中村進一 2件 人気順 新着順 死んだ動物の体の中で起こっていたこと 中村進一 コロナ禍のステイホームで急増したペット需要。 ネット上に拡散される野生動物との触れ合い動画の数々。 容易く供給される「かわいい」「癒される」のその先に、病気や事故、そして決して避けられぬ「死」があることを、私たちはどのくらいちゃんと理解できているでしょうか。 ――動物も生きている限り、死に至る。 それは、ごく自然の営みの中で起こることが大半ですが、ロードキルや誤飲、中毒、寄生虫やウイルスへの感染、栄養不足、虐待や飼育放棄といった、直接・間接的に人間が関わっていることもあります。 そのことに目を背けず、「かわいい」だけではない動物たちの現実を知るということ。 本書は、「死んだ動物を診る」病理学専門の獣医が、遺体と向き合う日々の中で学んだこと、感じたこと、最後の診断で聴いた動物たちからのラストメッセージを綴ったエッセイ。 起きた出来事をただ嘆くのではなく、たくさんの「生」につなぐために--「命」への希望と責任を問う一冊です。 1,980円 獣医病理学者が語る動物のからだと病気 中村進一 動物の臓器や遺体を観察して病気を診断する、少し変わった動物のお医者さん「獣医病理医」。 知れば知るほどおもしろい動物のからだのひみつ、病気のふしぎについて、 動物の病気と死のエキスパートである獣医病理医ならではの視点で解説した一冊。 【本書のポイント】 ●さまざまな動物の特徴的な臓器や病気について、独自の視点で解説。 ・動物に多いがんって? ・猫は中毒になりやすい? ・カナリアは毒ガスを検知できる? ・ヘビの臓器はどうなっている? ・ワニの心臓は水陸両用? ・動物もぜいたくをすると痛風になる? ●実は身近に潜んでいる動物と人の感染症について紹介。ペットや家族、自分自身を感染症から守るための知識が満載。 ●動物の死から声なき声を聞き、残された動物や人のために役立てる。知られざる獣医病理医の知られざる仕事内容を紹介。 ●犬や猫といったペットを治療するだけではない、獣医師の社会的役割についても紹介。 1,980円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 中村進一