岡本さとる 72件 人気順 新着順 酒と飯 居酒屋お夏 春夏秋冬 岡本さとる 山の先生の身に何か起こるんじゃないか――。亡父の弟弟子・黒沢団蔵の言動に異変を覚えたお夏が知ったのは、武芸の道に生きる男ならではの壮烈な覚悟だった。お夏は団蔵の助太刀を決意するが、それによって目黒の居酒屋は臨時休業となり……。このまま店をたたもうかと悩みながら目黒に戻ったお夏が見た光景とは? 人気シリーズ第九弾。 679円 海より深し 取次屋栄三[8] <新装版> 岡本さとる 心を閉ざす教え子のため、栄三は“亡き母の声”を届ける。 クスリと笑えてホロリと泣ける、人情時代小説シリーズ第8弾! 「人はいつか死んでしまうのでしょ……」 九歳にして達観し、心を閉ざす教え子公太郎の行く末を、手習い師匠の栄三郎は案じていた。 友達と遊びもせず、亡き母との思い出に縋って独り海を眺めて過ごす少年は、父の後添いとなった養母の愛情を、無気力という態度でもって拒んでいたのだ。 そんな公太郎のため、栄三郎は亡き母の愛情深き“声”を取り次ごうと妙策を打つ! 880円 浮かぶ瀬 取次屋栄三[7] <新装版> 岡本さとる 「奴にはまだ見込みがあるぜ……」 二親からも世間からも捨てられ、皆に嫌われる乱暴者の捨吉。 彼を信じて目をかけた栄三郎は、意外な男との縁を取り次ぐ。 「仕立屋お竜」「居酒屋お夏」の著者が贈る、人情時代劇の名作 「手前を信じやがれ!」居酒屋“そめじ”で栄三郎が叱責した相手は、人呼んで“山犬の捨吉”。 金貸しの下で取立てをする乱暴者だ。誰にも好かれぬ男と栄三の意外な組み合わせに周囲の客たちは眉をひそめるが、栄三は捨吉の目に無垢な光が宿っているのを見逃さなかった。 二親に捨てられ世間から見放された若者に再起の機会を与えるべく、栄三は“ある男”と引き合わせる。 836円 千の倉より 取次屋栄三[4] <新装版> 岡本さとる じんわり温かい気持ちに包まれる、人情時代小説の傑作! 才気溢れる幼子の千に一つの縁を取り持つ 近頃、秋月栄三郎が教える手習い道場の外に、講話を覗く少年の姿がある。 気になった栄三郎が後を尾けると、少年は持ち前の機転と明るさで町人に気に入られ、妹と二人、けなげに暮らす孤児だった。 少年の聡明さに惚れ込んだ栄三郎は、ある取次の依頼を思い出す。これぞという子供が居れば紹介してほしいと切望していた男の名は――。 数奇な巡り合わせを“取次屋”が仲立ちする。 814円 茶漬け一膳 取次屋栄三[5] <新装版> 岡本さとる 別れ別れになった夫婦とその倅。 家族三人を取り持つ秘策とは? 人の縁は、思わぬところで繋がっている。 栄三郎の門人・安五郎の長屋を、月に二度、半吉という若者が訪ねるようになって一年が経った。 一年前、安五郎から金を騙し取った半吉は、そのことを窘められ改心して以来、安五郎を「父つぁん」と慕い、少しずつ返済しにきていたのだ。 だが安五郎は知っていた。半吉とは偽名で、その正体は生き別れた我が子・安吉であることを……。 家族の絆を取り戻すべく、栄三郎は秘策を練る。 836円 妻恋日記 取次屋栄三[6] <新装版> 岡本さとる 「よせよう父つぁん。あれこれ人に節介焼くのがおれの仕事なのさ」 妻は本当に幸せだったのか。 隠居した役人は、亡き妻が遺した日記を繰る―― かつて八丁堀同心として鳴らした都筑助左衛門は、隠居して余生を送ろうとした矢先、妻・鈴を亡くす。 遺品の中から見つかった日記を読むと、そこには衝撃的な内容が認められてあった。夫婦になる前、鈴に求婚した直太郎なる男がいたというのだ。 果たして鈴は幸せだったのか。仕事にかまけて妻を顧みなかったと悔いる助左衛門に相談された“取次屋”栄三は……。 814円 親子の旅路 仕立屋お竜 岡本さとる 運命に抗う若者を見つめるお竜の最後の一手とは! 仇討ちの途中で行き倒れた若者や、両親のもとを離れ、幕府を揺るがす陰謀に巻き込まれた青年を、お竜は救い出すことができるのか!? 799円 押しかけ夫婦 八丁堀強妻物語〈五〉 岡本さとる 第一部完結、堂々の最終巻! すっかりと夫婦での隠密行動が当り前のようになってきた芦川柳之助と千秋。