ホジュン~宮廷医官への道~
40話~52話
各話一覧
- 00:51:0040話 真犯人と黒幕あらすじをみる 自殺した搗薬使令の遺品から発見された斑猫、彼が作っていた薬を飲んでいたという校理。両者の死につながりを感じたホ・ジュンは、斑猫を持ってイ・ジョンミョンを訪ね、持病の悪化が死因と片付けられた校理は斑猫によって殺されたものであることを告げる。最初は殺されるほど恨まれる理由がないとホ・ジュンの言葉を信じられなかったジョンミョンだが、朝廷で熾烈化しつつある権力争いの結果、校理という地位を狙って殺されたに違いないと推測する。では、誰が殺したのか? それを突き止めるには、斑猫の出所を探るしかないが、斑猫は朝鮮ではなかなか手に入らず、毒性があるために薬材としてもほとんど使われない。内医院の劇薬棚にも斑猫はなく、ホ・ジュンは中国からの密貿易を通して手に入れたに違いないと確信する。その頃、ホ・ジュンの家にもちょっとした事件が起きていた。ダヒのもとに、漢陽で暮らしていた時の親戚のお兄さんが訪ねてきた。彼の使用人が市場でダヒを見かけ、あとをつけて家をつきとめたのだ。あらすじをみる 自殺した搗薬使令の遺品から発見された斑猫、彼が作っていた薬を飲んでいたという校理。両者の死につながりを感じたホ・ジュンは、斑猫を持ってイ・ジョンミョンを訪ね、持病の悪化が死因と片付けられた校理は斑猫によって殺されたものであることを告げる。最初は殺されるほど恨まれる理由がないとホ・ジュンの言葉を信じられなかったジョンミョンだが、朝廷で熾烈化しつつある権力争いの結果、校理という地位を狙って殺されたに違いないと推測する。では、誰が殺したのか? それを突き止めるには、斑猫の出所を探るしかないが、斑猫は朝鮮ではなかなか手に入らず、毒性があるために薬材としてもほとんど使われない。内医院の劇薬棚にも斑猫はなく、ホ・ジュンは中国からの密貿易を通して手に入れたに違いないと確信する。その頃、ホ・ジュンの家にもちょっとした事件が起きていた。ダヒのもとに、漢陽で暮らしていた時の親戚のお兄さんが訪ねてきた。彼の使用人が市場でダヒを見かけ、あとをつけて家をつきとめたのだ。
- 00:53:4541話 謀反の罪あらすじをみる 宮廷で起こった2つの殺人事件。そのカギとなる斑猫(はんみょう)の入手経路を追ったイ・ジョンミョンは、犯人を捕まえることに成功するが、彼を背後で操っていたのが父親の友人である吏曹判官チョン・ソンピルであることから、それ以上の追求をできずにいた。しかし、今回の事件でジョンミョンをこのまま放っておいては自分の出世の邪魔になると判断したソンピルは、事件を捏造してジョンミョンを謀反犯に仕立てあげる。どんなに無実を主張したところで、もともと陥れるために仕組まれたワナから逃れることはできず、ついに謀反犯として死刑を下される。死刑執行の日、賜薬を運ぶ医女にイェジンとセヒョンが選ばれる。何も知らぬまま死刑場へと向かったイェジンは、目の前に座る罪人がジョンミョンであると知って――。あらすじをみる 宮廷で起こった2つの殺人事件。そのカギとなる斑猫(はんみょう)の入手経路を追ったイ・ジョンミョンは、犯人を捕まえることに成功するが、彼を背後で操っていたのが父親の友人である吏曹判官チョン・ソンピルであることから、それ以上の追求をできずにいた。しかし、今回の事件でジョンミョンをこのまま放っておいては自分の出世の邪魔になると判断したソンピルは、事件を捏造してジョンミョンを謀反犯に仕立てあげる。どんなに無実を主張したところで、もともと陥れるために仕組まれたワナから逃れることはできず、ついに謀反犯として死刑を下される。死刑執行の日、賜薬を運ぶ医女にイェジンとセヒョンが選ばれる。何も知らぬまま死刑場へと向かったイェジンは、目の前に座る罪人がジョンミョンであると知って――。
