美貌の女帝

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あらすじ

壬申の乱を経て、藤原京、平城京へと目まぐるしく都が遷る激動の時代。その裏では、皇位をめぐって歴史の節目となる大変革が進行していた。繰り返される裏切り、陰湿なる策略。矢面に立たされた氷高皇女が女帝・元正天皇となり、自身のすべてを政治活動に捧げ、守り抜こうとしたものとは何だったのか――。悲劇の女帝を描いた長篇歴史小説。

レビュー・口コミ(1件) 一覧へ

  • 日本の天皇家の歴史の中でも3代女性天皇が続いた、母、娘、孫娘の心の葛藤とともに歴史が描かれております。その中でも唯一独りだけが生涯独身をつらぬきました。なにゆえ美貌の女帝といわれながらも生涯独身であったのだろうかと少し掘り下げながら読むとおもしろいです。

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    かおりくまさん