛けた熊本城最大の謎に挑む! 「諸国の城を見聞してまいるのだ!」 江戸城の天守を再建すると言い出した八代将軍・徳川吉宗の鶴の一声で突然、御城奉行に任じられた旗本の一色駿之介。 許嫁・結実との祝言を挙げる暇もなく、中間の金作を供として、涙ながらに肥後熊本へ出立する羽目に……。 着いたら着いたで、公儀隠密に間違われるわ、人さらいに巻き込まれるわ、ついには藩主・細川家の御家騒動にまで足を突っ込むことになるわで……。 『城下町事件記者』で活躍する遊軍新聞記者・一色駿作のご先祖様が難事件の謎を叩っ斬る! 奉行から読むか、記者から読むか? 「城下町・一色家シリーズ」の江戸時代版! 748円 番所医はちきん先生 休診録二 眠らぬ猫 井川香四郎 御厩河岸之渡で松の木に頭をぶつけて死んでいた大工の検屍のため、定町廻り同心・佐々木康之助に同道した番所医の八田錦は、現場に残された草履跡の多さから“殺し”と察する。折しも、公事師(弁護士)を名乗る男が大店に突如現れ、死んだ大工の件で話があると番頭に詰め寄っていた。男の狙いとは?事件の真相とは?表題作ほか全四話収録。 805円 狸穴の夢 井川香四郎 私にも別の生き方がある!? 千晶は診療所に住み込みで働く産婆と骨接ぎ師だが、自分だけがいない別世界に、ある日突然、迷い込んで……。 神出鬼没の超人隠居と正義漢の貧乏旗本はも皆の心に花を咲かせる 「いいんだよ、その爺さんは…強靭で武芸百般…ほっといても大丈夫」と町方同心からいわれる吉右衛門だったが、本当に腰を痛め診療所に担ぎ込まれる。そこに意識も朦朧とした老人が運ばれてくる。医師の竹下はその顔を見て、老人に助けられた遠い記憶を蘇らせる。貧乏旗本の高山和馬とスーパー居候の吉右衛門、二人のお節介虫が騒ぎはじめ、語らぬ老人の過去を探ると…。 770円 優しい嘘~くらがり同心裁許帳~ 井川香四郎 安値で米を卸していた米問屋の主人・奈良右衛門が殺された! 米問屋組合の寄合の帰りに殺されたようだ。下手人は奈良右衛門を疎んじていた米問屋の中に? しかし、現場を見ていたお滝の証言から引っ立てられたのは、遊び人の半蔵だった……。(表題作) 一筋縄ではいかない事件に、くらがり同心・角野忠兵衛はどう決着をつけるのか!? 770円 逢魔が時三郎 井川香四郎 見習を終え、晴れて亡き父と同じく定町廻り同心となった大間徳三郎だったが、気が弱くまだまだ頼りない。 そんな徳三郎を支えるのは、父に仕えていた岡っ引・文治だ。“仏の文治”の異名を持つ彼は、咎人にも心をかける人格者で、多くの者に慕われていた。その文治が、“御面党”なる人殺し盗賊を追う最中に起きた爆破で姿を消してしまう。 翌夜、張り込みをしていた徳三郎の前にふらりと現れた文治。文治の助言のもと一番手柄を上げた徳三郎だったが、文治の姿は他の者には見えていないようで……? 異色の最強タッグが江戸の悪をあばく!書下ろし長編時代小説。 726円 いのちの種 井川香四郎 スーパー爺さん捕縛! ところが悪徳家老は、平身低頭。一体なぜ? 貧乏旗本と居候のご隠居が、売り言葉買い言葉の大喧嘩。 正義の幸せ伝道師二人は…。 旗本の所領で疫病が流行り、二人は房州へ向かうが……。 「とんだ貧乏神だった……暇を出す。出てけ」「拾ってやった野良犬くらいにしか……ありがたくお暇を頂きます」─何でもござれの居候スーパー爺さん吉右衛門は、貧乏人への「施しが命」の旗本高山和馬と大喧嘩。そんな折、和馬の知行地で疫病が流行り始める。吉右衛門も主人を追い房州に行くが、佐倉藩に因われてしまう。ところが、藩の家老はその顔を見て平身低頭! なぜ? 770円 番所医はちきん先生 休診録 井川香四郎 隅田川で町方与力の水死体が揚がった。遺体を検分した定町廻り同心・佐々木康之助は、首にかぶれたような斑点があることから身投げとされる死因に疑いをもつ。折しも“検診”で訪れた診察部屋で、番所医の八田錦から、死んだ与力は悩みを抱えていた節があると聞かされる。はたして佐々木の執念の捜査は、江戸を揺るがす姦計を暴き出した――。 805円 桃太郎姫 百万石の陰謀 井川香四郎 あの道楽息子が御落胤!? 驚愕の事実に若君は…… 町娘・桃香の姿で過ごす讃岐綾歌藩の桃太郎君は、加賀藩の忍びに拉致された。〈女装〉して材木問屋の若旦那・菊之助に近づく理由を問われる。江戸留守居役が、先代藩主・前田綱紀の落胤だという菊之助を利用して、藩の乗っ取りを画策しているというのだ。 幕府の重職として、加賀百万石の存亡に関わる"陰謀"を暴いてほしいと懇願された桃太郎君は……。 大人気シリーズ、最高潮! 読み逃せない書き下ろし長編! 759円 暴れ旗本天下御免 井川香四郎 祖父・息子・孫の三代で、悪を成敗! 人気の時代小説が、新シリーズになって、登場! 将軍家斉の治世。 江戸城本丸で執り行われた大評定で、相模国にある町の自治により営まれる竜宮町に謀叛の動きがあると報告された。 