岡本さとる 72件 人気順 新着順 侠気 新・剣客太平記(三) 岡本さとる 三田にある直心影流剣術道場の師範・峡竜蔵は、ある日、懇意の大目付・佐原信濃守より、陸奥国三春にある剣術道場で対立が起きていると告げられた。この件で当主・伊予守が頭を抱えており、火花事になる前に竜蔵に様子を見に行ってきてほしいという。竜蔵は供連れに、かつては敵方だったが、剣を交わし今では心も通わせた浪人・猫田犬之助を選び、陸奥国へ向かった。道中、さらに仲を深めながら七日後。二人は無事到着した三春の地で、負けん気の強い女剣士と出会い、思わぬ疑いをかけられ騒動に巻き込まれて……。剣に長じ、侠気ある人――“剣侠”竜蔵の、裂帛の気合が正義を貫く!大人気シリーズ。 660円 血脈 新・剣客太平記(一) 岡本さとる 直心影流の継承者を決める大仕合から四年。三田に剣術道場を構える峡竜蔵は幼馴染である綾を妻に迎え、その翌年には長男・鹿之助を授かっていた。順調に門弟も増え、賑わいを見せる峡道場。そんなある日、綾は、竜蔵が幼い頃から生活の面倒をみてきた内弟子・雷太の様子にどこか翳りがあることに気づく。いつもは明るく道場の人気者、雷太の変化の理由とは……。夫となり父となっても己が剣の道を生きる峡竜蔵が、今度は信愛する弟子たちを厳しく温かく育てていく――。大好評「剣客太平記」シリーズ、新たなる始動。 660円 師弟 新・剣客太平記(二) 岡本さとる 直心影流一の暴れ者・峡竜蔵が剣術道場の師範になって十年。長男・鹿之助の成長を見守るとともに、多くの門人、弟子たちとの稽古に精を出す日々を送っていた。ある日竜蔵は、夜分に突如現れ、“井中剣峰”と名乗り、差料を賭した立会を挑んでくる剣客が現れたとの噂を耳にする。剣を交えた者たちは皆名だたる剣士にもかかわらず、ことごとく力を奪われたという。“田舎者の剣法”と洒落つつ、縦横無尽に使いこなしてみせる遣い手に興味を抱いた竜蔵は、刀狩の理由を問いただすべく近づくのだが……。ひとすじに剣の道を貫く男を描く、味わい深きシリーズ第二弾! 660円 鉄の絆~若鷹武芸帖~ 岡本さとる 「日光奉行所の武芸について検分して参れ」。公儀武芸帖編纂所頭取の新宮鷹之介は、支配役の若年寄・京極周防守から将軍の命を伝えられた。将軍家斉の気遣いに感謝しつつ鷹之介は、ご褒美旅で土産話でも持って帰ろうと、役儀で初めての旅に出た。奉行所の視察を終え、帰り旅の途中鷹之介は思わぬ騒動に巻き込まれることに――。濃厚で読み応え抜群の、シリーズ第七弾。 660円 大仕合 剣客太平記 岡本さとる 熱き剣客・峡竜蔵は三十三歳となり、彼が三田に構えた直心影流の剣術道場も活気をみせていた。そんなある日、竜蔵は同流派の大師範・赤石郡司兵衛から剣の強者達が腕を競い合う〝大仕合〟への誘いを受ける。勝者は当代一流で憧れの剣客・団野源之進との立合いを許されるという。弟子たちと共に稽古に邁進する最中、竜蔵は剣技抜群の強敵が六年間の武者修行を終えて帰ってきたことを耳にする。しかもその男は妹分の綾と因縁浅からぬ仲であると知って――(「第四話 大仕合」より)。切磋琢磨する直心影流の剣士たちの爽やかな姿と、それを取り巻く人々の温かな縁を描く、大好評シリーズ第九弾! 660円 外伝 虎の巻 剣客太平記 岡本さとる 直心影流第十代的伝・藤川弥司郎衛門の弟子にして師範代を務める剣客・峡虎蔵は、破天荒で無敵を誇る男。しかし、型破りな性分の夫に休まらぬ日々を過ごしていた妻・志津は、ある日突然実家に戻ってしまい、一人息子の竜蔵も両親と離れ弥司郎衛門の下で内弟子として暮らしたいと言い出した。一家離散の危機にとまどう虎蔵は、一方で、羽州七万石の大名・若月家御用達の酒問屋“三好屋”の隠居甚右衛門の様子を気にしていた。若月家へ奉公に上がった甚右衛門の孫娘・美代が、変わり果てた姿で帰ってきたという……。「剣客太平記」の“剣にまっすぐに生きる男”峡竜蔵が、まだ幼き頃の物語。大好評シリーズ特別長篇。 660円 剣侠の人 剣客太平記 岡本さとる 三田に直心影流の剣術道場を構える峡竜蔵と、団野源之進との仕合日が近づいてきた。