小和田哲男 95件 人気順 新着順 徳川秀忠 小和田哲男 天下分け目の関ヶ原の戦いに遅れ、二代将軍に就任した直後も政治の実権を握れなかった秀忠。偉大な父・家康と子・家光との狭間でとかく存在感が薄いといわれてきた秀忠は本当に「凡庸な将軍」だったのだろうか?当時まだ健在だった畿内の豊臣方大名を押さえ、江戸支配を確固たるものにしたい家康と秀忠の二元政治。三代将軍家光への円滑な政権交代を視野に入れた有力大名や一門・譜代大名への容赦のない改易と取りつぶし。本書では、幕藩体制260年の礎を築いた秀忠のこのような施策を、丹念な史料検証を通して究明し、律儀で実直なだけではない「二代目」秀忠の実像を描き出す。目次より、秀忠の誕生と二人の兄江戸城をまかされる関ヶ原の戦い家康の将軍任官と秀忠の立場駿府大御所政権と江戸政権家康の死と秀忠独自の施策大御所秀忠と家光。創業者・家康を引き継ぎ、「葵の御紋」を守り抜いた男の真価を再評価する一冊である。 640円 豊臣秀次 小和田哲男 千人斬りなどの悪行、叔父・秀吉への謀反の企て……果たしてこれらは真実なのか?秀次の切腹以後、秀吉を正当化する史料だけが残った。だがそれらを厳正に検証すれば、城下繁栄や学問・芸術振興における秀次の功績が認められ、思慮・分別と文化的素養を備えた人物像が浮かび上がる。そして関白の地位に就くも、突然でっちあげられた謀反事件。それは豊臣政権の主導権争いの結末だった。幼少より人質となりながらも、秀吉の後継者として期待に応えた秀次。しかし、秀吉にとって邪魔な存在となるや汚名とともに処罰された。その実像は暴君というよりむしろ秀吉の政略に翻弄された犠牲者ではないだろうか。本書は、秀次の養子時代、武将としての活躍、城主としての功績、後継者としての立場、文化人・芸術家としての事績など、様々な角度からその人間性を考察し、謀反事件の真相に迫る。秀吉の引き立て役として歴史上否定され続けた「殺生関白」の復権に挑む一冊。 660円 山内一豊 小和田哲男 流浪の身から土佐一国二〇万石の大名になった山内一豊。織田氏の抗争で実力者の父を失って浪人となり、負け組からの出発となった彼は、時代の先を読み、三人の天下人に貢献することで生涯を切り拓いていく。信長を感激させた名馬購入、秀吉隊での命懸けの槍働き、家康が高く評価した「笠の緒の文」と居城提供発言――。妻・千代の「内助の功」を得つつ、政権交代などの難局をいかにして乗り越え、立身出世を勝ち取ったのか。「生きのびる」という戦国武将の論理を体現し、歴史に名をとどめた律儀者の実像を戦国研究の第一人者が解き明かす。 720円 戦況図解 信長戦記 小和田哲男 ■見どころ: 超ビジュアル解説 図解で信長の生涯を紐解く ■目次: はじめに 目次 序章 信長以前の尾張情勢 織田家の系譜 越前国の荘官から尾張国の守護代へ 織田信秀の時代 経済力をもって織田家中に台頭した信秀 もっと知りたい! 戦国合戦の舞台裏 1 「半農半士」から「兵農分離」へ 第一章 信長の台頭 尾張統一戦 1 赤塚の戦い 今川義元との抗争のはじまり 尾張統一戦 2 萱津の戦い 信長打倒を掲げた清須守護代家 尾張統一戦 3 安食の戦い 名分を手に入れた信長が清須を制す 尾張統一戦 4 村木砦の戦い 積極的な機動戦術で今川勢を撃破 長良川の戦い 最大の後ろ盾を失い窮地に追い込まれる信長 尾張統一戦 5 稲生の戦い 活発化する反信長勢力の動き 尾張統一戦 6 浮野の戦い 織田伊勢守家を降し、尾張織田家を統一へ 尾張統一戦 7 桶狭間の戦い 戦国の乱世に一躍台頭した信長 清須同盟の成立 信長の死まで続いた堅固な盟約 尾張統一戦 8 犬山城の戦い 尾張の完全統一、ここになる もっと知りたい! 