将夜 冥王の子
第1話~第43話
各話一覧
- 00:46:10第1話あらすじをみる 夏侯(か・こう)と戦う寧缺(ねい・けつ)を救うために、昊天(こうてん)神輝の力を使い果たしてしまったせいで、桑桑(そうそう)の病は悪化していた。長老・爛柯(らんか)寺の岐山(きさん)大師を訪ね、桑桑の治療を依頼するよう命じる夫子(ふうし)。続けて彼は、寧缺に1つの忠告を与えるのだった…。あらすじをみる 夏侯(か・こう)と戦う寧缺(ねい・けつ)を救うために、昊天(こうてん)神輝の力を使い果たしてしまったせいで、桑桑(そうそう)の病は悪化していた。長老・爛柯(らんか)寺の岐山(きさん)大師を訪ね、桑桑の治療を依頼するよう命じる夫子(ふうし)。続けて彼は、寧缺に1つの忠告を与えるのだった…。
- 00:45:16第2話あらすじをみる 「最後に勝つのは、俺に決まってる」――そんな言葉とは裏腹に、寧缺(ねい・けつ)は焦っていた。使える手は出し尽くし、もう切り札はない。大師兄・李慢慢(り・まんまん)に助けを求めても、姿を現してはくれなかった。彼はこのまま、強大な力を手にした隆慶(りゅうけい)の“餌”になってしまうのか…。あらすじをみる 「最後に勝つのは、俺に決まってる」――そんな言葉とは裏腹に、寧缺(ねい・けつ)は焦っていた。使える手は出し尽くし、もう切り札はない。大師兄・李慢慢(り・まんまん)に助けを求めても、姿を現してはくれなかった。彼はこのまま、強大な力を手にした隆慶(りゅうけい)の“餌”になってしまうのか…。
- 00:45:49第3話あらすじをみる 岐山(きさん)大師に会うため、寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)は瓦(が)山へとやってきた。2人はそのふもとで、“書痴”莫山山(ばく・さんさん)との再会を果たす。山山によると、法要のため数十年ぶりに人前に姿を現す岐山と面会するには、囲碁の勝負に勝たなければならないのだという…。あらすじをみる 岐山(きさん)大師に会うため、寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)は瓦(が)山へとやってきた。2人はそのふもとで、“書痴”莫山山(ばく・さんさん)との再会を果たす。山山によると、法要のため数十年ぶりに人前に姿を現す岐山と面会するには、囲碁の勝負に勝たなければならないのだという…。
- 00:45:08第4話あらすじをみる 枝に残った、最後の葉が落ちた。うろたえる寧缺(ねい・けつ)をさらに驚かせる出来事が。碁盤に向かっていた桑桑(そうそう)が、突然意識を失い、倒れたのだ。桑桑は碁盤の中にある“別の世界”に行った――岐山(きさん)大師の言葉を聞いた寧缺は、刀を抜くと力いっぱいその碁盤に斬りつけ…。あらすじをみる 枝に残った、最後の葉が落ちた。うろたえる寧缺(ねい・けつ)をさらに驚かせる出来事が。碁盤に向かっていた桑桑(そうそう)が、突然意識を失い、倒れたのだ。桑桑は碁盤の中にある“別の世界”に行った――岐山(きさん)大師の言葉を聞いた寧缺は、刀を抜くと力いっぱいその碁盤に斬りつけ…。
- 00:45:52第5話あらすじをみる 曲ジ(きょくじ)と宝樹(ほうしゅ)は、寧缺(ねい・けつ)こそが“冥王の子”だと睨んでいた。その宝樹の手には、邪悪なるものの存在を人々に知らしめる力があるという法器・盂蘭鈴(うられい)が。岐山(きさん)が止めるのも聞かず、寧缺の正体を暴こうと盂蘭鈴を鳴らす宝樹。鈴は不吉な風を呼び…。あらすじをみる 曲ジ(きょくじ)と宝樹(ほうしゅ)は、寧缺(ねい・けつ)こそが“冥王の子”だと睨んでいた。その宝樹の手には、邪悪なるものの存在を人々に知らしめる力があるという法器・盂蘭鈴(うられい)が。岐山(きさん)が止めるのも聞かず、寧缺の正体を暴こうと盂蘭鈴を鳴らす宝樹。鈴は不吉な風を呼び…。
