字
いちご白書
4.7点
動画ポイント対象
299円
60~70年代のアメリカに吹き荒れた学園紛争を舞台に、反体制派の女子学生と知り合った純な大学生サイモンが、紛争に巻き込まれていく痛い青春を描く。学長室の電話が鳴り、ある女子学生が電話口で言う。「学長はいません。大学は占拠しましたから」。出会った女子学生(キム・ダービー)に心惹かれたばっかりに、紛争に巻き込まれていくサイモンをブルース・デービソンが好演。学生と警官隊が衝突するクライマックスは、4名の学生が射殺されたケント州立大学の悲劇を思い出さずにはいられない。バフィ・セント=マリーの歌うせつない主題歌「サークル・ゲーム」が一世を風靡した。
レビュー・口コミ(3件) 一覧へ
当時の学生運動の是非、成否を問わず、象徴的な意味で、ラストシーンの暴力による鎮圧が私たちの生きる現実である。表面上はソフトになったかもしれない。しかし、本当にそうか? 仮面の下は同じじゃないのか? 日常でも、地域でも、世界でも、政治的にも、経済的にも、状況は大して変わっていないじゃないか。皆心の底では分かっている。じゃあ、あんたはどうするんだ? 正解のないこの難しい問いを問いかけるこの映画の意義は、やはり大きい。
5点※ネタバレありのレビューです。
5点学生達の初々しさと荒々しさが出ている映画で良かったと思います。
4点
- ジャンル
-
制作国
アメリカ
-
制作年
1970年代
- キャスト
-
スタッフ
監督 : スチュアート・ハグマン 原作 : ジェームズ・クーネン 製作 : アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