戦国合戦の舞台裏 2 弱体化した足利幕府が生き長らえたワケ 第二章 天下布武 稲葉山城の戦い ついに歩みはじめた「天下」統一への道 信長の都市政策 商品流通の活性化を図る開放経済政策 足利義昭の奉戴 畿内を平定した信長、ついに上洛を果たす 本圀寺の変 三好三人衆の襲撃で窮地に陥る足利義昭 ルイス・フロイスとの出会い 信長はなぜキリスト教を保護したのか 大河内城の戦い 北畠氏を降し、伊勢を支配下に置く 堺の直轄領化 交易都市を押さえ、物流を掌握 金ヶ崎の戦い 義弟・浅井長政が反旗を翻す 姉川の戦い 戦国史上稀に見る大規模な遭遇戦 石山合戦 1 野田・福島の戦い 仏敵・信長を葬るべく兵を挙げた石山本願寺 宇佐山の戦い 石山本願寺と通じた浅井・朝倉勢の進撃 比叡山焼き討ち 信長に敵対した宗教勢力の弾圧 足利義昭の挙兵 将軍を京から追放し、室町幕府を滅ぼす 一乗谷の戦い 百余年続いた越前朝倉氏の最期 小谷城の戦い 義兄を裏切った浅井氏の末路 長島一向一揆鎮定 武装蜂起した門徒勢の大量虐殺 長篠・設楽原の戦い 物量戦で武田勢を圧倒、結実した経済戦略 越前一向一揆の鎮定一揆勢を殲滅し、再び越前を平定す 安土築城 武家の頂点に立った天下人の城 もっと知りたい! 戦国合戦の舞台裏 3 依然として健在だった京都朝廷の権威 第三章 野望、果つ 石山合戦 2 天王寺砦の戦い 石山本願寺の再挙兵、苦境に立つ織田勢 石山合戦 3 第一次木津川口の戦い 毛利水軍の前に大敗を喫した織田水軍 石山合戦 4 紀伊攻め 石山本願寺に与した雑賀衆の服属 信貴山城の戦い 機を見て信長を裏切った男の壮絶な最期 三木城の戦い 秀吉が弄した「三木の干殺し」 有岡城の戦い 新たに構築された反信長同盟 月岡野の戦い 上杉家中の混乱をついた越中侵攻作戦 石山合戦 5 本願寺の降伏 十年もの長き戦いの幕が閉じる 京都御馬揃 信長の威光を示す一大示威行動 天正伊賀の乱 織田勢の侵攻で伊賀一国が灰燼に帰す 天目山の戦い 内部から瓦解した武田家の滅亡 本能寺の変 明智光秀の裏切りにより散った天下人 もっと知りたい! 戦国合戦の舞台裏 4 信長が定めた「茶の湯御政道」 第四章 信長没後の戦国情勢 山崎の戦い わずか十一日で終わった光秀の天下 織田信長関連年表 主な参考文献 奥付 990円 名城と合戦の日本史(新潮文庫) 小和田哲男 名城には凄まじい人間ドラマがある。元就をして力攻めを回避させた月山富田城。秀吉の中国攻略に重要な役割を果たした姫路城。安土城に火を放ったのは誰か。真田幸村の奮戦むなしく落ちた大坂城。西郷の怒濤の攻めにも落ちなかった熊本城……。搦め手攻め、兵糧攻め、水攻め、名将たちによる知謀の限りを尽くした城を巡る攻防の数々を紹介する。戦国史の第一人者による名城歴史紀行。 572円 小和田哲男選集2 小和田哲男 「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズから選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。 第2弾は小和田哲男氏の「豊臣秀吉」「黒田官兵衛」関連作品! 軍事、内政、外交――天下統一へ向けた豊臣秀吉の戦略を徹底分析。秀吉を支えた軍師・黒田官兵衛の本当の実力とは? 史上類を見ない出世物語の裏側を一挙に堪能する! ※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち 『<豊臣秀吉と戦国時代>パーフェクト大名秀吉、七つの武器』 『豊臣秀吉の婚姻政策と女たち』 『<織田信長と豊臣秀吉>秀吉の人材登用と組織活性化の秘訣』 『「秀吉の名軍師・半兵衛と官兵衛の真骨頂」「茶の湯と政治」』 『<豊臣秀吉と毛利>両川スクラムが動く。