算法少女
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550円
安永 4 年( 西暦1775年)
浅草寺に友達と参詣に出かけたあきは、算額を掲げる一団に出遭う。
掲額しようとしていたのは、旗本の子弟水野三之助であった。
三之助は日頃から、関流宗統の藤田貞資の直弟子であることを鼻にかけていた。
あきはついその算額の誤りを指摘してしまい、三之助の怒りを買う。
一度は折れて事を収めようとするあきだったが、三之助の執拗な追及に、父千葉桃三譲りの算法の腕で逆に三之助を論破してしまう。
そのことが評判となり、算法家としても知られる久留米藩主有馬頼徸から、あきを姫君の算法の指南役にしたいという話が、父の友人の谷素外を通して舞い込んできた。
屋敷勤めに興味はないものの、逼迫する家計を助けるため、貧しい子供たちに算法を教える塾を開く資金を得るため、あきはしぶしぶ承諾する。異例の出世と周囲は舞い上がるが、有馬家には三之助の師匠の藤田貞資も家臣として仕えていた。藤田は関流の面子を守るため、流派から算法に長けたもう一人の少女、中根宇多を呼んで、あきに勝負を挑んできた。
二人の算法少女の火花が散る。
- ジャンル
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制作国
日本
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制作年
2016年
- キャスト
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スタッフ
監督 : 外村史郎 プロデューサー : 三村渉 製作会社 : 赤の女王 原作 : 「算法少女」遠藤寛子(ちくま学芸文庫) 脚本 : 三村渉、高野楓子 音楽 : 真柴史朗、amamania、和太鼓チーム、羽瑠、メトロロ、雷門西部町会囃子連、小黒七重、伊吹清寿、fufu(日野原希美,藤本ゲン) 音響 : 高木創 主題歌 : 「渡る鳥の歌」歌 - fufu / 作詞 - 日野原希美 / 作曲 - 藤本ゲン