- 00:45:58第6話あらすじをみる 桑桑(そうそう)を背負い、爛柯(らんか)寺の本殿から飛び出した寧缺(ねい・けつ)。莫山山(ばく・さんさん)や岐山(きさん)の助けも借り、寧缺は襲い来る者たちを次々となぎ倒し、どうにか逃げ延びるのだった。しかし、2人の前に天擎(てんけい)宗の天下行走・七念(しちねん)が立ちはだかり…。あらすじをみる 桑桑(そうそう)を背負い、爛柯(らんか)寺の本殿から飛び出した寧缺(ねい・けつ)。莫山山(ばく・さんさん)や岐山(きさん)の助けも借り、寧缺は襲い来る者たちを次々となぎ倒し、どうにか逃げ延びるのだった。しかし、2人の前に天擎(てんけい)宗の天下行走・七念(しちねん)が立ちはだかり…。
- 00:45:47第7話あらすじをみる 王の回答に納得できなければ、この場で命を絶つ――宝樹(ほうしゅ)の棺を唐(とう)の城門前に運びこんだ曲ジ(きょくじ)は、そう気勢をあげた。同じ頃、西陵(せいりょう)神殿では、冥王の子・桑桑(そうそう)と寧缺(ねい・けつ)を逃がした罪で莫山山(ばく・さんさん)が裁かれようとしていた…。あらすじをみる 王の回答に納得できなければ、この場で命を絶つ――宝樹(ほうしゅ)の棺を唐(とう)の城門前に運びこんだ曲ジ(きょくじ)は、そう気勢をあげた。同じ頃、西陵(せいりょう)神殿では、冥王の子・桑桑(そうそう)と寧缺(ねい・けつ)を逃がした罪で莫山山(ばく・さんさん)が裁かれようとしていた…。
- 00:45:56第8話あらすじをみる 寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)の足取りをつかもうと東奔西走する李慢慢(り・まんまん)。しかし、その行方は杳として知れなかった。2人は岐山(きさん)の計らいにより、碁盤の中の世界へと飛ばされていたのだ。そんななか、莫山山(ばく・さんさん)が“三剣の刑”に処されることに…。あらすじをみる 寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)の足取りをつかもうと東奔西走する李慢慢(り・まんまん)。しかし、その行方は杳として知れなかった。2人は岐山(きさん)の計らいにより、碁盤の中の世界へと飛ばされていたのだ。そんななか、莫山山(ばく・さんさん)が“三剣の刑”に処されることに…。
- 00:45:51第9話あらすじをみる 隆慶(りゅうけい)は金帳王庭(きんちょうおうてい)の単于と対面していた。先の単于(ぜんう)の娘・烏珠(おしゅ)を差し出した見返りを求める隆慶。彼が望んでいたのは、金でもちっぽけな力でもなく、単于の命だった。隆慶は、この草原を拠点として再起を図ろうと企てていたのだ。それから、1年の時が経ち…。あらすじをみる 隆慶(りゅうけい)は金帳王庭(きんちょうおうてい)の単于と対面していた。先の単于(ぜんう)の娘・烏珠(おしゅ)を差し出した見返りを求める隆慶。彼が望んでいたのは、金でもちっぽけな力でもなく、単于の命だった。隆慶は、この草原を拠点として再起を図ろうと企てていたのだ。それから、1年の時が経ち…。
- 00:45:54第10話あらすじをみる 唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)は苦悩していた。寧缺(ねい・けつ)を守ってやりたいという気持ちに変わりはないが、そのせいで月輪(げつりん)・南晋(なんしん)・金帳王庭(きんちょうおうてい)・西陵(せいりょう)を敵に回し、孤立する羽目に。李漁(り・ぎょ)は燕(えん)との同盟を提案するが…。あらすじをみる 唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)は苦悩していた。寧缺(ねい・けつ)を守ってやりたいという気持ちに変わりはないが、そのせいで月輪(げつりん)・南晋(なんしん)・金帳王庭(きんちょうおうてい)・西陵(せいりょう)を敵に回し、孤立する羽目に。李漁(り・ぎょ)は燕(えん)との同盟を提案するが…。
