井川香四郎 70件 人気順 新着順 闇夜の梅 梟与力吟味帳 井川香四郎 蓮の花咲き乱れる不忍池の畔――。思い人の伊助に、鳥居耀蔵の屋敷の絵図面を託した女は、鳥居腹心の部下・中嶋勘解由(かげゆ)の娘だった。蛮社の獄に散った渡辺崋山の仇を討つべく、不穏な動きを見せる伊助ら浪士を探る逸馬は、背後に激化する鳥居と水野越前守の対立を見る! 大好評文庫書下ろしシリーズ第11弾。(講談社文庫) 628円 雪の花火 梟与力吟味帳 井川香四郎 江戸で屈指の材木問屋『加治屋』の娘が拐(かどわか)され、千両を用立てろとの投げ文があった。北町奉行・遠山金四郎から直々の指図を受け、吟味方与力の藤堂逸馬は、事件の背後にいると見られる“闇の顔役”を追いはじめる。だが、金の受け渡しに意外な人物が現れたことから、さらなる謎が広がっていく。シリーズ第5弾!(講談社文庫) 628円 紅い月 浮世絵おたふく三姉妹 井川香四郎 三社祭で選ばれた“小町娘”三人のうちふたりが惨殺された。もうひとりの小町・お篠も狙われる恐れがある。 娘たちはなぜ殺されたのか!? 真相を探るべく、浅草一の人気水茶屋「おたふく」を切り盛りする看板三姉妹、 桜・梅・竹は同心・加納らの協力を得て、お篠を囮に下手人を誘き寄せるが……。 悪事や不正を暴くため、危険を顧みず敵の懐に潜入、暗躍する“お江戸版キャッツアイ”ともいうべき美人三姉妹の姿を鮮やかに描く。 痛快時代小説、最新作! 781円 番所医はちきん先生 休診録七 無粋者の生涯 井川香四郎 深川の材木置き場で一膳飯屋の娘が死んでいた。現場を検分した頑固で癖のある本所見廻り与力・脇坂喜兵衛の話では自害だという。だが、恩人の娘の死因に納得がいかない岡っ引の嵐山は、八田錦に調べ直しを頼む。その見立てはなんと凍死。事態は、定年間近の年番方筆頭与力・井上多聞も巻き込んで思わぬ方向に転び始め… …。表題作ほか全四話。 805円 罠には罠 井川香四郎 あの村を助けられるか―― 逃げきろうとする悪人。 させぬと追う隠居たち。 老中も巻き込む仕掛け。 「自分は被害者」と言いつつ過去の悪行をほっかむり。嘘つき悪徳商人を追う、ご隠居と和馬の乾坤一擲、幕府を舞台に仕掛ける罠! ご隠居・吉右衛門は、小田原藩の災害復興のため現地に。そこで、材木問屋「飛騨屋」の主・徳兵衛と出会う。なぜか憔悴した様子の徳兵衛は、身代をなくして故郷の掛川へ帰る途中だという。そのころ江戸では小普請組旗本・高山和馬が「飛騨屋」と付き合いのある材木問屋「川越屋」の相談に乗っていたのだが、何やらきな臭く……。騙し騙されの仕掛けが巡らされ、悪が暴かれる! 770円 番所医はちきん先生 休診録六 罠の恋文 井川香四郎 番所医の八田錦のもとへ「酒呑童子」と名乗る人物から恋文が届くようになってひと月。当初は無視するつもりでいた錦だったが、暮れ六つに薬師堂で待つという誘い文句が記されるに至り、人物を見定めるため、岡っ引きの嵐山とともに薬師堂へ赴く。だが、そこにいたのは若旦那風の男をいたぶるならず者たち。はたして酒呑童子は……? 全四話収録。 805円 八卦良い 井川香四郎 はっけよい…残った! 金にうるさい興行師の本当の目的は何なのか。 元相撲取りの岡っ引き熊公は、同じ相撲取りだった男の悪行の証を見つけられるか。 相撲好きの和馬とご隠居は、興行師の真意を汲めるのか。 定町廻り同心古味覚三郎と岡っ引きの熊公は、長屋で興行師の龍紋寺半蔵の手下に出くわす。彼らは同じ長屋に住む竹三という図体の大きな子が目当てだった。熊公は昔、相撲取りだった頃、評判の悪かった半蔵を知っていて、竹三を連れ去ったのも胡散臭いと睨む。一方半蔵は金にうるさいとの悪評にもめげず勧進相撲興行のため奔走。相撲で金儲けを目論む半蔵との評判に和馬は? 