この度の指令は剣客・村井庫之助に近付き、その動きを探ることであった。 庫之助は人品卑しからぬ武士として名が通っているが、先頃、庫之助に剣を学んでいた須田桂蔵が深川洲崎で斬り死にしているのが見つかった。生前、桂蔵は庫之助のもとを離れ、不良浪人とつるんでいたという。 はたして師弟の間に何があったのか。柳之助と千秋は身分を偽り、庫之助に剣術を学びたいと近付くが――。 「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く、涙あり笑いありの夫婦捕物帳。第一部完結、堂々の最終巻! 737円 がんこ煙管 取次屋栄三[2] <新装版> 岡本さとる 人の世のおかしみ、哀しみが満載の爽快時代小説 取次屋の矜持に懸けて、頑固親爺を手玉にとってやろうじゃないか。 胡麻塩頭にねじり鉢巻き。太い眉の下でぎょろりと睨む眼。廃業した名煙管師・鉄五郎は、頑固を絵にかいた男だった。秋月栄三郎はひょんなことから、南町の名奉行・根岸肥前守のために、鉄五郎にもう一度煙管を作らせることを請け負った。ところが三月通っても願いを口にできない始末。廃業の理由を娘夫婦との確執と知った栄三だが、こちらも劣らぬ頑固者で……。 836円 若の恋 取次屋栄三[3] <新装版> 岡本さとる 好き者を守り、悪しき者を許さない。胸がすく時代小説! 教え子たちを慈しみ、好青年の恋を“取次ぐ”―― 市井に生きる栄三の温かなまなざし 永井家用人・深尾又五郎から、取次屋秋月栄三郎は異な相談を受けた。分家の若様・辰之助が、嫁取りもせぬ身で茶屋の娘に惚れてしまったという。放蕩せず文武に秀で、涼やかな青年がなぜ? 娘の身の上を探ってほしいと頼まれた栄三郎は、心優しく聡明な町娘にすっかり魅了される。辰之助の恋を、何とか実らせてやりたくなった──。痛快かつ心満たされる豊饒の時代小説。 836円 恋風 仕立屋お竜 岡本さとる 恋に破れた女のため、お竜は箱根へ向かう 「娘の千代に晴着を仕立ててもらえませんか」 呉服店”鶴屋”の頼みでお竜は箱根へ向かった。 器量よしで評判の鶴屋の一人娘だったが、 心の傷を癒すため湯本で湯治をしていた。 お竜と会い、心がほぐれかけていくお千代だが、 再び”あの男”が姿を見せたことで恋の嵐が吹き荒れる。傑作痛快時代小説。 799円 もみじの宴 居酒屋お夏 春夏秋冬 岡本さとる 目明かし父娘が持ち込んだ凶報が、お夏の居酒屋をざわつかせた。聞けば、男手一つで娘を育てた古着屋が殺されたという。さらには、その娘が行方不明ともいう。事件の真相も娘の安否も杳として知れず。そんな中、事件解決のきっかけとなったのは、お夏が「色ぼけ婆ァさん」とからかうお春が発した驚きの一言だった……! 人気シリーズ第八弾。 679円 恋女房 八丁堀強妻物語〈四〉 岡本さとる 大人気夫婦捕物帳第4弾! 隠密廻り同心・芦川柳之助にまたも密命が下った。この度の役目は渡世人に化けて香具師の大立者である三喜右衛門の一家に単身潜り込むことであった。妻の千秋は柳之助と一緒に潜入できぬことを悲しんだ。 潜入するやいなや柳之助は三喜右衛門に気に入られ、一家が取り仕切る賭場の様子を探るように頼まれる。“鬼松”と異名を取る破落戸がうろつくようになり、それが気になるらしい。 早速賭場へ向かう柳之助だったが、そこにはなぜか男勝りに着物を着こなし壺を振る千秋の姿があり――。「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く夫婦捕物帳、待望の第4弾! 759円 取次屋栄三[1] <新装版> 岡本さとる 仲間想いで褒め上手 人の絆を守り抜く秋月栄三郎は好い男! 泣いて笑える、これぞ時代小説の真骨頂! 剣術好きが高じて剣客になった野鍛冶の倅・秋月栄三郎。普段は小さな道場で手習い師匠と素人相手の剣術指南の日々だった。 だが、権威と保身に振り回される武士の姿に辟易した栄三郎は、武士と町人のいざこざを知恵と腕力で取り持つ“取次屋”を始める。 