大目付の大河内右京は、この件に元加賀藩士の筒井権兵衛が関わっていることを知る。 彼は昌平坂学問所で一緒に学んだが、御政道批判したため、流罪になったはずだった。 老中から、竜宮町を潰せと命ぜられた右京だったが、謀叛に疑問を持ち、町に潜入し、調べてみることに……。 将軍にも意見し、“かみなり旗本”の異名で知られる大河内政盛。 その息子で、一見腑抜けて見えるため、ひょうたんと呼ばれる右京。 そして、右京の息子の徳馬。 大河内家三代が悪を断つ! 人気シリーズ、新章開幕!! 770円 百年の仇~くらがり同心裁許帳~ 井川香四郎 三年程前、津軽藩の江戸家老が殺された。罪を白状した男が鋸挽になったのだが、その直前に、現場から逃げ出していた奧女中が男の無実を訴えていた。再度の探索も上手くいかず、くらがりに落ちたこの事件を、永尋書留役の角野忠兵衛が調べ始める。先日あった南部と津軽の人間による仇討ち騒ぎもこの事件に繋がっているようで……。(表題作) 待望の新章開幕! 770円 いたち小僧 井川香四郎 人助けが生甲斐の旗本、居候のスーパー爺さん、実は巷で話題の義賊? 長屋に小判が投げ込まれ……母子が拾う印籠の家紋は? 若き旗本とご隠居の二人は、今日も巷で人助けに邁進。だが金のないのが玉に瑕? おまえはほんに何者なのだ。ずっと正体がはっきりしておらぬが? 世話になる小普請旗本・高山和馬の問いにも飄々と答をはぐらかす「ご隠居」は剣でも何でもこなすスーパー爺さん。困った人を救うのを生甲斐にする和馬と二人、来るもの拒まず今日も人助けに精を出すが、金がないのが玉に瑕。折しも世間では義賊がもてはやされ……。 770円 別子太平記上 愛媛新居浜別子銅山物語 井川香四郎 江戸時代、五代将軍徳川綱吉の治世。 伊予国新居郡の南にある別子山で、銅が発掘された。 その情報を得た側用人の柳沢保明は、逼迫する幕府の財政を改善するために、 銅山の開発を勘定頭差添役の荻原重秀に命じた。 彼は諸国の鉱山を歩き廻った後藤覚右衛門を、代官に任じる。 後藤は、大坂の豪商・住友の分家で、銅業を営んでいた「泉屋」に協力を仰いだ。 それが、二百八十三年にわたり、日本の近代化を支えることになる別子銅山の歴史の始まりだった。 愛媛新居浜で、別子銅山とともに生きた人々を描く歴史巨篇。 770円 別子太平記下 愛媛新居浜別子銅山物語 井川香四郎 黒船の来航以降、幕府は次々と起こる災難に対応が出来ないほど、厳しい状況におかれていた。 それは伊予国新居にある別子銅山にも影響を及ぼした。 百七十年にわたり、銅山稼業を営む御用達商人「泉屋」は、 採掘の行き詰まりと幕府が銅の海外輸出を禁止したために販路が減り、多額の負債を抱えていた。 おまけに給金が滞った鉱夫たちの不満が高まり、泉屋の奉公人広瀬義右衛門は窮地に陥る。 黒船来航で大きく変わる世の中。 それは銅山を運営する住友「泉屋」にも……。 一六九〇年に発見され、二百八十三年にわたり 日本の貿易や近代化に大きく貢献した銅山の歴史。 770円 あわせ鏡 刀剣目利き 神楽坂咲花堂 井川香四郎 摩訶不思議な怪事件が続発。綸太郎の眼力が見抜いたものは? 出会い頭に御内儀(おないぎ)ふうの女とぶつかり、咲花堂の番頭・峰吉は瀬戸黒(せとぐろ)の名器を割ってしまった。女から弁償にと受け取った百五十両から、峰吉は首を括ろうとする女を助け、新たな名器に出会ったりと奇妙なことが頻発する。だが、金の縁(えん)より、人の縁(えにし)。その不思議な因縁を上条綸太郎は見抜いていた……(『藁の器』)。骨董をめぐる珍事件の数々、名手が描く人気沸騰の刀剣目利きシリーズ、第6弾! 660円 写し絵 刀剣目利き 神楽坂咲花堂 井川香四郎 奇怪! 極上の壺になぜ偽の鑑定書が……。神楽坂咲花堂に、仁清(にんせい)の壺を探して欲しいという香取藩の武士がやってきた。図らずも翌日、その壺を油問屋の主人が売りにくるが、なぜか鑑定書である“折紙”だけが偽物だった。偽の折紙は、直後に殺された盗人・疾風(はやて)の鬼三の元からも大量に発見される。上条綸太郎は事件の裏に香取藩の重大な機密が隠されていることを見抜くが……(『写し絵』)。人気快調のシリーズ第9弾! 680円 閻魔の刀 刀剣目利き 神楽坂咲花堂 井川香四郎 古刀の“妖気”が裁きを下す!? 真価を問われる綸太郎の鑑定眼と推理。 「法で裁けぬ者は閻魔が裁く」神楽坂閻魔堂の開帳と時を同じくして、悪辣な材木問屋の惣兵衛が斬殺された。凶器は閻魔堂の守り刀。鑑定を行なった咲花堂の上条綸太郎は、その刀にただならぬ“気”を感じる。その後も、悪事を働く者が次々と……。閻魔裁きの正体、そして綸太郎に突きつけられる血の因縁とは?(『閻魔の刀』)。 新たな展開をみせる刀剣目利きシリーズ、興奮の第8弾! 660円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 井川香四郎 3ページ目