- 00:50:0542話 口眼咼斜の患者あらすじをみる 同時期に別々の口眼咼斜の患者を診ることになったホ・ジュンとドジ。ドジは約束の7日より4日も早く治し、自慢げに殿下に報告したが、あろうことか報告している最中に患者の顔がまた歪んでしまった。とんだ恥をかいた御医はドジを怒鳴りつけ、治療から手を引くよう命じる。一方、ホ・ジュンは3日で元に戻すと約束したが、約束の日になっても治る気配がない。患者はホ・ジュンを嘘つきと非難するが、治らなかったのは患者がホ・ジュンの指示を守らず、途中で食べ物を食べ、針を打てなかったからだった。何でもお見通しのホ・ジュンに患者はすっかり反省し、以後は言いつけをしっかり守って翌日、見事に元通りになって帰っていた。家臣に命じて恵民署の様子を探らせたソン・インチョルは、自分たちの過ちを隠すため詭弁ばかり繰り返す御医を担当から外し、代わりにホ・ジュンを恭嬪殿に送る。あらすじをみる 同時期に別々の口眼咼斜の患者を診ることになったホ・ジュンとドジ。ドジは約束の7日より4日も早く治し、自慢げに殿下に報告したが、あろうことか報告している最中に患者の顔がまた歪んでしまった。とんだ恥をかいた御医はドジを怒鳴りつけ、治療から手を引くよう命じる。一方、ホ・ジュンは3日で元に戻すと約束したが、約束の日になっても治る気配がない。患者はホ・ジュンを嘘つきと非難するが、治らなかったのは患者がホ・ジュンの指示を守らず、途中で食べ物を食べ、針を打てなかったからだった。何でもお見通しのホ・ジュンに患者はすっかり反省し、以後は言いつけをしっかり守って翌日、見事に元通りになって帰っていた。家臣に命じて恵民署の様子を探らせたソン・インチョルは、自分たちの過ちを隠すため詭弁ばかり繰り返す御医を担当から外し、代わりにホ・ジュンを恭嬪殿に送る。
- 00:47:3543話 宮中に戯言なしあらすじをみる 無理やり薬を飲ませようとするホ・ジュンに、患者はついに怒りを爆発させ、石のように重い碁盤をホ・ジュンに投げつける。碁盤はホ・ジュンの足の上に落ち、ホ・ジュンはその場にうずくまってしまう。そこへ騒ぎを聞きつけた恭嬪様がやって来て、弟のわがままぶりを厳しく叱り、今度こんなことをしたら宮廷から追い出すと言い渡す。ホ・ジュンは様子を見に宮廷にやって来たキム・マンギョンとオグンに足を治療してもらい、休むこともなく再び薬を煎じて持って行くと言う。こんな大怪我を負っても患者を治すことしか考えないホ・ジュンを、仲間たちは心配しながらも手伝うしかなかった。翌日、ドジが湯薬房にやって来た。ホ・ジュンの患者に出す薬の処方を見ると、そこには口眼咼斜に使うものとはまったく異なる薬材が書かれていた。驚いてホ・ジュンを問い詰めると、なんと患者が煩っている胃病はたんなる胃病ではなく、反胃の初期症状だという――。あらすじをみる 無理やり薬を飲ませようとするホ・ジュンに、患者はついに怒りを爆発させ、石のように重い碁盤をホ・ジュンに投げつける。碁盤はホ・ジュンの足の上に落ち、ホ・ジュンはその場にうずくまってしまう。そこへ騒ぎを聞きつけた恭嬪様がやって来て、弟のわがままぶりを厳しく叱り、今度こんなことをしたら宮廷から追い出すと言い渡す。ホ・ジュンは様子を見に宮廷にやって来たキム・マンギョンとオグンに足を治療してもらい、休むこともなく再び薬を煎じて持って行くと言う。こんな大怪我を負っても患者を治すことしか考えないホ・ジュンを、仲間たちは心配しながらも手伝うしかなかった。翌日、ドジが湯薬房にやって来た。ホ・ジュンの患者に出す薬の処方を見ると、そこには口眼咼斜に使うものとはまったく異なる薬材が書かれていた。驚いてホ・ジュンを問い詰めると、なんと患者が煩っている胃病はたんなる胃病ではなく、反胃の初期症状だという――。