早速、幼馴染の窮地を知るや、大名家の絡んだ悪企みに巻き込まれ――痛快かつ滋味溢れる傑作時代小説シリーズ。 836円 それからの四十七士 岡本さとる 実に怪しからぬ元禄の御代。命運を握るは死をも厭わぬ男の中の漢たち。“火の子”と恐れられた新井白石と、“眠牛”と謗られた大石内蔵助。大人気シリーズ「取次屋栄三」著者の真骨頂!――六代将軍の有力候補である徳川綱豊は、吉良家との刃傷沙汰に対する赤穂藩への厳罰に関心を示した。そして、筆頭家老の大石内蔵助に魅かれる。元禄の御世に憤慨する侍講の新井白石とともに、仁の心を持つ武士を求めていたのである。二人は紀伊國屋文左衛門らを巻き込み浅野家再興に尽力する。しかし、運命は綱吉と柳沢吉保の陰謀から、討ち入りへと転がり落ち……。 1,034円 父子船 仕立屋お竜 岡本さとる 惚れた女と再会をした勝之助に思わぬ事件が かつて惚れ合っていた女性と再会をした井出勝之助は、自分に子供がいたことを知らされる。この再会の背後にある、女の悲しい過去。 大ヒット時代小説『仕立屋お竜』シリーズ。表の顔は腕のいい職人、裏の顔は悪党を地獄へ案内する武芸の遣い手という「令和のニューヒロイン・お竜」の艶やかさと武芸の凄みが多くの読者の心をつかんでいます。今回はパートナーの井出勝之助がかつて肌を交わした女性と再会し、自分に子供がいることが告げられます。驚きつつも喜びを隠せない勝之助ですが、その裏には悪党どもの悪だくみが!。痛快×ジーンと胸打つ傑作時代小説の誕生です。 799円 明日の夕餉 居酒屋お夏 春夏秋冬 岡本さとる 足袋職人の弥兵衛は、人も羨む隠居暮らしを送っていた。店は息子に譲ったが、職人としての腕は健在。七日に一度訪ねてくる息子家族との夕餉や、可愛い盛りの孫との遊びを楽しんでいた。だが、最愛の娘の久々の訪問が彼の心を乱してしまう。一体何が? お夏は弥兵衛の胸の内に溜まった灰汁を取り去ることができるのか? 大人気シリーズ第七弾。 679円 隠密夫婦 八丁堀強妻物語〈三〉 岡本さとる お人よしな甘口夫婦が悪の巣窟に潜り込む! 南町奉行・筒井和泉守が下した新たな命により、奉行所も手を焼く悪の巣窟・日暮れ横丁に潜入することになった芦川柳之助と千秋。 二人は早速団子屋へと身を変え、横丁近くの表長屋へ入る。 数日後、団子屋の店先に幼い男児が現れた。柳之助がちょっと気の好い兄貴分の風情を出して接してみたところ、男児はぽつりぽつりと己が身上を話し始めた。 男児の名は市太郎。どうやら百足の助松と呼ばれる掏摸の頭目のもとから着の身着のまま逃げてきたようで――。 「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く、涙あり笑いありの夫婦捕物帳、待望の第3弾! 737円 名残の袖 仕立屋お竜 岡本さとる 仕立物を納めている鶴屋孫兵衛の頼みで、「加賀屋」という油屋に縫子として通うことになったお竜。 働き者で評判の「加賀屋」の主人・宇兵衛だが、連れ合いが辻斬りにあい、小さい男の子を抱えて商売を切り盛りする日々。亡くなった連れ合いとお竜の仕事をしている姿が似ていると話を聞いた孫兵衛が、加賀屋に通いで行くように頼んだのだった。加賀屋の息子・彦太郎に懐かれるお竜は、忘れていた母性が目覚めるが、宇兵衛がときおり見せる「暗い影」が気になりだし、盟友の井出龍之介と宇兵衛をさぐると思いもかけない過去が……。 時代小説界のニューヒロインの活躍にご期待ください! 770円 根深汁 居酒屋お夏 春夏秋冬 岡本さとる 「本来は、こういうはしゃぎ方はしない男なのではないか」お夏が敬愛する河瀬庄兵衛が何かと気にかける研ぎ師・喜右衛門。才はあるのに不遇を強いられる彼に、旗本の刀研ぎという破格の仕事が。意気揚々と仕事に取り掛かった喜右衛門だが、刀に付着した奇妙な錆に胸騒ぎを覚え......。鬱屈を見抜いた庄兵衛、どう動く?人情居酒屋シリーズ第六弾。 679円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 岡本さとる