崩れる』 『賤ヶ岳の戦い「兵站線の確保と機動力」』 『「関東・東北連合」を瓦解させた「人たらし秀吉」の神髄』 『文禄・慶長の役への野望と亀裂』 『<豊臣秀吉と石田三成>「奉行派」の真の実力』 『黒田官兵衛の素顔』 『軍師黒田官兵衛を知る「戦国の“軍師”とは?」』 『黒田官兵衛の軍師としての能力』 を合本したものです。 1,358円 小和田哲男選集3 小和田哲男 「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズから選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。 第3弾は小和田哲男氏の「徳川家康」「関ヶ原合戦」関連作品! 苦労人家康はいかにして天下の頂へ辿りついたのか? 幼少期から大坂の陣直前までの道のりを一挙に堪能する! 家康とも縁浅からぬ「今川家」「山内一豊」に関する作品も同時収録。 ※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち 『<徳川家康と戦国時代>大ボリューム!竹千代誕生~江戸入城』 『<徳川家康と戦国時代>家康と秀吉 両雄の葛藤と駆け引き』 『戦いまでの経緯と勝因敗因分析「関ヶ原の戦い」』 『慶長武士事情 関ヶ原以降の浪人問題』 『<徳川家康と戦国時代>朝廷は不要か』 『大坂の陣までの軌跡「家康、駿府移転の狙いは何か」「戦国最後の実戦城郭の建設に着手」』 『<徳川家康と戦国時代>徳川二頭政治の真実』 『<今川氏と戦国時代>今川氏崩壊』 『<山内一豊と戦国時代>出世にみあう家臣募集』 を合本したものです。 1,149円 小和田哲男選集5 小和田哲男 「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズから選り抜きの作品を集めた「選集」が登場。 第5弾は小和田哲男氏の「伊達政宗」「真田昌幸・幸村」「大坂の陣」関連作品! 奥羽を征し一躍有力大名となった伊達政宗、巧みな用兵術で武威を轟かせた真田昌幸・幸村親子の生涯を一挙堪能! 政宗と幸村が激突した「大坂の陣」に関する論考も収録。 ※本書は「歴史群像デジタルアーカイブス」シリーズのうち 『<伊達政宗と戦国時代>動き出した東北ロワイアル』 『<伊達政宗と戦国時代>「あわよくば」天下に号令』 『<伊達政宗と戦国時代>秀吉も舌をまく豪胆さ』 『<伊達政宗と戦国時代>隠れ長者のスキャンダル』 『真田昌幸の手腕「たび重なる主家替えの訳」』 『真田昌幸の手腕「豊臣家臣としての真田昌幸」』 『<大坂の陣>「城内における真田幸村」「真田幸村の遺児」』 『大坂の陣をとりまく人々』 『大坂の陣の実像を解読する』 を合本したものです。 1,254円 <今川氏と戦国時代>今川氏崩壊 小和田哲男 「甲相駿三国同盟」によって安泰かに見えた今川家だが、隠居の身であった今川義元の死によって事態は急変した。家督を継いだ氏真は戦いを好まず、今川家は、家康、信玄の格好の餌食となった。繁栄を極めた今川氏、滅亡までのカウントダウン。 104円 <上杉謙信と戦国時代>謙信上洛の秘密 小和田哲男 地に落ちた“京の権威”と、守護代長尾家を相続し、波に乗る上杉謙信。対照的な二つの権力が、互いを引き寄せた。戦国まっただ中、本国を空にしてまで、上洛する必要がどこにあったのか。