- 00:55:5044話 手首切断の瞬間あらすじをみる 殿下に迫られ、口眼咼斜と反胃を5日で治すと約束してしまったホ・ジュン。「宮中に戯言はない」と念を押した殿下の真意は、もし治せなかった場合は手首を切り落とすことを意味していると教えられ青ざめるホ・ジュンだったが、今さらどうすることもできない。病を完治させるため、ホ・ジュンは患者の食事から生活すべてに指示を出す。病に悪い食事はすべて下げさせ、嫌がる薬も無理やり飲ませた。相変わらずホ・ジュンに反抗的な患者も、治らなかった時に言い訳させないよう悪態をつきながらも従った。ホ・ジュンの熱心な治療にもかかわらず、4日が過ぎても患者の容体は一向に好転しない。イェジンとソヒョンは、まずは口眼咼斜から治し、しばらく猶予をもらうべきだと説得するが、反胃を後回しにすれば悪化して手遅れになると決して譲らない。師匠の体を開いて反胃を自らの目で確認したホ・ジュンは、この病を治すことこそが師匠の恩に報いることだと堅く信じていた。そして、やって来た約束の時。病はまったく好転せず、反胃どころか口眼咼斜もそのままだった。恭嬪様はホ・ジュンに任せたことを自らの過ちだったと断じ、ヤン・イェスに病を治せなかったホ・ジュンに相応の罰を下すよう命じる――。あらすじをみる 殿下に迫られ、口眼咼斜と反胃を5日で治すと約束してしまったホ・ジュン。「宮中に戯言はない」と念を押した殿下の真意は、もし治せなかった場合は手首を切り落とすことを意味していると教えられ青ざめるホ・ジュンだったが、今さらどうすることもできない。病を完治させるため、ホ・ジュンは患者の食事から生活すべてに指示を出す。病に悪い食事はすべて下げさせ、嫌がる薬も無理やり飲ませた。相変わらずホ・ジュンに反抗的な患者も、治らなかった時に言い訳させないよう悪態をつきながらも従った。ホ・ジュンの熱心な治療にもかかわらず、4日が過ぎても患者の容体は一向に好転しない。イェジンとソヒョンは、まずは口眼咼斜から治し、しばらく猶予をもらうべきだと説得するが、反胃を後回しにすれば悪化して手遅れになると決して譲らない。師匠の体を開いて反胃を自らの目で確認したホ・ジュンは、この病を治すことこそが師匠の恩に報いることだと堅く信じていた。そして、やって来た約束の時。病はまったく好転せず、反胃どころか口眼咼斜もそのままだった。恭嬪様はホ・ジュンに任せたことを自らの過ちだったと断じ、ヤン・イェスに病を治せなかったホ・ジュンに相応の罰を下すよう命じる――。
- 00:50:4545話 昇進と左遷あらすじをみる 殿下から賜ったご馳走を食べながらホ・ジュンは久しぶりに家族と友人との団欒を楽しんだ。オグンの口からこの間の出来事を聞いたダヒと母親は、ホ・ジュンの苦労を心から労い、感謝した。弟の病を治療した功労を認められ家族を恭嬪殿に招待されたホ・ジュンは、恭嬪様から思いがけない申し出を受けた。恭嬪殿の宮医になってほしいと言うのだ。恭嬪様じきじきの頼みとあっては御医も承諾しないわけにいかなかったが、ホ・ジュン本人がこれを拒んだ。自分の実力ではまだまだ足りず、今しばらく恵民署で経験を積みたいというのだ。