- 00:45:51第11話あらすじをみる 岐山(きさん)大師の導きによって、一度は快方に向かったかに見えた桑桑(そうそう)だったが、一転、病状は悪化。折しもが寧缺(ねい・けつ)たちが隠れ住む朝陽(ちょうよう)城内では、西陵(せいりょう)による冥王の子捜索の輪が狭まりつつあった。そんななか、葉紅魚(よう・こうぎょ)は、2人の居場所を突き止め…。あらすじをみる 岐山(きさん)大師の導きによって、一度は快方に向かったかに見えた桑桑(そうそう)だったが、一転、病状は悪化。折しもが寧缺(ねい・けつ)たちが隠れ住む朝陽(ちょうよう)城内では、西陵(せいりょう)による冥王の子捜索の輪が狭まりつつあった。そんななか、葉紅魚(よう・こうぎょ)は、2人の居場所を突き止め…。
- 00:45:53第12話あらすじをみる 寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)の隠れ家を発見した羅克敵(ら・こくてき)と七念(しちねん)。しかし、そこはすでに、もぬけの殻だった。同じ頃、2人は活路を求めて駆けまわっていたが、そんな“お尋ね者”の姿を目にした町の人々は、彼らを追いかけ始めるのだった。追い詰められた寧缺が逃げ込んだのは…。あらすじをみる 寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)の隠れ家を発見した羅克敵(ら・こくてき)と七念(しちねん)。しかし、そこはすでに、もぬけの殻だった。同じ頃、2人は活路を求めて駆けまわっていたが、そんな“お尋ね者”の姿を目にした町の人々は、彼らを追いかけ始めるのだった。追い詰められた寧缺が逃げ込んだのは…。
- 00:45:53第13話あらすじをみる 草原に兵と修行者を集め、寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)を待ち伏せる西陵(せいりょう)騎兵隊。しかし、葉紅魚(よう・こうぎょ)は、寧缺ならば危険を冒しても“泥池(でいち)”を通る道を選ぶはずだと確信し、行動を起こす。やがて、泥池にさしかかった寧缺たちの前に、葉紅魚が立ちはだかり…。あらすじをみる 草原に兵と修行者を集め、寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)を待ち伏せる西陵(せいりょう)騎兵隊。しかし、葉紅魚(よう・こうぎょ)は、寧缺ならば危険を冒しても“泥池(でいち)”を通る道を選ぶはずだと確信し、行動を起こす。やがて、泥池にさしかかった寧缺たちの前に、葉紅魚が立ちはだかり…。
- 00:45:53第14話あらすじをみる 寧缺(ねい・けつ)たちが唐(とう)の国境に向かっているとの報告が入った。李青山(り・せいさん)は、彼らをかばい続ければ他国との対立が深まると警告。だが、李漁(り・ぎょ)は桑桑(そうそう)が冥王の子であるという噂に惑わされず、唐国人である2人を守るべきだと主張するのだった。唐王が下した決断とは…。あらすじをみる 寧缺(ねい・けつ)たちが唐(とう)の国境に向かっているとの報告が入った。李青山(り・せいさん)は、彼らをかばい続ければ他国との対立が深まると警告。だが、李漁(り・ぎょ)は桑桑(そうそう)が冥王の子であるという噂に惑わされず、唐国人である2人を守るべきだと主張するのだった。唐王が下した決断とは…。
- 00:45:51第15話あらすじをみる 荒人の集落を訪れた寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)。しかし、寧缺は眠り薬を盛られ、意識を失ってしまう。2人の命運は、荒人の大長老が“冥王の子”を受け入れるか否かにかかっていた。そんななか、元烈(げん・れつ)は荒人が生き延びるための道を模索し、隆慶(りゅうけい)と手を結ぶことに…。あらすじをみる 荒人の集落を訪れた寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)。しかし、寧缺は眠り薬を盛られ、意識を失ってしまう。2人の命運は、荒人の大長老が“冥王の子”を受け入れるか否かにかかっていた。そんななか、元烈(げん・れつ)は荒人が生き延びるための道を模索し、隆慶(りゅうけい)と手を結ぶことに…。