主役が目まぐるしく入れ替わる時代、謙信二度の上洛を位置づける。 104円 <大坂の陣>「城内における真田幸村」「真田幸村の遺児」 小和田哲男 ついに勃発した大坂の陣。元大名や浪人などが大坂城に集まった。その中に真田幸村もいた。軍師として迎えられたはずの幸村だが、そこで内部抗争の渦へと巻き込まれていく。また幸村の遺児たちはその後どうなったのか。真田幸村、大坂の陣を巡る2篇を収録。 104円 大坂の陣の実像を解読する 小和田哲男 戦国史上最大の合戦、大坂の陣。戦場では実際に何が起こっていたのだろうか。壮大な防衛構想「大坂城浮き城化計画」、豊臣・徳川両陣営の動員力比較、包囲網と迎撃戦の詳細、勝敗を左右した大砲解説など、多数の図表を駆使して、大坂の陣を視覚的に徹底解析。 209円 大坂の陣までの軌跡「家康、駿府移転の狙いは何か」「戦国最後の実戦城郭の建設に着手」 小和田哲男 遠くない将来、豊臣方との一戦を想定していた家康は、大坂包囲網を計画する。駿府城への移転・大修築を含め、各国で築城を推し進める家康は、遂に実践城郭の完成形ともいえる名古屋城の建設に着手した。築城にみる、家康大坂包囲網の実態とは。 104円 大坂の陣をとりまく人々 小和田哲男 あらゆる身分、あらゆる思惑が渦巻き、激流のごとく流れぶつかり合った合戦、大坂の陣。徳川譜代・外様大名。豊臣直臣や浪人。茶人、商人、僧侶に公家。果ては農民までが結集した戦国史上最大の合戦を、それぞれの視点から描ききる力作論考。 313円 「関東・東北連合」を瓦解させた「人たらし秀吉」の神髄 小和田哲男 徳川家康、伊達政宗、北条氏政・氏直は、秀吉の天下統一を阻止せんと、「三派連合」とよぶべき、関東大連合体を成立させた。秀吉と互角に戦える同盟だったが、秀吉の「人たらし」はその結束を凌駕するものだった。三派連合対秀吉の全記録。 104円 黒田官兵衛の軍師としての能力 小和田哲男 軍師には一体どんな能力が必要だったのだろうか。戦国武将に読まれた、中国伝来の七つの兵法書『武経七書』を読みこなし、戦国時代流にアレンジを加えた、天才軍師黒田官兵衛。官兵衛の「稀な才能」を分析することで見えてくる、戦国軍師の必須条件とは。 104円 黒田官兵衛の素顔 小和田哲男 「智謀の策士」という印象の強い軍師黒田官兵衛。実は、その他にも多くの顔を持っていたことは、あまり知られていない。脇に徹し、時に大きく賭ける。戦国の世を泳ぎ切った官兵衛の素顔に、「謀」「脇」「賭」「游」「信」5つの視点から迫る。 104円 軍師黒田官兵衛を知る「戦国の“軍師”とは?」 小和田哲男 「軍師」とは一体いつの頃からいるのだろう。武将に招かれその吉凶を占っていた陰陽師は、時代を経るなかで多様化し、およそ5つのタイプの「軍師」へと変化した。黒田官兵衛・直江兼続・天海僧正……。戦国を語る上で欠かせない「軍師」の系譜を徹底解剖。 104円 軍師黒田官兵衛を知る「戦国武将と軍配者」 小和田哲男 占い・祈祷をおこない、当主から軍配をあずけられた呪術者たちは、しだいにその姿を変え、軍事作戦にも進言し、武将に召し抱えられていく。生死のかかった戦国期、マジカルな習慣を信じる戦国武将たちに寄りそった、軍配者という仕事の変遷をたどる。 104円 慶長武士事情関ヶ原以降の浪人問題 小和田哲男 天下分け目の合戦、関ヶ原。全国規模で争われたこの合戦で、改易となった大名は88人、減封処分も含めれば、石高の合計は632万石余に上った。その結果、実に10万人以上という浪人を生み出した。慶長年間、最大の案件、浪人問題にせまる。 104円 12345 TOP 電子書籍(本・小説) 小和田哲男 3ページ目