黒川博行 38件 人気順 新着順 桃源 黒川博行 六百万円を持ち逃げした比嘉の行方を追うこととなった大阪府警泉尾署の刑事、新垣と上坂。二人が辿り着いたのは、沖縄近海に沈む中国船から美術品を引き上げるという大掛かりなトレジャーハントへの出資詐欺だった。遺骨収集、景徳鎮、クルーザーチャーター。様々な情報と思惑が錯綜するなか、真実はどこに向かうのか。過去作に登場した上坂が組んだ相方は沖縄出身の色男・新垣。新結成の警察コンビが事件の謎に迫る。新たな正統派警察捜査小説シリーズ、ここに誕生! 1,067円 螻蛄―シリーズ疫病神―(新潮文庫) 黒川博行 信者五百万人を擁する伝法宗慧教寺。その宗宝『懐海聖人絵伝』をめぐるスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた、相性最悪の二人組、自称建設コンサルタントの二宮とイケイケ経済ヤクザの桑原。巨大宗派の蜜に群がる悪党どもは、腐敗刑事、新宿系極道、怪しい画廊の美人経営者。金満坊主から金を分捕るのは誰か。東京まで出張った最凶コンビの命運は? 人気シリーズ「疫病神」第2弾。 1,034円 泥濘 黒川博行 「疫病神」の最強バディ、凶弾に倒れる! 桑原・二宮コンビの新たな標的はワルの警察OB。「週刊文春」連載で警察の腐敗に斬り込み大反響を呼んだ『疫病神シリーズ』第七弾! ※この電子書籍は2018年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 999円 [新装版]暗礁(下) 黒川博行 桑原が目をつけた東西急便は警察のみならず、暴力団や政界とも癒着している悪徳企業だった。その社屋に放火した事件の容疑者に仕立て上げられた二宮は刑事に追われ、極道には命をも狙われる羽目に。起死回生を狙い、裏金を管理する男を追いかけて、桑原とともに沖縄まで飛ぶのだが……。直木賞を受賞した「疫病神」シリーズのもう一つの白眉! 784円 国境(上) 黒川博行 「疫病神」コンビこと、建設コンサルタントの二宮と二蝶会幹部の桑原は北朝鮮に飛んだ。二宮は重機の輸出で、桑原は組の若頭がカジノ建設の投資話でそれぞれ詐欺に遭い、企んだ男を追ってのことだった。平壌に降り立った二人だが、そこには想像以上に厳しい現実と監視が待っていた。シリーズ最高傑作の呼び声高い超大作! 743円 [新装版]暗礁(上) 黒川博行 忌み嫌うヤクザの桑原に代打ちを頼まれ、建設コンサルタントの二宮が挑んだ賭け麻雀。大勝に喜ぶも実態は奈良県警交通部幹部をもてなす東西急便による接待麻雀だった。警察ともたれあう、この大手運送会社の巨額の裏金にシノギの匂いを嗅ぎつける桑原。彼に唆されて二宮も闇の金脈に近づく……。大ベストセラー「疫病神」シリーズ、屈指の傑作。 742円 国境(下) 黒川博行 二宮と桑原の二人は、自分たちを嵌めた詐欺師を追って、中国との国境から再び北朝鮮に密入国を企てる。北朝鮮の凄まじい現実と極寒のなか、詐欺師を追い込んだ二人だったが、脱出には更なる困難が待っていた――。「疫病神」コンビは、本当の黒幕にたどり着くことができるのか? 圧倒的なスケールで描かれた傑作長編。 712円 燻り【期間限定価格(冬☆電書2025 24年もご愛読感謝! 名作小説300円ポッキリフェア)】 黒川博行 騙し騙され、一攫千金を狙っては燻り続ける男たち。関西アンダーグラウンド世界に蠢く悪党どもが、シノギを削って繰り広げる暗躍死闘を活き活きと描く。悪事の手際、会話の一言、仕種の細部にまで行き渡った、痺れるほどの緊張感とリアリティ。極上のピカレスク・ハードボイルド、9編を収録した傑作集。 300円 熔果(新潮文庫) 黒川博行 博多駅付近で発生した五億円相当の金塊強奪事件。堀内信也はヒラヤマ総業調査員の伊達誠一に誘われ、金塊の行方を追うことに。二人は大阪府警の元刑事で現在もバディを組んでいるのだ。関西、九州、中部をBMWで駆け抜けながら、堀内と伊達は、ヤクザ、半グレ、ブローカー、汚職警官らと対決する。頭脳と暴力の“捜査”から浮かび上がった闇の構図とは。痛快無比のクライム・サスペンス。(解説・市田隆) 1,100円 騙る 黒川博行 人間の尽きることない欲望をあぶりだす美術ミステリー! 技術の粋を集めて作ったヴィンテージアロハの精巧な偽物を売り捌く男は、やがて……(「ヒタチヤ ロイヤル」)。素人の蔵から出た重文級の屏風。協力者を仕立て、安く買い叩こうとするが(「栖芳写し」)。古美術業界を舞台に、尽きることのない人間の欲望と騙し合いを描く、著者十八番の傑作美術ミステリー連作集。解説・山村祥 価値を知らない素人に、親切を装って作品を売りさばく段取りをつけるが――「マケット」 阿漕なホストに画廊勤務があると知り、美術品を使って罠を仕掛ける――「上代裂」 技術の粋を集めてヴィンテージ・アロハの精巧な偽物を作るが――「ヒタチヤ ロイヤル」 資産家に偽物を掴ませた悪徳業者を懲らしめようと、ある策略をめぐらす――「乾隆御墨」 素人の蔵から重文級の屏風絵が出た。安く買いたたこうと芝居をうつが――「栖芳写し」 財政難に陥った美術館が極秘に青銅器のコレクションを売るという――「鶯文六花形盒子」 ※この電子書籍は2020年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 799円 繚乱 黒川博行 新直木賞作家の真骨頂!