久米絵美里 11件 人気順 新着順 天国にたまねぎはない 久米絵美里 ある日、ぼくは死んだはずのいとこから 天国にたまねぎを密輸するバイトを持ちかけられた―― 毎日をただこなすように生きてきた平凡な中学生のキートは、死んだはずの7歳上のいとこから、天国にたまねぎを密輸するバイトを持ちかけられた。ついでに、死後も更新が続くいとこのSNSの乗っ取り犯探しも命じられる。突然訪れた非日常。その中で、自身の平凡さをもてあまし、非凡であることに憧れと恐れの両方を抱いていたキートが、最後にたどりついた真実とは……。 SNSが全世代に普及している昨今、そのアカウントは死後も残り続け、鮮明な思い出を映し続ける。ある少年が、亡くなった人のSNSアカウントに向き合い、自分なりの「生きぬき方」を見つけるまでの物語。 【著者】 久米絵美里(くめ・えみり) 1987年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。『言葉屋』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞、『嘘吹きネットワーク』(PHP研究所)で第38回うつのみやこども賞を受賞。著書に「言葉屋」シリーズ、『君型迷宮図』(以上、朝日学生新聞社)、「嘘吹き」シリーズ(PHP研究所)、『忘れもの遊園地』(アリス館)などがある。 1,672円 言葉屋9 鉱石王の館 久米絵美里 中学三年生の夏休みは、なんとおばあちゃんとイタリアへ! 言葉屋の秘密が封じられた伝説の言箱を保有する「鉱石王」の館を訪れた詠子は、同い年の女の子ミアと出会い、二人で鉱石王から出題された謎解きに挑みます。 外国で、言葉を封じられることの厳しさと可能性を体感しながら、もの言わぬ鉱石たちの魅力にふれた詠子が、最後に見つけた大切な言葉とは……。 そして、登場人物の一人にまつわる、驚きの事実が判明します。朝日小学生新聞から生まれた、人気小説シリーズ第9弾。 1,056円 君型迷宮図 久米絵美里 「言葉屋」シリーズの作者が贈る 異色ファンタジー 記憶を失い、見知らぬ人たちの中で目覚めたぼく。なんとここは世界の記憶が集まる迷宮だというけれど……。 1,056円 言葉屋(6) 裏方たちとおもてなし 久米絵美里 言葉屋修行中の詠子は新学期を迎え、中学2年生となります。数学が得意な新しいクラスメイト、おしゃれ好きの旧友、きょうだいのことで悩む後輩らと、詠子はいっしょに悩み、それぞれに必要な言葉を考え続けます。SNS、ヘアドネーション、ディスレクシアなど、いまどきの話題にもふれています。詠子や、しぃちゃんの恋の進展もお楽しみに。 968円 言葉屋(7) (光)の追跡者たち 久米絵美里 言葉屋修行中の詠子は中学2年の2学期を迎えます。毒舌とは? 音楽と言葉とは? 女ことばとは? 言葉が照らし出す光と影の存在に気づき、詠子はこれからの言葉屋のあり方も考え始めます。 968円 言葉屋(8) だんだん階段でまちあわせ 久米絵美里 言葉屋修行中の詠子は、いよいよ中学3年生の春をむかえます。最終学年の重圧や環境の変化にたえきれず、たよりにしていた仲良しのおじさんと、けんかしてしまいます。 すれちがう気持ちをかかえたまま詠子は、子どもの貧困やブラック校則、遠距離の人間関係という、さまざまな「差」が生む問題に出会い、未来を照らしてくれるものが、いつも「言葉」であることに気がつきます。 そして、思いをよせる桐谷伊織くんが、留学を考えていることを知り、ショックを受けます。眠れぬ夜に、詠子が救いを求めたのは……? 1,056円 言葉屋4 おそろい心とすれちがいDNA 久米絵美里 「さだめられた運命と向き合うには?」 中学校生活も落ち着いてきた言葉屋の修行中の詠子。自分や身近な人との内面と向き合うきっかけに 立て続けに出あいます。お母さんはなぜ言葉屋にならなかったの? 進化する技術に必要な心の種。 本当の恋は何色? お別れに必要な言珠とは……。詠子はさだめられた運命に心をそろえて立ち向かいます。 朝日小学生新聞から生まれた小説シリーズ。 968円 言葉屋5 いろは暗号歌 久米絵美里 言わなきゃよかったな…と、後悔しているあなたへ贈ります。 言葉屋修行中の詠子は、中学に入って初めての春休み、 言葉屋で同級生の語くんの提案で「言葉屋会議」をするはずだった…。 しかし、ある言箱をねらった「秘密あらし」出現で、詠子たちは暗号解読にいどみます! 968円 言葉屋2 ことのは薬箱のつくり方 久米絵美里 言葉屋の修行をはじめたばかりの詠子は小学6年生になりました。 元気に言珠づくりにはげむ毎日は不思議でいっぱい。 「大人の悪口」病って? 心の痛みはどんな言葉なら伝えられる? 翻訳と通訳のちがいって? いよいよ、言珠と言箱が活躍をはじめます。 言葉は同じものでも、毒にも薬にもなるのです――。 1,056円 言葉屋3 名前泥棒と論理魔法 久米絵美里 言葉屋のおばあちゃんの見習いとして修行を始めた、言葉屋・たまごの詠子も、とうとう中学生! 初めての制服に、変わっていく人間関係。「新しいものオンパレード」の中で、もみくちゃにされている詠子のもとには、謎の転校生まで現れて……。言葉で解決できること、できないこと、その壁にぶつかりながらも、詠子は言葉屋修行にはげみ、成長していきます。 1,056円 言葉屋 言箱と言珠のひみつ 久米絵美里 言葉を心をつなぐ橋に! 小学5年生の詠子のおばあちゃんの仕事は、町の小さな雑貨屋さん。……と思いきや、おばあちゃんの本業は、「言葉を口にする勇気」と「言葉を口にしない勇気を提供するお店」言葉屋だった! ひょんなことから言葉屋の成り立ちと使命を知ることとなった詠子は、その夏、言珠職人の見習いとして、おばあちゃんの工房に入門する――。 ネットやメールで傷つける言葉がたくさん発せられる今、言葉の大切さをうったえる物語です。 子どもといっしょに選んだ、第5回朝日学生新聞社児童文学賞受賞作。朝日小学生新聞7月~9月までの3か月間連載後に書籍化。 880円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 久米絵美里