和馬は遠山奉行と激突、シリーズ第11弾! 770円 そこにある幸せ 井川香四郎 身の丈たけを知る料理人と天下を目指す料理人。 幸せはどちらにある? 産婆で骨接ぎ医の千晶ちあきに、なぜか夫殺しを頼む内儀。 夫もまた千晶に妻殺しを…。 縺もつれた二人の糸をほぐす、吉右衛門きちえもんの幸せ狂言芝居! 江戸で名の知れた料理屋「まん福」で修行した二人の料理人が、同じ時期に暖簾を出した。一人は寅三とらぞうといい天下一の料理人を目指し高級料理屋「とら福」の主あるじに。もう一人は猪之吉いのきちといい味は確かだが身の丈たけの料理を出す「ぼたん家や」の主に。ある日、寅三の別れた女房との子甲吉こうきちが拐かどわかされ、なぜか身代金千両の要求が寅三のところに。複雑に縺もつれた糸をほぐす吉右衛門きちえもんの狂言とは? 770円 大久保家の人びと 直参旗本の娘の結婚 井川香四郎 三河以来の直参旗本の大久保家。徳川家康・秀忠・家光と三代の将軍に仕え、天下の御意見番として有名な彦左衛門。 その末裔は、なんと子沢山の大家族。 直参といえど、豊かな生活ではなく、かなり厳しい。でも、当主の機転と才覚、女房の明るさで、乗り切っていく。 幕末の天災飢饉や諸外国の来訪で混乱した世の中を、逞しく生きていく大家族を描く、書下し痛快時代小説。 新シリーズ開幕! 825円 与太郎侍 江戸に花咲く 井川香四郎 「さすがは江戸一番の繁華な町だ。いつ眺めても絶景だあ!」山奥で育った与太郎は、日本橋からの景色を見て今日も上機嫌。ふと周りを見渡すと、人混みの中にポツンと浮かない顔をした老女がいた。どうやら行方不明の孫を捜すために“子返し天神”に行きたいらしい。しかし、そこは霊感商法を行う胡散くさい神社で……。一風変わったお惚けキャラの与太郎が、“ありがた迷惑”(本人は善意)な花を咲き散らかす! 笑いあり涙あり、バラエティに富んだ大人気時代小説第2弾!! 671円 どくろ夫婦 井川香四郎 困っている人を放っておけない和馬とご隠居。 危うい夫婦を救えるか。 閻魔堂のお宝は本当だった。 黄金に輝く髑髏のなかには慶長小判がぎっしり! 見つけてしまった夫婦にはさまざまなわざわいが……。 元呉服問屋の娘お歌は、店が火事で焼けてからは、病がちな亭主を抱え、普請場で働く毎日。閻魔堂にお宝があると聞き付けたお歌は探しに出かけ、小判の入った黄金に輝く髑髏の壺を見つけてしまう。小判を持ち出した亭主が盗みの咎でつかまりそうになるが、小普請旗本高山和とご隠居の吉右衛門に助けられる。髑髏の壺に翻弄される夫婦を救う、和馬とご隠居! 770円 島津三国志 井川香四郎 西郷隆盛ら幕末の薩摩藩士たちが尊敬・崇拝していただけでなく、今も尚、鹿児島の人たちに愛される戦国時代の猛将として名高い島津義弘。 信長、秀吉、家康たちが台頭していくなか、鎌倉時代から続く島津家を存続させるだけでなく、広い視野で九州を平定しようとした島津義弘と兄弟たちを描く長篇歴史小説。 1,001円 番所医はちきん先生 休診録五 悪い奴ら 井川香四郎 柳橋の船宿で開かれていた句会に二人の浪人が乱入。男女三人を斬殺し、九人に怪我を負わせる事件を引き起こした。殺された者の中に偽名で参加していた岡っ引がいたことから事態は緊迫。折しも探索に協力する番所医の八田錦は、被害者に関するある重大な事実に気づく。そんな錦の前に現れた吟味方与力が告げた思わぬこととは......? 全四話収録。 805円 赤ん坊地蔵 井川香四郎 皆の心に花を咲かせる、何でもござれのご隠居、遂に和馬を見捨てる? 屋敷門前に赤子が置き去り。 母親を知る産婆の千晶と、和馬は二人で母親を追うが、見つけた女は違っていた。 母親はいったいどこに? 小普請組旗本高山和馬の屋敷門前に赤ん坊が置き去りにされていた。母親に心当たりがある深川診療所の産婆・千晶は、蕨宿で見たという飛脚の話から和馬との親探しに。