千野隆司 51件 人気順 新着順 北辰の剣―千葉周作 開眼 千野隆司 陸前から江戸に出て剣の修行に励む若き日の千葉周作。天下の中西道場で、どうしても勝てない剣士がいた。“音無しの剣”を振るう高柳又四郎である。何者かに殺された親友の復讐を誓い、道場剣法から真剣を想定した修行に変えた周作は高柳の極意を悟れるのか!? 715円 出世商人(三) 千野隆司 借金完済を前に、新たな試練が男を襲う! 新薬《元気丸》の商いも評判となり、借財の完済も目途が立ってきたある日、 文吉は樽乗り曲芸師の娘とその祖父に出会う。 芸の最中に樽から落ちた娘を庇い、祖父が大怪我をしたのだ。 調べてみるとどうやらふたりは何者かに狙われていたらしい。 しかもその背後には文吉への妨害も絡んでいて……。 借財篇完結となるシリーズ第三弾! 699円 おれは一万石 : 12 慶事の魔 千野隆司 正紀は子を授かり、山野辺は婚姻が決まった。おめでた続きの正紀たちだったが、好事魔多し。互いに受け取った祝の品は、高岡藩に仕掛けられた罠だった! 陰で糸を引くのは復讐を誓う石川総恒と悪漢商人ども。この窮地を正紀はいかにして切り抜けるのか!? 好評シリーズ第12弾! 682円 おれは一万石 : 1 千野隆司 一俵でも禄高が減れば旗本に格下げになる、ぎりぎり一万石の大名家に婿として入った十七歳の若者が、失敗を繰り返しながらも奮闘し、家臣や領民と徐々に心を繋げて藩政を立て直してゆく。待望の新シリーズ! 539円 雇われ師範・豊之助 : 1 借金道場 千野隆司 中西道場免許皆伝である豊之助は、師の忠兵衛から本所の来栖道場立て直しを命じられる。ところが道場主は家賃を滞納し、借金をつくって夜逃げしていた。借金取りの老婆の手伝いをしながら、道場再建を目指す豊之助だが……。人情あり、捕り物あり、剣戟あり! 書き下ろし時代小説第一弾! 539円 雇われ師範・豊之助 : 2 ぬか喜び 千野隆司 北町奉行・永田備前守正直の三男坊である豊之助が引き受けたボロ道場に、大挙して弟子入り志願の町人が押しかけた。首を捻りながらも喜ぶ豊之助だったが……。人情あり、捕り物あり、剣戟あり! 書き下ろし時代小説第二弾! 528円 雇われ師範・豊之助 : 3 瓢箪から駒 千野隆司 幾人もの侍に襲われていた若侍を助けた豊之助。若侍は帰る家がないと、豊之助のボロ道場に身を寄せる。ところが、この若侍を巡り、水面下で大騒動が起こっていた。書き下ろし時代小説第三弾! 539円 雇われ師範・豊之助 : 4 家宝の鈍刀 千野隆司 刺殺された材木屋の番頭の腹に刺さっていた脇差は、豊之助の弟弟子のものだった。同心の探索に手を貸しながらも、無実を祈る豊之助だったが……。 書き下ろし長編時代小説第四弾! 539円 雇われ師範・豊之助 : 5 泣き虫大将 千野隆司 多くの人、家屋の被害を招いた神田上水白堀決壊は人災だったのか!? 決壊当夜、不審な人影の目撃情報を得た普請奉行に頼まれ探索をはじめた豊之助は、驚くべき真相へ行きついた! 539円 雇われ師範・豊之助 : 6 鬼婆の魂胆 千野隆司 仇討ちの父子を道場に居候させた豊之助。おんぼろ道場は新弟子も増え、ますます手狭になってきた。調べを進めるにつれ、仇はどうやら江戸を騒がす火付け強盗の頭らしいとわかってきたのだが……。シリーズ第六弾! 528円 おれは一万石 : 11 繰綿の幻 千野隆司 今秋、米の出来高も平年並みに戻ったが、高岡藩の財政はいまだ問題山積だった。勘定頭の井尻は出入りの商人から繰綿相場の話を聞いて、無断で藩の金を「空売り」に投資する。ところが繰綿の値は上がり続けた。家来の不始末に、正紀はどう決着をつけるのか!? 好評シリーズ第11弾! 671円 戸隠秘宝の砦 第一部 吉原惣籬 千野隆司 秀吉の遺した財宝を巡る争奪戦!新伝奇小説 江戸時代の天保期、諸藩の財政は危機的状況にあった。 松枝近忠は、自分が府内藩当主である大給近訓の実子であることを告げられる。