ボディ・バンク

01:58:12
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299円 マンハッタンのグラマシー総合病院に勤務するガイ・ルーサン(ヒュー・グラント)は、将来を嘱望される青年医師。ある夜、1人の患者が運び込まれてきた。男は裸同然の恰好で、背中に大きな裂傷があった。男は激しい発作に繰り返し見舞われるが原因は不明、しかも計器は異常な数値を示していた。ガイの必死の手当てもむなしく、男はもう1人の男の名を残して息絶えた。患者の死に方に不審を抱いたガイは、男のしていたリストバンドを元に彼がいた病院を調べ始めた。彼らは過去にグラマシーで治療を受けていたにも関わらず、詳しい記録は一切残されていない。しかも、検死官に男の死体は届いていなかった。追求を続けるガイに対し、何者かがはっきりと敵意を示し始めた。彼は身に覚えのないコカイン所持容疑で逮捕され、病院からも解雇されてしまう。だが、ガイは真実を求めて男が口にした言葉を手かがりに、「ルーム」と呼ばれるNYの地下世界=地下に住むホームレス「モグラびと」のコミュニティーへと足を踏み入れる。そこには病院で死んだ男が名前を残したもう1人の男がおり、瀕死の男は背中に傷を負っていた。ガイは彼らの証言から、謎の組織が地下ホームレスを人体実験に使っていることを知る。彼は男を病院へ運ぼうとするが、そこへFBI捜査官のヘア(デイヴィッド・モース)とNY市警の刑事バーク(ビル・ヌーン)が現れて男を射殺し、ガイも重症を負う。看護婦のジョディ(サラ・ジェシカ・パーカー)の部屋に逃げ込んだガイだったが、次に目を覚ました時はベッドの上だった。神経医学の権威マイリック(ジーン・ハックマン)に、銃で撃たれた後遺症で一生半身不随だと告げられ、ガイは絶望する。しかし、そこへジョディが現れて、半身の麻痺は薬による一時的なものだと言う。マイリックの手下であるヘアを振り切り、ガイはマイリックの研究所のビルから脱出せんとする。マイリックの研究は、切断された脊椎の神経を再生させるという画期的なものだった。彼はガイに「ホームレスたちは、そのための止むを得ない犠牲だ」と言う。さらに「医学の進歩に力を貸してくれ」と誘う彼の言葉に心を動かされるが、ガイは結局拒絶する。その時、ヘアが襲いかかって揉み合いになり、銃が暴発してマイリックは死んだ。マイリックたちの所業が明らかになり、ガイの疑惑も晴れてNY大の研究生に迎えられる。ある日、マイリックの未亡人が彼を訪ね、夫の残したデータを「あなたなら正しく役立てることができる」と言い、ガイはそれを受け取った。
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  • スタッフ
    監督 : マイケル・アプテッド 脚本 : トニー・ギルロイ 原作 : マイケル・パーマー 製作 : エリザベス・ハーレイ
(C) 1996 Castle Rock Entertainment. (C) 1996 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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