字吹
リンカーン
3.9点
動画ポイント対象
299円
1865年1月、奴隷解放の賛否をめぐり起こった南北戦争は4年目に突入し、多くの若者の命が奪われていた。"すべての人間は自由であるべき"と信じるリンカーン大統領は、自由実現のために憲法修正が必要だと考え、合衆国憲法第13条を議会で可決させるべく、なりふり構わぬ多数派工作を進めるのだった。しかし、長期化する戦争の影響で形勢は極めて不利になるが、リンカーンはあらゆる策を弄して敵対する議員の切り崩しにかかる。そんな中、息子ロバートは父の反対を押し切り軍に志願し北軍に入隊してしまうい一人の父親としても大きな試練に直面していくのだった。自分の理想のために失われていく多くの命、人間の尊厳と戦争終結の狭間に立たたされたリンカーン。合衆国大統領として、一人の父として、国家の危機を乗り越えることができるのだろうか――。
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人と人とがぶつかり合っていくところ、思い通りに進んでいかない事態に焦点を当てて描かれており、過去の、そして遠くの出来事なはずなのに、とても身近に感じられる。
リンカーンという人の資質・賢さ・言葉のチカラ、身内や側近との関係だけでなくアンチをも巻き込んでいく手腕や信念信条など、追体験できる素晴らしい作品だと感じました。
いくつか披露される逸話とそれに対する反応も見ていて小気味良かった。出演者の演技力をはじめ、映画のあらゆる要素が調和し、個人的には年を重ねたらまた見てみると感じ方が変わるかもしれないな、また機会を見つけて観ようと思う一本になりました。5点人間リンカーンを描き出した作品。これが全て真実ではないけれど、胸に迫るものがあります。
5点少し難しかったですが、リンカーンについて学べて良かったです。
3点とても面白かったです。 なんとなく選びましたが結構良かったです。
1点アメリカでは学校教育に使われていると聞いて、本国でもいかに完成度の高い作品として信頼されているかがわかります
日本では南北戦争もリンカーンも歴史で習うだけですし、その最後の方の部分だけに焦点を当てたと言われるとさらにとっつきにくい気はするのですが、そこはスピルバーグの凄さなのでしょうか
何が問題で何が壁で、渦中の人間が何を考えていたのか、とてもよく分かったように感じました5点
- ジャンル
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制作国
アメリカ
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制作年
2010年代
- キャスト
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スタッフ
監督 : スティーブン・スピルバーグ