そして、近訓から藩の財政的な窮状を救うために、秀吉が遺したという百万両に相当する財宝を探し出すよう命じられた。その秘宝は、対外貿易で潤沢に蓄えたもので、長崎から秘密裡に運び出されていた。その中心にあったのは石田三成、三成が協力を依頼したのは、大谷吉継と真田幸村、実際に動いたのは、長崎奉行の寺沢広隆と敦賀の廻船業者である高島屋伝右衛門だった。そして、ギヤマンの皿と奉納の絵馬、宝刀の茎(なかご)が揃わなくては財宝の場所がわからず、収められた石窟を開けることができなかった。近忠が、この話を聞いたとき、密かに盗み聞きをしていた男がいた。それは、その当時処刑されたことになっていた鼠小僧次郎吉だった。次郎吉は、実はその秘宝に所縁のある家の末裔だったこともあり、秘宝を探し始める。さらには、ギヤマンの皿を持っていた高嶋屋伝右衛門の子孫、五郎左衛門や高嶋屋と昵懇の仲にある小浜藩も秘宝を得ようと動きはじめる。全3冊でお送りする伝奇時代小説、第1弾。 627円 戸隠秘宝の砦 第二部 気比の長祭り 千野隆司 敦賀の気比神宮での闘い!シリーズ佳境へ! 藩の財政難を救うため、秀吉の遺した百万両の財宝捜しを命じられた近忠。ギヤマンの皿と組み合わせることで財宝の在りかを示す絵馬を求めて、敦賀の気比神宮に赴く。敦賀には、近忠の危険を知ったお絲をはじめ、宝を狙う父の高嶋屋や、小浜藩、鼠小僧次郎吉も向かっていた。その途中、お絲は何者かに攫われる。 気比神宮では、気比の長祭りの準備が進んでいた。絵馬は、祭礼の最終日に焼かれてしまうことがわかり、皆がそれを手に入れようと動く。 近忠はお絲を取り戻そうとしていたが、敵の罠に陥り、近忠はお絲のいる洞穴に閉じ込められてしまう。そこは、満ち潮とともに水かさが増してきた。果たして、二人の運命は? そして、誰がその絵馬とギヤマンの皿を合わせて、精密な財宝の絵図面を入手することができるのか? シリーズ佳境、新伝奇小説の第2弾! 627円 戸隠秘宝の砦 第三部 光芒はるか 千野隆司 秀吉の秘宝を巡って、戸隠での最終決戦!長編伝奇小説、ここに完結! 秀吉の遺した秘宝の手がかりを、敦賀の気比神宮にまで捜しに行った近忠だったが、手がかりとなる図面は高嶋屋五郎左衛門に、財宝を開ける際に必要な宝刀は、鼠小僧次郎吉に奪われてしまった。 江戸に戻ってきた近忠は、高嶋屋と小浜藩の内藤主殿たちが、隠し場所の戸隠に出かけるのを知り、仲間たちと追いかけた。前回と同じ、辰次にお絲、亥ノ吉に義兄の欽之丞が加わり、5名での旅立ちだったが、角雲、大けがをした千代吉、それに十蔵と孫娘のお良が後に参加し、9名になった。 川を舟で渡ろうとした一行の行く手に、次郎吉の一味が現れ、お絲を攫っていった。味方と思っていたものが、敵と通じていたのだ。 次郎吉は、戸隠の里に住んでおり、秀吉の秘宝を探しに来た一味からお宝を奪い取ろうとしていた。 果たしてお絲を救い出せるのか。また、三つ巴の戦いの行方は。 秀吉の秘宝は、誰の手に渡るのか。 627円 長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖1 憧憬 千野隆司 長谷川平蔵の甥っ子が人足寄場与力に! 人足寄場は、平之助の伯父である長谷川平蔵が立案実施した施設である。罪を犯した者たちに職業修業を施し、社会に復帰させる画期的な仕組みだった。 定掛与力として、阿比留平之助は平蔵とともに勤めることになった。平之助が、人足寄場を歩いてみると、男には大工や左官、屋根葺き、鍛冶、紙漉き、表具など、女には裁縫や機織りなど、さまざまな仕事を訓練させていた。ただ、予算の限りがあり、正すべきところも直せなかった。 その頃、盗賊鬼洗いの鉦七の押し込みがあり、事情も知らないまま逃走用の船の船頭に雇われて捕まった、癸助という男が入ってきた。気がかりなのは、一人残してきた妹のトミのことだった。ある日、人足寄場に入ってきた男たちが癸助と親しくなる。鉦七一味は、自分たちに繋がる証拠を知っているかもしれない癸助を殺そうとしていたのだ。 長谷川平蔵は、自宅で倒れてから、徐々に弱っているようだった。 