- 00:44:55第16話あらすじをみる 王后と第六王子を伴って親征に出た唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)は、渭(い)城へ向かった。知らせを聞いた荒人の大長老は、唐王が真の敵と定めるのは西陵(せいりょう)なのだと看破し、唐軍との戦いを避けるよう指示を出すのだった。一方、第三王子・李琿圓(り・こんえん)は、父の不在をいいことに増長し…。あらすじをみる 王后と第六王子を伴って親征に出た唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)は、渭(い)城へ向かった。知らせを聞いた荒人の大長老は、唐王が真の敵と定めるのは西陵(せいりょう)なのだと看破し、唐軍との戦いを避けるよう指示を出すのだった。一方、第三王子・李琿圓(り・こんえん)は、父の不在をいいことに増長し…。
- 00:45:51第17話あらすじをみる おびただしい数の烏を引き連れた馬車は、西陵(せいりょう)騎兵隊の前で静かに止まった。 気品さえ感じさせる所作で馬車を降りた桑桑(そうそう)。その瞬間、西陵の掌教・熊初墨(ゆう・しょぼく)めがけて、光り輝く矢が放たれた。寧缺(ねい・けつ)である。続いて放たれた第二、第三の矢は騎兵隊を大混乱に陥れ…。あらすじをみる おびただしい数の烏を引き連れた馬車は、西陵(せいりょう)騎兵隊の前で静かに止まった。 気品さえ感じさせる所作で馬車を降りた桑桑(そうそう)。その瞬間、西陵の掌教・熊初墨(ゆう・しょぼく)めがけて、光り輝く矢が放たれた。寧缺(ねい・けつ)である。続いて放たれた第二、第三の矢は騎兵隊を大混乱に陥れ…。
- 00:45:54第18話あらすじをみる 西陵との激戦を制し、渭(い)城へと戻った李仲易(り・ちゅうえき)。しかし、それは猛々しい勝者とは程遠い、まるで傷病兵のような疲れ果てた姿だった。そんななか、寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)は、夫子(ふうし)を立会人として婚礼の儀式を挙げる。幸せの真っただ中にいるはずの桑桑だったが…。あらすじをみる 西陵との激戦を制し、渭(い)城へと戻った李仲易(り・ちゅうえき)。しかし、それは猛々しい勝者とは程遠い、まるで傷病兵のような疲れ果てた姿だった。そんななか、寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)は、夫子(ふうし)を立会人として婚礼の儀式を挙げる。幸せの真っただ中にいるはずの桑桑だったが…。
- 00:45:54第19話あらすじをみる 寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)、そして夫子(ふうし)は、ついに唐(とう)へと帰り着いた。「生きて都に戻れるとは夢にも思わなかった」と、感慨無量の寧缺。しかし、懐かしの我が家“老筆斎”でゆっくり休む間もないまま、彼らは書院へと向かうのだった。同じ頃、昊天道南門では異変が…。あらすじをみる 寧缺(ねい・けつ)と桑桑(そうそう)、そして夫子(ふうし)は、ついに唐(とう)へと帰り着いた。「生きて都に戻れるとは夢にも思わなかった」と、感慨無量の寧缺。しかし、懐かしの我が家“老筆斎”でゆっくり休む間もないまま、彼らは書院へと向かうのだった。同じ頃、昊天道南門では異変が…。
- 00:45:44第20話あらすじをみる 唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)は、都から遠く離れた渭(い)城で最期の時を迎えようとしていた。「第六王子・李琥珀(り・こはく)に唐国の王位を譲る」――馬士襄(ば・しじょう)を遺詔の執行者に任命し、息を引き取った仲易。唐王崩御の知らせを受け取った李漁(りぎょ)は、早速、策をめぐらし…。あらすじをみる 唐(とう)王・李仲易(り・ちゅうえき)は、都から遠く離れた渭(い)城で最期の時を迎えようとしていた。「第六王子・李琥珀(り・こはく)に唐国の王位を譲る」――馬士襄(ば・しじょう)を遺詔の執行者に任命し、息を引き取った仲易。唐王崩御の知らせを受け取った李漁(りぎょ)は、早速、策をめぐらし…。