誰もが認める一流の剣士・源之進との打ち合いを誇りに思う竜蔵。しかし、仕合をもって直心影流の次期継承者が決まることを知り、大役を背負うことへの重圧ものしかかっていた。そんなある日、大師範・赤石郡司兵衛の紹介のもと、直心影流と縁が深い土岐家での演武披露のため上州・沼田へ旅に出た竜蔵は、そこで思わぬ襲撃に遭う。かつてこの地で名を馳せた亡き父・虎蔵に年来の恨みを持つ者が待ち構えていたのだった……。父の生きざまを胸に、真の“剣?の人”を追い求めつづける若き剣術師範を描く、大好評シリーズ第十弾。(解説・縄田一男) 660円 居酒屋お夏 三 つまみ食い 岡本さとる 居酒屋の名物女将・お夏の許に、髪結の鶴吉から思わぬ報せが届いた。二十年前、お夏の母を許し難き理由で無礼討ちにした才次が名を変えて船宿の主に納まっているという。凄まじい殺人剣の遣い手を用心棒に雇い、温和な仮面を被る才次を討つため、お夏は料理人の清次らと共に策を巡らした大勝負に挑む。無念と憤怒を晴らすシリーズ待望の第三弾! 627円 居酒屋お夏 四 大根足 岡本さとる 悲願の仇討ちが、新たな波乱の幕を上げる――。人情居酒屋の毒舌女将・お夏に忍び寄る黒い影。その裏には、縄張り拡大を目論む悪党・市蔵の思惑が。しかも、お夏が敢行した仇討ちを、高輪から品川を取り仕切る五郎蔵一家の仕業と勘違いしている。野心と復讐心に燃える市蔵。このままでは江戸に血の雨が降る。お夏は止められるか? 激動の第四弾。 627円 居酒屋お夏 六 きつねの嫁 岡本さとる 活気溢れるお夏の居酒屋の片隅で、静かに油揚げを食べるその男は、過去のしくじりに縛られていた。そんな男の日常にも、変化の風は吹く。恋心というには淡すぎる、ある女へ の慕情。だが、その女もまた運命に翻弄されながら生きてきたのだった。傷つきながらも健気に生きてきた二人は、お夏のさりげない尽力で結ばれるのか? 心洗われる第六弾。 627円 居酒屋お夏七 朝の蜆 岡本さとる お夏が再会したその男は、親に捨てられ泥棒稼業に身をやつした過去の持ち主だった。一時期はまっとうな道を歩もうとした彼だが、世間の風は容赦ない。「生まれてこなければよかった」。捨て鉢な気持ちで喧嘩を起こした彼を救ったある浪人。その恩人が窮地に陥った時、男は一度だけ泥棒に戻る決意を固めるのだが……。心に優しい風が吹く第七弾。 627円 居酒屋お夏 八 兄弟飯 岡本さとる 親の愛に背を向けて、散り散りとなった三兄弟。時に疎ましくも思った母が死に、十数年ぶりに三人で集った彼らを待っていたのは、お夏のお説教だった。しかも、母の死の裏には怪しげな奴らの影が見え隠れするという。許せねえ、暴れたる! けしかけたお夏も暗躍し、彼らを支えるが……。三兄弟は母の仇を討てるのか? 心に晴れ間が広がる第八弾。 627円 居酒屋お夏 九 男の料理 岡本さとる いぶし銀の働きでお夏を支える料理人の清次が、哀しき母子との交流を人知れず深めていた。女の亭主は理由あって旅に出ているのだという。やがて旅帰りした亭主と対面した清次は、その男に好感を抱く。だが彼の眼差しには、修羅場を潜った者特有の鋭さが含まれていた。男の過去に一体何が? 脛に傷持つ者は幸せになれないのか? 感涙の第九弾。 627円 居酒屋お夏 十 祝い酒 岡本さとる 正体不明の大悪党・千住の市蔵は、争闘の場で見たお夏への復讐心を滾らせていた。お夏 とて母を殺めた市蔵との決戦は望むところだが、表の顔はあくまでも居酒屋の毒舌女将。 同心の濱名茂十郎は、お夏抜きで市蔵捕縛に向かう。正義と悪が激突する白山権現。そこ で運命の悪戯ともいうべき事態が判明! お夏の運命は? 人気シリーズ、堂々の決着。 627円 暗殺剣 剣客太平記 岡本さとる 三田に剣客道場を構える峡竜蔵は、文武堂という私塾の悪事を暴き、その逆恨みから刺客に命を狙われていた。自分への襲撃の余波が周囲へ及ぶのを危惧した竜蔵は、祖父と母が暮らす本所出村町に道場を建て、剣友を送り込んだ。