本人の固い意思に恭嬪様も折れるしかなかったが、お礼に用意した新しい家だけは受け入れてくれと頼まれ、恐れ入りながらも受け入れる。恭嬪殿からの帰り道、ヤン・イェスはホ・ジュンを内医院の執務室に呼び、自分とユ・ウィテの間にある確執について語り、当時は認められなかった自分の敗北を今なら素直に認められると打ち明けた。あらすじをみる 殿下から賜ったご馳走を食べながらホ・ジュンは久しぶりに家族と友人との団欒を楽しんだ。オグンの口からこの間の出来事を聞いたダヒと母親は、ホ・ジュンの苦労を心から労い、感謝した。弟の病を治療した功労を認められ家族を恭嬪殿に招待されたホ・ジュンは、恭嬪様から思いがけない申し出を受けた。恭嬪殿の宮医になってほしいと言うのだ。恭嬪様じきじきの頼みとあっては御医も承諾しないわけにいかなかったが、ホ・ジュン本人がこれを拒んだ。自分の実力ではまだまだ足りず、今しばらく恵民署で経験を積みたいというのだ。本人の固い意思に恭嬪様も折れるしかなかったが、お礼に用意した新しい家だけは受け入れてくれと頼まれ、恐れ入りながらも受け入れる。恭嬪殿からの帰り道、ヤン・イェスはホ・ジュンを内医院の執務室に呼び、自分とユ・ウィテの間にある確執について語り、当時は認められなかった自分の敗北を今なら素直に認められると打ち明けた。
- 00:48:2546話 オグンの恋煩いあらすじをみる 恭嬪様の弟君の病を治した功労を認められ、参奉から奉事を飛び越えて直長に昇進したホ・ジュン。その一方で、ドジは明国へ行く使節団の随行医官に任命される。遠路を徒歩でついて行く随行医官は大変な苦行で、通常は末端医官が担ってきたが、主簿であるドジが任命されたのは、医女との醜聞が原因だった。自慢の息子が左遷されたことを知った母親はホ・ジュンに対する恨みを募らせ、手伝いに来たダヒをさんざん侮辱し、ユ・ウィテの命日の供養に訪れたホ・ジュンも汚くののしって追い返す。そして、明国に旅立つドジを見送るや、ついに病に倒れてしまう。原因不明の重病に名の知れた医員たちもみな匙を投げ、途方に暮れたスクチョンはホ・ジュンに診療を頼むが――。あらすじをみる 恭嬪様の弟君の病を治した功労を認められ、参奉から奉事を飛び越えて直長に昇進したホ・ジュン。その一方で、ドジは明国へ行く使節団の随行医官に任命される。遠路を徒歩でついて行く随行医官は大変な苦行で、通常は末端医官が担ってきたが、主簿であるドジが任命されたのは、医女との醜聞が原因だった。自慢の息子が左遷されたことを知った母親はホ・ジュンに対する恨みを募らせ、手伝いに来たダヒをさんざん侮辱し、ユ・ウィテの命日の供養に訪れたホ・ジュンも汚くののしって追い返す。そして、明国に旅立つドジを見送るや、ついに病に倒れてしまう。原因不明の重病に名の知れた医員たちもみな匙を投げ、途方に暮れたスクチョンはホ・ジュンに診療を頼むが――。
- 00:49:0947話 母親の怨讐あらすじをみる 原因不明の重病に倒れたドジの母親オ氏。ドジの妻に頼まれ、看病に向かったホ・ジュンだが、オ氏はホ・ジュンの顔を見た途端、興奮して取り乱し、ひどくののしって部屋から追い出した挙げ句、再び下血して倒れてしまった。気を失った隙にオ氏を診察したホ・ジュンは、オ氏の病は血崩であり、ここ3~4日が峠であると告げる。すぐにでも治療しなければ命も危うい状態だったが、ホ・ジュンに治療されるぐらいなら死んだほうがましとホ・ジュンの治療をかたくなに拒んでおり、心の安静が何より重要な病であるだけに、ホ・ジュンは手出しができなかった。その頃、朝廷では間もなくやって来る明国からの使節に頭を悩ませていた。