原作は自由奔放で情熱的な女性スカーレットと彼女を一途に愛し続けるレット・バトラーとの愛憎を南北戦争を背景に描いたマーガレット・ミッチェルの小説。今もって世界のベストセラーであり、映画版も大ヒットを記録した名作。宝塚歌劇では1977年にミュージカル化し初演。その後、再演を重ねている代表作の一つ。この公演ではスカーレット役をはじめとする、5役にもわたる役替りも見どころの一つ。今回は、スカーレット役を七海ひろき、アシュレ役を朝夏まなとが演じたバージョンをお届けします。南北戦争の開戦から一年後の1862年。軍需拠点となり活気溢れるアトランタ駅に、北軍の封鎖を破って商品を届け、暴利を得たと噂されるレット・バトラー(凰稀かなめ)が降り立つ。そこで、一年前に樫ノ木屋敷のパーティで出会ったメラニー(実咲凜音)から、スカーレット(七海ひろき)を出迎えるために来たと聞き思わず息をのむ。初めて会った時からスカーレットに強く惹かれていたレットは、彼女との再会を待ち望んでいたのだ。※著作権上の都合により、一部割愛致しております。
Based on GONE WITH THE WIND by Margaret Mitchell Copyright (c) by GWTW Partners LLC