永井路子 31件 人気順 新着順 平家物語の女性たち 永井路子 平清盛ら源平の武者たちの華麗な戦さ、滅びゆくものの光芒を描いた『平家物語』。その舞台裏でひっそりと、しかし確かに生きた女性たち──清盛の気まぐれに翻弄される白拍子、天皇に愛されたばかりに宮廷を追われた小督局(こごうのつぼね)、戦場に青春を燃やした巴御前、幼い安徳帝を抱いて入水した平時子ら、十余人のヒロインに光をあてる。史実と創作の境界を探り小説家ならではの視点で解釈した、古典『平家物語』がぐっと身近になる一冊。 600円 岩倉具視 言葉の皮を剥きながら 永井路子 明治維新の立役者の一人、岩倉具視。下級公家に生まれ、クーデターの画策などで幾度となく追放されながら、いかにして彼は権力の中枢までのぼりつめたのか。本作の構想を長年温めてきた著者が、卓越した分析力と溢れる好奇心で史料と対峙。「尊王攘夷」や「佐幕」といった言葉を剥きながら、新たな岩倉具視像を立ち上げることに成功した永井文学の集大成! 569円 炎環 永井路子 京の権力を前に圧迫され続けてきた東国に、ひとつの灯がともった。源頼朝の挙兵に始まる歴史のうねりは、またたくうちに関東の野をおおいはじめた。鎌倉幕府の成立、武士と呼ばれる者たちの台頭――その裏には、彼らの死にもの狂いの情熱と野望が激しく燃えさかっていた。鎌倉武士たちの生きざまを見事に浮き彫りにした傑作歴史小説にして第52回直木賞受賞作! 682円 朱なる十字架 永井路子 細川ガラシヤ――。彼女の父は、謀叛を起こした明智光秀。夫は、冷ややかに父を無視した細川忠興。無垢な心と比類なき美貌を併せ持つ彼女に課せられた運命は、あまりにも過酷であった。深い苦悩の末、禁制のキリスト教に救いを見出したのも束の間、関ヶ原合戦の前夜、彼女は自らの命を絶つことになってしまう――。ガラシヤ夫人の愛と苦悩、憂愁の生涯を描く感動の長篇小説。 621円 美貌の女帝 永井路子 壬申の乱を経て、藤原京、平城京へと目まぐるしく都が遷る激動の時代。その裏では、皇位をめぐって歴史の節目となる大変革が進行していた。繰り返される裏切り、陰湿なる策略。矢面に立たされた氷高皇女が女帝・元正天皇となり、自身のすべてを政治活動に捧げ、守り抜こうとしたものとは何だったのか――。悲劇の女帝を描いた長篇歴史小説。 815円 山霧 毛利元就の妻 上 永井路子 上下巻累計100万部超えのベストセラー長編歴史小説! 小領主から名将へ駆け上がる元就を支えた妻――。 16世紀初めの戦国時代。土豪たちがひしめく中国山地の小領主だった毛利元就のもとに、<鬼>といわれる吉川国経の娘が輿入れした。権謀術数うずまく乱世にあって、ふたりは支え合いながら否応なく戦国の夫婦として生きていく。やがて元就は頭角をあらわしはじめるが……。NHK大河ドラマの原作となった長編歴史小説の傑作。 754円 山霧 毛利元就の妻 下 永井路子 上下巻累計100万部超えのベストセラー長編歴史小説! 政略結婚から生まれた、たぐいまれな愛――。 大内氏と尼子氏の2大勢力のはざまで翻弄され続ける元就。たび重なる危機的な戦い、身内の裏切りなど苦境を乗り越えて、戦国時代屈指の名将への階段を上っていくが、隣にはいつも、愚痴っぽい元就を支えた妻の天性の明るさがあった。3人の息子たちとともに乱世を生きぬく武将とその妻を描いた長編小説。 806円 乱紋(上) 永井路子 織田信長の妹・お市の方と、近江の雄・浅井長政のあいだには3姉妹がいた。長女・お茶々は豊臣秀吉の側室として権力をふるった後の淀君。次女・お初は京極高次の妻となり、大坂の陣で微妙な役割を演じる。そして、最も地味でぼんやりしていた三女・おごう。彼女には、実に波乱に満ちた運命が待ち構えていた――。おごうの生涯を描いた長篇歴史小説。 733円 乱紋(下) 永井路子 権力をほしいままにした豊臣秀吉の立場に暗い影がさしはじめた。そんな折、おごうは三度目の花嫁となった。嫁ぎ先は徳川家康の嫡子にして江戸幕府の二代将軍となる徳川秀忠――。秀吉の死、関ヶ原の戦いなど、歴史が大きな転換期に到達したとき、お茶々とおごうの姉妹は、日本を真っ二つに分けて対峙する両陣営の頂点にいたのだった。 733円 流星 お市の方(上) 永井路子 激動の戦国時代、織田信長という風雲児の妹として生まれたがために、あるいは、その比類なき美貌ゆえに、お市の方は激しく厳しい運命を生きる。近隣の国々を切り従え、天下統一を狙う兄・信長と、その兄と対決せざるを得ない最愛の夫・浅井長政。日々激化する抗争の狭間に身を置いて、お市の方は苦難に満ちた生涯を送るのであった――。 672円 流星 お市の方(下) 永井路子 お市の方の兄である織田信長と、5年の歳月を共に過ごして4人の子まで授かった最愛の夫・浅井長政が、互いに裏切りあい、憎悪をあらわにして激突した。お市の方は信長の天下統一への野望に共感しながらも、この兄の滅亡を願わずにはおられない。生き抜くためには親子兄弟でさえ争わねばならなかった戦国の世を懸命に生きようとした女性の悲劇とは――。 672円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 永井路子 2ページ目