彼らは朝鮮に難題をつきつけてくることが予測され、彼らの機嫌を損ねることなく交渉を有利に持っていくためには、手厚い接待が効果的と判断。本来ならキーセンに相手をさせるところ、教養のある医女に彼らの伽(とぎ)を務めさせるよう命令が下った―。あらすじをみる 原因不明の重病に倒れたドジの母親オ氏。ドジの妻に頼まれ、看病に向かったホ・ジュンだが、オ氏はホ・ジュンの顔を見た途端、興奮して取り乱し、ひどくののしって部屋から追い出した挙げ句、再び下血して倒れてしまった。気を失った隙にオ氏を診察したホ・ジュンは、オ氏の病は血崩であり、ここ3~4日が峠であると告げる。すぐにでも治療しなければ命も危うい状態だったが、ホ・ジュンに治療されるぐらいなら死んだほうがましとホ・ジュンの治療をかたくなに拒んでおり、心の安静が何より重要な病であるだけに、ホ・ジュンは手出しができなかった。その頃、朝廷では間もなくやって来る明国からの使節に頭を悩ませていた。彼らは朝鮮に難題をつきつけてくることが予測され、彼らの機嫌を損ねることなく交渉を有利に持っていくためには、手厚い接待が効果的と判断。本来ならキーセンに相手をさせるところ、教養のある医女に彼らの伽(とぎ)を務めさせるよう命令が下った―。
- 00:52:0548話 お伽あらすじをみる 理由も告げられず不安を抱えて宮中に向かったイェジンは、セヒョンから自分たちが使節のお伽の相手に選ばれたと知らされ、愕然とする。国の安否がかかった重要な任務とあっては、誰がどう頼もうと、辞めさせることはできない。その夜、きれいに着飾られた自分の姿を鏡に映しながら、イェジンはホ・ジュンに宛てて手紙をしたためる。山陰から漢陽に発つ時に書いたお別れの手紙―、今度はこの世からあの世へ旅立つお別れの手紙だった。一方、ホ・ジュンにも大変な危機が迫って来る。殿下の狩りに同行し、落馬した殿下を適切な治療で救ったホ・ジュンに一人の男が近寄ってきた。ホ・ジュンのお陰で自分の首がつながったと礼を述べる男の顔を見た瞬間、ホ・ジュンの背中が凍りつく。なんとそれは、龍川で密貿易をしたホ・ジュンを捕まえたペ・チョンスだった。あらすじをみる 理由も告げられず不安を抱えて宮中に向かったイェジンは、セヒョンから自分たちが使節のお伽の相手に選ばれたと知らされ、愕然とする。国の安否がかかった重要な任務とあっては、誰がどう頼もうと、辞めさせることはできない。その夜、きれいに着飾られた自分の姿を鏡に映しながら、イェジンはホ・ジュンに宛てて手紙をしたためる。山陰から漢陽に発つ時に書いたお別れの手紙―、今度はこの世からあの世へ旅立つお別れの手紙だった。一方、ホ・ジュンにも大変な危機が迫って来る。殿下の狩りに同行し、落馬した殿下を適切な治療で救ったホ・ジュンに一人の男が近寄ってきた。ホ・ジュンのお陰で自分の首がつながったと礼を述べる男の顔を見た瞬間、ホ・ジュンの背中が凍りつく。なんとそれは、龍川で密貿易をしたホ・ジュンを捕まえたペ・チョンスだった。
- 00:50:4049話 追いかけてきた過去あらすじをみる 恵民署のホ・ジュンが龍川のホ・ジュンであることに感づいたペ・チョンスは、証拠をつかむため部下にホ・ジュンの身辺調査を命じる。最初はこのまま感づかれずにすむかと期待したホ・ジュンだが、気づかれた以上、もはや逃げられないと考え、友人のマンギョンに事実を打ち明ける。チョンスからその話を聞いた時は彼の見当違いと笑い飛ばしたマンギョンだったが、ホ・ジュンから打ち明けられた以上、事実は動かしがたい。