ゲルツェン(著)/金子幸彦(訳)/長縄光男(訳) 4件 人気順 新着順 過去と思索 第四分冊 ゲルツェン(著)/金子幸彦(訳)/長縄光男(訳) 一八四八年六月,革命後のフランス臨時政府による民衆への大弾圧が起きた.血塗られたツァーリの暴虐を遥かに超えるパリの惨劇は,ゲルツェンの思想を新しい境位に導く.専制支配はペテルブルクだけではない,ここにもある.かくして西欧への幻想は消えた.亡命後のゲルツェンを大きく揺さぶる出来事が続く.(全七冊) 1,650円 過去と思索(三) ゲルツェン(著)/金子幸彦(訳)/長縄光男(訳) ニコライ一世治下のロシアはその帝政史上,言論統制の最も厳しい時代だったが,皮肉にも,思想の世界には稀に見る豊穣な果実をもたらした.「西欧主義」と「スラヴ主義」という二大潮流が生まれたのである.流刑先から戻ったゲルツェンは,両者の間で繰り広げられた激しい論争で,主役の一人であった.(全七冊) 1,507円 過去と思索(一) ゲルツェン(著)/金子幸彦(訳)/長縄光男(訳) ナポレオン侵攻前夜にモスクワで生まれ,「パリ・コンミューン」前夜にパリで没したアレクサンドル・ゲルツェン(一八一二―一八七〇).近代史のこの転換期に「人間の自由と尊厳」の旗を掲げてロシアから西欧へと駆け抜けた,一人の亡命者の壮烈な人生の幕が今開く.第一分冊は生い立ちから政治に目覚めた青年時代まで.(全七冊) 1,507円 過去と思索(二) ゲルツェン(著)/金子幸彦(訳)/長縄光男(訳) 反政府的言動のかどで逮捕されたゲルツェンは,流刑囚としてシベリアの入口にいる.「僕はウラル山脈の氷のような空気を吸った.その空気は冷たかった.しかし,それは新鮮で健康的だ.シベリアは新しい国だ.独特なアメリカだ」.五年にわたって余儀なくされた流刑生活が二十代の青年にもたらしたものとは.(全七冊) 1,507円 1 TOP 電子書籍(本・小説) ゲルツェン(著)/金子幸彦(訳)/長縄光男(訳)