一方、竜蔵の妹分・お才の元に平次郎という男が現れる。竜蔵は平次郎から感じられる軽薄さに心を波立たせつつも、刺客の影を恐れ、お才に近づくことを避けていた。そんな矢先、お才が平次郎から堀切の菖蒲見物の誘いを受けたという話を聞きつけ、胸騒ぎを感じるのであった……(「第四話 暗殺剣」より)。仲間とともに悪に立ち向かう若き剣客の姿を描く、感動の大好評シリーズ第七弾! 660円 十番勝負 剣客太平記 岡本さとる 私塾・文武堂の不正を暴き、塾長であった笠原監物から逆恨みされた直心影流の剣客・峡竜蔵は、なおも送りこまれる刺客をその度ごとに討ち止めていた。しかしその襲撃の余波は、竜蔵と親しい大目付・佐原信濃守にまで及ぶことに。佐原からの密命を受け、笠原の息の根を止めるべく動き出した竜蔵は、一連の騒動の黒幕の正体に辿りつく。そして、黒幕の手下と思われる手代の一人が四谷に住んでいることを聞きつけた。動向を探るため、向かいの旅籠に身をひそめた竜蔵は、そこで働く薄幸の少年・雷太に出会って……(「第一話 小さな弟子」より)。直心影流“峡派”の、絆と強さを魅せつける一大勝負!大好評シリーズ第八弾。 660円 返り討ち 剣客太平記 岡本さとる 芝界隈を仕切る香具師の元締・清兵衛は、古くから付き合いのある浪人・五十嵐左内と久しぶりに顔を合わせた折に、竜蔵の命が狙われているとの噂を聞く。驚きと不安を隠せない清兵衛は思わず竜蔵にその噂を伝えてしまうが、剣の道を極めようとする男に動揺は全くみられなかった。しかしその蔭には、剛剣かつ破天荒であった亡き父・虎蔵の因縁が深く関わっていて……(「第三話 返り討ち」より)。直心影流・峡道場の弟子も増え、たくましく成長した若き二番弟子・新吾も大活躍。年を重ねても変わらない竜蔵の真っ直ぐな心が人々を惹きつける、大好評青春剣客小説、シリーズ第六弾。 660円 喧嘩名人 剣客太平記 岡本さとる 立春を迎えたある日、三田に剣術道場を構える峡竜蔵は、口入屋と金貸し両一家の喧嘩の仲裁を頼まれ、誰も傷つけることなく間を取り持った。その雄姿に感服した若者が見世物小屋の親方・清兵衛を通じて、竜蔵に相談を持ち込んできた。彼の名は万吉といい、芝界隈で荒くれを仕切る、駕籠屋の後継ぎだった。しかし、代々続く侠客の家系に生まれ、体格と風貌に恵まれながらも、いつ売られるかわからない喧嘩が恐いという。喧嘩強者と思われてきた万吉が抱える秘密とは――(「第二話 喧嘩名人」より)。竜蔵が真の男の強さを問う! 大好評シリーズ第五弾。 660円 いもうと 剣客太平記 岡本さとる 三田で剣客道場を構える峡竜蔵は、馴染みの店に立ち寄り、弟子やお才たちと名残の桜を楽しんでいた。その帰り道、以前竜蔵が窮地を救った女易者のお辰に偶然再会する。だが、久しぶりに会ったお辰は、竜蔵に意味ありげな言葉を投げかけ、その日以降、頻繁に姿を見せるようになる。そんなある日、お辰は自分が竜蔵の亡き父・虎蔵の娘であると告白するのだった。周囲が動揺するなか、お辰に危機が――(「第二話 いもうと」より)。竜蔵が巻き起こす風が人々を優しく包む、書き下ろし時代小説。シリーズ第三弾。 660円 恋わずらい 剣客太平記 岡本さとる 生姜市で賑わう秋の芝神明。町で美人と評判の川津屋と伊勢屋の娘が、破落戸に絡まれていた。そこを偶然通りがかった竜蔵の弟子・神森新吾に助けられた娘たちは、揃って一目惚れし、恋煩いで寝込んでしまう。もともと犬猿の仲である両家の母は、いち早く娘と新吾を会わせようと、お才の元へ飛び込んできた。新吾訪問の順番で、張り合う母親たち。そして、親同士の確執をよそに、互いを思いやる娘たち。そんな中、伊勢屋の娘が川津屋に迫りつつある危機を心配していることを知った新吾は、竜蔵と共にその真相を探るため奔走する――(「第二話 恋わずらい」より)。驚くべき新事実も発覚の、書き下ろしシリーズ第四弾。 660円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 岡本さとる 3ページ目