佐竹アキノリ/ふすい 2件 人気順 新着順 ホワイトルーキーズ 5 佐竹アキノリ/ふすい 現役医師が綴る研修医リアルストーリー。末期癌の父と結婚を控えた娘の運命とは?「死ぬのに相応しいタイミングってもんがある」 北海道の空知総合病院で働く研修医四人は、進路をすでに決めたため、 将来の目標に向かって残りの日々を忙しく過ごしていた。 風見司は内科医を目指す中、地域医療の一環として訪問診療を行う。 そこで出会う患者たちは都市部と違って治療そのものよりも、 どのように地域で暮らしていくのかを重視していた。 医師は病気だけではなくて「人」を診ているのだと指導医に説かれ、 医療は患者になにをもたらせるのかを考え始める。 清水涼子は膠原病内科医としての進路を決めたが、 経験が浅く、自分一人で患者を専門的に担当できる力はなかった。 そのため、知識や技術習得に励む彼女であったが、 延命処置が行われる患者たちに向き合ううちに、なんのために治療をするのか、 その意義について悩み始めた。 さらに横柄な態度の医師と意見が衝突してしまう。 沢井詩織は精神科や緩和ケア科で学ぶ過程で、 つらい病気の中で揺れ動く患者の感情に寄り添おうとしていた。 しかし、患者の本当の悩みや苦痛にはさまざまな背景があり、 それを取り除くには医学だけでは足りないと実感するようになる。 病気になったことで家族関係の問題が露呈した患者に対し、 沢井は願いを叶えてあげたいと思うが……。 朝倉雄介は沢井との結婚を考えていたが、仕事やコロナ禍の影響で 段取りは思うように進んでいなかった。 そんな折、診察した患者とその家族の結婚にまつわる話に巻き込まれていく。 そして四人は二年間の成長を経て、研修医生活を締めくくる。 同期たちと過ごした空知の思い出を振り返りながら、それぞれの道へと踏み出した。 佐竹アキノリ(サタケアキノリ):1992年、北海道生まれ。2014年、アルファポリス・ファンタジー小説大賞特別賞受賞しデビュー。2020年、医師国家試験合格、初期臨床研修を開始。2022年から内科専攻医として勤務中。著書に「最強騎士団長の世直し旅」(ヒーロー文庫)他、多数。 ふすい(フスイ):イラストレーター、装画家。現実を土台に幻想的な透明感や空気感を表現する作風で人気。『青くて痛くて脆い』『レゾンデートルの祈り』等の書籍装画をはじめ、挿絵、児童書、広告、MVイラスト、CDジャケットのイラスト等を中心に活躍。初めての画集『Brililiant World』も話題。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 1,760円 ホワイトルーキーズ 佐竹アキノリ/ふすい 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「なんという場所に来てしまったんだ」--現役研修医が書くコロナ禍の理想と現実。4人の思いが交錯するリアルすぎる青春物語。 北海道の片田舎にある空知総合病院に四人の研修医が赴任してきた。 賑やかな同期と順調な新生活の始まりかと思いきや、 彼らはワケありでそれぞれ悩みを抱えていた。 風見司は工学部の大学院を修了後、医学部に編入した経歴の持ち主であり、 病院という環境に慣れずにいた。 さらに初日から心肺停止の患者に出くわし、医療現場の厳しさに打ちのめされる。 沢井詩織は都内私立医学大学の医学部を卒業後、実家の医院があるこの地方に戻ってきたが、 医師になってから見える景色は違っていた。さらに沢井が幼い頃から父の医院に通っていた 患者を担当することになった。 だが、なかなか医師として認めてはくれず、沢井は意固地になって対応するのだが……。 朝倉雄介は貧しい母子家庭に生まれ、生活苦の中で医師を目指したが、 思い描いていた生活とのギャップにうんざりしていた。 湯水のように医療費が使われる高齢者医療の意味を見いだせずに、 くすぶっていた彼だが……。 清水涼子はかつて祖父母の主治医であったベテラン医師と出会うが、 患者の家族として見えた姿と、同じ病院で働く医師として見る今の姿は違っていた。 医療現場の過酷な労働環境や医療でできることの限界を目の当たりにするにつれて、 彼女は自分の目指す医師像について悩み始める。 新米研修医の同期四人は失敗と成長、喜びを分かち合いながら院内を奔走する。 二年後に医師として独り立ちすることを夢見て、空知の青空に希望を乗せて……。 佐竹アキノリ(サタケアキノリ):1992年、北海道生まれ。2014年、アルファポリス・ファンタジー小説大賞特別賞を受賞しデビュー。2020年、医師国家試験合格、初期臨床研修を開始。2022年から内科専攻医として勤務予定。著書に「最強騎士団長の世直し旅」(ヒーロー文庫)他、多数。 ふすい:イラストレーター、装画家。現実を土台に幻想的な透明感や空気感を表現する作風で人気。『青くて痛くて脆い』『レゾンデートルの祈り』等の書籍装画をはじめ、挿絵、児童書、広告、MVイラスト、CDジャケットのイラスト等を中心に活躍。初めての画集『Brililiant World』も話題。 1,540円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 佐竹アキノリ/ふすい