しかし、ホ・ジュンの人柄を知るマンギョンは、ホ・ジュンのためにも、そしてそれ以上に病に苦しむ多くの患者たちのためにも、ホ・ジュンを罰するわけにはいかないと、チョンスに直談判するが、捕盗庁の責任者として重罪人を見逃すことはできないと、厳しく断られる。内偵の結果、ホ・ジュンの妻がイ・ジョンチャンの娘に間違いないことを確認したチョンスは、そのまま恵民署へ向かうが、ホ・ジュンは黄海道で発生した疫病を退治するため、派遣された後だった。あらすじをみる 恵民署のホ・ジュンが龍川のホ・ジュンであることに感づいたペ・チョンスは、証拠をつかむため部下にホ・ジュンの身辺調査を命じる。最初はこのまま感づかれずにすむかと期待したホ・ジュンだが、気づかれた以上、もはや逃げられないと考え、友人のマンギョンに事実を打ち明ける。チョンスからその話を聞いた時は彼の見当違いと笑い飛ばしたマンギョンだったが、ホ・ジュンから打ち明けられた以上、事実は動かしがたい。しかし、ホ・ジュンの人柄を知るマンギョンは、ホ・ジュンのためにも、そしてそれ以上に病に苦しむ多くの患者たちのためにも、ホ・ジュンを罰するわけにはいかないと、チョンスに直談判するが、捕盗庁の責任者として重罪人を見逃すことはできないと、厳しく断られる。内偵の結果、ホ・ジュンの妻がイ・ジョンチャンの娘に間違いないことを確認したチョンスは、そのまま恵民署へ向かうが、ホ・ジュンは黄海道で発生した疫病を退治するため、派遣された後だった。
- 00:52:5550話 疫病の特効薬あらすじをみる 黄海道一帯に広がった疫病を退治すべく派遣されたホ・ジュン。前代未聞の惨状に、朝廷からさらに医官、医女が大幅増員されて派遣される。仲間たちの到着を心強く迎え入れるホ・ジュンだが、その中に鋭い視線でホ・ジュンを見つめるペ・チョンスがいた。疫病退治を任されたホ・ジュンは、山陰にいた頃に経験した疫病と症状が似ていることから、その時と同じ処方を試みることにする。すると、それまで口も聞けずに横たわっていた患者が見る見るうちに回復しはじめた。他地域でも試みたところ、同じような報告が相次いで寄せられ、役人たちはこれでもう大丈夫とすっかり安心し、医官たちを呼んでささやかな宴を開いた。 ところが、その宴の最中、それまで元気だった患者が再び危篤状態に陥っていると報告が入る。急いで現場に戻るが、激しく身震いしたかと思うと、そのまま息を引き取ってしまった。愕然とするホ・ジュン。そして、なんとあのチェソンまでが気を失って倒れてしまう―。あらすじをみる 黄海道一帯に広がった疫病を退治すべく派遣されたホ・ジュン。前代未聞の惨状に、朝廷からさらに医官、医女が大幅増員されて派遣される。仲間たちの到着を心強く迎え入れるホ・ジュンだが、その中に鋭い視線でホ・ジュンを見つめるペ・チョンスがいた。疫病退治を任されたホ・ジュンは、山陰にいた頃に経験した疫病と症状が似ていることから、その時と同じ処方を試みることにする。すると、それまで口も聞けずに横たわっていた患者が見る見るうちに回復しはじめた。他地域でも試みたところ、同じような報告が相次いで寄せられ、役人たちはこれでもう大丈夫とすっかり安心し、医官たちを呼んでささやかな宴を開いた。 ところが、その宴の最中、それまで元気だった患者が再び危篤状態に陥っていると報告が入る。急いで現場に戻るが、激しく身震いしたかと思うと、そのまま息を引き取ってしまった。愕然とするホ・ジュン。そして、なんとあのチェソンまでが気を失って倒れてしまう―。