平之助は、癸助を救うことが出来るのか。鉦七に迫ることが出来るのか。 平之助の活躍を描く、人情味溢れるシリーズ第一作! 638円 長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖2 決意 千野隆司 人足寄場が舞台の時代小説、待望の第2弾! 小塚原刑場で、盗賊乙兵衛と捨十、鉦七の情婦お駒の処刑が行われた。逃げ延びた首領鉦七は、平之助と人足寄場に入った癸助への復讐を誓った。 その頃、江戸の町を嵐が襲った。人足寄場では、土嚢を積み準備していたが、高潮と強風で甚大な被害を被った。一部の人足は、三日間の解き放ちで命を掛けて船で江戸に戻ったが、そこには癸助と辰次郎もいた。運良く生き残った二人。癸助はお久邇の店で働いている妹のトミの行方を捜した。 いち早く、人足寄場に米三俵や必要な物資をもって見舞いに来たのが病身の長谷川平蔵だった。平之助は、伯父の長谷川平蔵に意見に従い、人足寄場復興のために町年寄の三家を回って資金を獲得しようとする。 お久邇、左吉と一緒にクニが寺に避難しているのを知って訪ねて行った癸助と辰次郎だったが、襲われた鉦七は、腹を刺されて辰次郎の知り合いの所に身を寄せる。 そして、トミが男にさらわれた。 調べをすすめる平之助は、トミの居場所を突き止め、今度こそ鉦七を捕まえようとするのだが。 著者渾身の時代小説シリーズ、第2弾! 671円 長谷川平蔵人足寄場 平之助事件帖3 死守 千野隆司 人足寄場はなくしてはならぬ!好評第3弾! 阿比留平之助と弥五平は、上野山下で無宿者たちが狼藉を働く現場に遭遇した。その頭となっているのが、人足寄場を出た戸佐造と又次だった。死者と多数の怪我人が出た無宿人による騒ぎは、さらに続き、江戸中に知られることとなった。一連の事件は、人足寄場が無宿者の更正に役立っていないのではないかという意見を生み、幕閣の中には人足寄場の廃止を唱える者も出た。 戸佐造と又次の行方を追う平之助は、一味が寄場にいた者や商品を売り歩くために市中に出ている人足寄場の者に声を掛けていることを掴む。 平之助は、人足寄場を廃止させないために、町方から存続を願う嘆願書を書いてもらおうと考えた。春の高潮の折りに、寄場の修復費用を出してもらった、町年寄三名を訪ねた平之助は、三人の心を動かすことに成功する。そして、寄場の存続が決定した。ただ、無宿者による騒ぎが起こったら、廃止すると言われる。 戸佐造と又次を捕らえようと調べを進めると、平之助は背後に某藩と結んだ商人がいることに気がついた。騒ぎを起こそうとする動きを掴んだ平之助だったが、一味の偽の動きに騙され………。黒幕も含めた一味を捕らえることが出来るのか。 660円 おれは一万石 : 10 無人の稲田 千野隆司 海賊船は正紀らの活躍で退治したが、頭の鮫五郎は海中に身を投げた。四千俵もの米俵と高級昆布類は行方不明になった。同時に後ろ盾になっていた磯浜屋伝兵衛も、捕縛の手を逃れて水戸城下から姿を消した。この背後には、水戸藩御側用人友部久左衛門の存在が大きい。友部は手に入れた金を、府中藩の世子問題に利用し、勢力の拡大を図っている。府中藩領内の行方郡には、一揆の火種がのこっていた。好評シリーズ第十弾! 539円 おれは一万石 : 9 贋作の謀 千野隆司 高岡藩藩主・井上正国が大阪定番の任を終え奏者番へ就任した。お役目は多忙を極め藩政に関わる暇はない。そんな折、奏者番就任祝いで狩野派の掛軸が贈られてきた。画に詳しい正室・和は掛軸を贋作だと見抜き、出所を明らかにするよう正紀に命じた。贋作作家捜しは、思わぬ展開になっていく。好評シリーズ第九弾! 550円 おれは一万石 : 8 囲米の罠 千野隆司 米価は高値をつけたまま動かない。多大な犠牲を払った廻米は江戸市中にわずかしか出回っていない。多くの米はさらなる値上げを狙って隠匿される「囲米」となっていた……。好評シリーズ第八弾! 539円 123 TOP 電子書籍(本・小説) 千野隆司 2ページ目