川止めで志村宿に足止めされるが、そこには育てられぬ赤子を託す「赤ん坊地蔵」があった。話を頼りに二人が中山道を下っていくと、桜というその母親が見え隠れするのだが…。二人は母親を見つけられるか!? 770円 逢魔が時三郎 誇りの十手 井川香四郎 北町奉行所の定町廻り方で「逢魔が時三郎」とあだ名されている大間徳三郎──。 幼少より気が弱く頼りない同心であったが、なぜか時の奉行・遠山左衛門尉のお気に入りで信頼が厚い。 それもそのはず、時三郎は思いもよらぬ下手人を次々に挙げていたからである。 その手柄の影には彼に“憑いた”岡っ引き・文治の存在があったが、実はこの文治、もうこの世に存在していない。 ある事件で爆死してしまいながら、時三郎が心配で成仏できず、生前同様、二人で事件を探索していたのだ。 時三郎にしか見えないがため、どんな場所も出入り自由の岡っ引きと、その後ろ盾を得て日々成長を遂げる気鋭の同心──。 江戸一の無敵タッグが今日も悪人どもを追い詰める! 715円 歌麿の娘 浮世絵おたふく三姉妹 井川香四郎 長女・桜、次女・梅、三女・竹。浅草で一番人気の水茶屋「おたふく」を切り盛りする三人の看板娘は、浮世絵師・二代目喜多川歌麿を父に持つ。亡き父親は悪党の “裏始末”に関わったと噂され、娘たちもその反骨精神を受け継いでいた。庶民を苦しめる輩は許せない――不正や悪の匂いを嗅ぎつけた三姉妹が敵の懐に潜入し成敗する姿を活写。痛快時代小説、開幕! 770円 与太郎侍 井川香四郎 「世の中ってのは、なんだかざわざわしていて、いけないなあ」箱根の山奥で育った青年・古鷹恵太郎は、お人好しでちょっと天然。しかし、危険を顧みずに人を助け、貧しい者にはなけなしの金を与えることから“与太郎”と呼ばれていた。一緒に暮らす祖父が亡くなり、江戸に向かって旅に出ると、怪しげな者たちから命を狙われ……。人は斬らぬが、悪は糺す! お惚けキャラの“イノセント”侍が江戸で起こる争いを無邪気に解決! ほのぼのニューヒーローが大活躍! 715円 番所医はちきん先生 休診録四 花の筏 井川香四郎 八丁堀の地蔵橋で幼女の溺死体が揚がった。その体には殴打や火傷による無数の傷痕が。一方で親の愛情の証しか、着物には名前と住所を記したお守り袋が縫い込まれていた。すぐさま岡っ引が身元確認に走るが、幼女の長屋は小火騒ぎの真っただ中。はたして幼女の死と何か関係があるのか......? 幸薄い母娘の儚い希望を描く感涙の表題作ほか全四話。 805円 狐の嫁入り 井川香四郎 国替えを望む若き藩主、阻もうとする家老たち。 不思議ご隠居の秘策! 若侍が襲われるところに出くわした旗本高山和馬は、今わの際に封書を託される。 封書には何が書かれて…? 幕閣に物申すご隠居の出番。 小普請組旗本高山和馬は、若侍が滅多斬りされるのに出くわす。今わの際に「…岡島敬之進…伯父…秋元…但馬守に…」と封書を託され、奏者番但馬守下屋敷に遺体と封書を届ける。だが、殺された岡島も襲った侍らも同じ上野館林藩の者と分かる。封書にはいったい何が…。きな臭さが漂う館林藩だったが、国替えを望む若き藩主を救うため、幕閣に物申すご隠居吉右衛門の遠謀。 770円 後家の一念~くらがり同心裁許帳~ 井川香四郎 京橋の油問屋で八人が惨殺される事件が起きた! 金目当ての凶行のようだが、恨みを持つ者の仕業とも思える。定町廻り筆頭同心・篠原恵之介らが調べを進めると、三年前に亡くなったこの家の長男の嫁が姿を消していた……。(表題作) くらがり同心・角野忠兵衛、北内勝馬はもちろんのこと、忠兵衛馴染みの小料理屋『蒼月』の父娘も活躍する書下ろし第三弾!! 770円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 井川香四郎 2ページ目