大反響の黒川警察小説。 見さらせ、ど腐れども。そのシノギ、おれらが奪(と)ったる――名作『悪果』の相棒、堀内、伊達が復活。ふたたび、大阪を縦横無尽に疾駆する。策略と暴力がからみあい、腐れのスパイラルはノンストップで奈落へ。黒川警察小説の、これぞ真骨頂! かたや賭場摘発にからんで学校法人理事長を脅迫したことが発覚し、かたや愛人の“ヒモ"に刺され、ともに大阪府警を追われた、かつてのマル暴担コンビ堀内と伊達。競売専門の不動産会社に調査員として働く伊達は、ある日、出張で訪れた東京で、いまは無職の堀内を同業に誘い、二人は大阪に戻る。 調査物件は敷地900坪の巨大パチンコ店「ニューパルテノン」。だが調べるほどに、裏で極道や半堅気、警察OBらが寄ってたかって食いものにしている実態が浮かぶ。「パルテノンは金の生る木や」、気づいた二人は……。 2009年7月に刊行された『螻蛄』(新潮社)以来、著者3年ぶり、ファン待望の長編。 1,870円 大阪ばかぼんど ハードボイルド作家のぐうたら日記 黒川博行 連戦連敗なのにやめられないギャンブル、空恐ろしい妻との尽きない諍い、ストレス性腸炎やバセドー病を発症して軋むカラダ、事故と反則をくらうトラブル続きのマイカー、ペットのカエルは鳴き止まず、オカメインコはやきもち妬き…。ミステリー小説の名手が日々を赤裸々に明かすエッセイ集。軽妙すぎる会話、圧倒的なリアリティはここにも。 677円 大阪ばかぼんど 夫婦萬歳 黒川博行 「この本売れるかな」「ひとつだけいい方法がある」「なんやて…」「名前変えるねん。赤川一郎とか西村京次郎と」。時に蔑み、罵り合いながらも妙味が詰まった夫婦の会話。食べ残しカレーからラーメン、汁粉、ケーキ、果物と何でも口に入れ、緑茶とコーヒーをがぶ飲みするという食生活―。ハードボイルド作家が日々を赤裸々に明かすエッセイ集。 596円 果鋭 黒川博行 右も左も腐れか狸や! 元刑事の名コンビがマトにかけたのはパチンコ業界。 出玉の遠隔操作、極道顔負けの集金力、警察との癒着……。 我欲にまみれた20兆円産業の闇を突く。 堀内信也、40歳。元々は大阪府警の刑事だが、恐喝が監察にばれて依願退職。不動産業界に拾われるも、暴力団と揉めて腹と尻を刺され、生死の境をさまよった。左下肢の障害が残り、歩行に杖が欠かせなくなる。シノギはなくなり、女にも逃げられる……。救ったのは府警時代の相棒、伊達誠一。伊達は脅迫を受けたパチンコホールのオーナーを助けるため、堀内に協力を求めてきた。パチンコ業界――。そこには暴力団、警察も入り乱れ、私腹を肥やそうとする輩がうごめいていた。堀内は己の再生も賭け、伊達とともに危険に身をさらしながら切り込んでいく。 836円 落英(上) 黒川博行 昇進の道が閉ざされても猟犬のごとく犯人を追う桐尾。薄毛で小肥(こぶと)り、映画オタクの上坂。大阪府警の万年一兵卒の刑事二人が覚醒剤密売捜査の最中、容疑者宅で想定外のブツを発見した。迷宮入りした十六年前の和歌山・南紀銀行副頭取射殺事件で使われた拳銃だ。二人は拳銃を調べる専従捜査に入り、射殺事件を担当していた和歌山県警の満井と出会う。 679円 落英(下) 黒川博行 和歌山・南紀銀行副頭取射殺事件で使われた拳銃を調べる大阪府警の桐尾と上坂。手を組んだ和歌山県警の満井は切れ者だが、女性問題や地元業者との癒着の疑惑が絶えない悪徳刑事だった。ふたりは、事件当時犯人と目されていた暴力団の幹部に同じ型の拳銃を売りつけるよう満井に持ち掛けられる……。直木賞作家が打ち立てた本格警察小説の金字塔! 679円 疫病神(新潮文庫) 黒川博行 建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の〈相棒〉は、一筋縄でいく男ではなかった――。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント! 781円 勁草 黒川博行 橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くす問題作! 825円 二度のお別れ 黒川博行 新大阪の銀行に押し入った強盗は居合せた客の一人を人質にとって逃走した。まもなく犯人から人質の家族あてに、一億円を要求する脅迫状が届く。その指示は、徹底的に巧緻で悪意に満ちたものだった。大阪府警捜査一課、黒田・亀田両刑事、通称クロマメ・コンビに出番がきた……。「キャッツアイころがった」で第四回サントリーミステリー大賞を受賞した筆者が、第一回同賞で佳作賞を受けたこの作品は、軽快なテンポと秀抜なトリックの本格長篇ミステリーである。 458円 後妻業 黒川博行 小説が現実を凌駕した、あの話題作が文庫化&映画化! 91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した――。高齢の資産家男性を狙う<後妻業>を描き、世間を震撼させた超問題作。解説・白幡光明 2016年8月公開 映画「後妻業の女」(主演・大竹しのぶ、豊川悦司) 原作 804円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 黒川博行