- 00:52:3051話 仁嬪様あらすじをみる 疫病を無事に退治したホ・ジュンは、医官の務めを全うした満足感に浸る間もなく捕盗庁のペ・チョンスに自首するが、そこへ殿下が疫病退治に功労のあった医官たちとじきじきに謁見するとの知らせが入り、直前で逮捕が延期になる。また、疫病の現場で身を粉にして働くホ・ジュンを見たペ・チョンスは、医官としてのホ・ジュンの人柄と腕に信頼を抱くようになり、罪を見逃すことも考え始めていたが、なんとその矢先、ホ・ジュンの罪がついに朝廷の人々の耳に入ってしまう。一方、随行医官として明国へ行っていたドジが帰って来た。予想以上に苦しい道程だったが、ドジの野望は苦しい道程を経てより鍛えられ、帰国草々、再起のチャンスをつかむ。恭嬪様に代わって殿下の寵愛を受ける仁嬪様の兄上と知り合いになり、仁嬪様の宮医に推薦してくれるというのだ。しかし、それには一つの条件があった――。あらすじをみる 疫病を無事に退治したホ・ジュンは、医官の務めを全うした満足感に浸る間もなく捕盗庁のペ・チョンスに自首するが、そこへ殿下が疫病退治に功労のあった医官たちとじきじきに謁見するとの知らせが入り、直前で逮捕が延期になる。また、疫病の現場で身を粉にして働くホ・ジュンを見たペ・チョンスは、医官としてのホ・ジュンの人柄と腕に信頼を抱くようになり、罪を見逃すことも考え始めていたが、なんとその矢先、ホ・ジュンの罪がついに朝廷の人々の耳に入ってしまう。一方、随行医官として明国へ行っていたドジが帰って来た。予想以上に苦しい道程だったが、ドジの野望は苦しい道程を経てより鍛えられ、帰国草々、再起のチャンスをつかむ。恭嬪様に代わって殿下の寵愛を受ける仁嬪様の兄上と知り合いになり、仁嬪様の宮医に推薦してくれるというのだ。しかし、それには一つの条件があった――。
- 00:50:4052話 捕盗庁から義禁府へあらすじをみる ホ・ジュンの突然の逮捕に恵民署は大いに動揺する。キム・マンギョンはこみあげる怒りを抑えきれず、捕盗庁を訪ねるが、ことはすでに朝廷の重臣の耳にまで入っており、ペ・チョンスの意思でもどうにもできないという。その時、朝廷では重臣たちが集まってホ・ジュンの処遇について話し合っていた。ホ・ジュンの腕と朝廷への功績を勘案して減刑すべきという主張と、断固厳罰に処すべしという主張がぶつかり、結論が出ずにいたところへ突然、宣祖が現れ、なんとホ・ジュンを赦免しろとの御命を下す。ホ・ジュン赦免の知らせはまたたく間に恵民署からホ・ジュンの家にも届き、イルソとヤンテは監獄に閉じ込められているホ・ジュンとダヒに差し入れを持って行くが、なんとその最中、突然、捕盗庁が慌ただしくなり、釈放間近なはずの2人が義禁府へと移送されて行った――。あらすじをみる ホ・ジュンの突然の逮捕に恵民署は大いに動揺する。キム・マンギョンはこみあげる怒りを抑えきれず、捕盗庁を訪ねるが、ことはすでに朝廷の重臣の耳にまで入っており、ペ・チョンスの意思でもどうにもできないという。その時、朝廷では重臣たちが集まってホ・ジュンの処遇について話し合っていた。ホ・ジュンの腕と朝廷への功績を勘案して減刑すべきという主張と、断固厳罰に処すべしという主張がぶつかり、結論が出ずにいたところへ突然、宣祖が現れ、なんとホ・ジュンを赦免しろとの御命を下す。ホ・ジュン赦免の知らせはまたたく間に恵民署からホ・ジュンの家にも届き、イルソとヤンテは監獄に閉じ込められているホ・ジュンとダヒに差し入れを持って行くが、なんとその最中、突然、捕盗庁が慌ただしくなり、釈放間近なはずの2人が義禁府へと移送されて行った――。
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