長安二十四時
第2話~第48話
各話一覧
00:47:11
第2話 午の初刻~小敬、始動~あらすじをみる 曹破延追跡の任を引き受けた小敬。だが、太子右衛率・姚汝能(よう・じょのう)をはじめ、囚人の小敬に対する信頼は薄いものであった。周囲の反応に、李必に放免する意思があるのかと疑う小敬。案の定、小敬を放免にはできないと話す李必だったが、ある目的を果たすには小敬の力が必要だと告げる。掟に従うのは御免と答える小敬だったが、後にかたをつけると李必に言い残し、曹破延を追うべく汝能と共に出発するのであった。あらすじをみる 曹破延追跡の任を引き受けた小敬。だが、太子右衛率・姚汝能(よう・じょのう)をはじめ、囚人の小敬に対する信頼は薄いものであった。周囲の反応に、李必に放免する意思があるのかと疑う小敬。案の定、小敬を放免にはできないと話す李必だったが、ある目的を果たすには小敬の力が必要だと告げる。掟に従うのは御免と答える小敬だったが、後にかたをつけると李必に言い残し、曹破延を追うべく汝能と共に出発するのであった。00:37:09
第3話 午の正刻~遺された暗号~あらすじをみる 狼衛・トゥガルの後を追う小敬。だが逃れようとしたトゥガルは、人質を取ったことで逆上した民衆により殺されてしまう。トゥガルからわずかな情報しか聞きだせず、さらには長安の地図も何者かに奪われてしまった小敬。一方、捕縛計画に小敬が絡んでいることを知った靖安司の秘書監・何執正(か・しゅうせい)は、小敬の官職を罷免するよう命じる。再び囚われた小敬は、そこで仙州の程参(てい・しん)と再会することとなり…。あらすじをみる 狼衛・トゥガルの後を追う小敬。だが逃れようとしたトゥガルは、人質を取ったことで逆上した民衆により殺されてしまう。トゥガルからわずかな情報しか聞きだせず、さらには長安の地図も何者かに奪われてしまった小敬。一方、捕縛計画に小敬が絡んでいることを知った靖安司の秘書監・何執正(か・しゅうせい)は、小敬の官職を罷免するよう命じる。再び囚われた小敬は、そこで仙州の程参(てい・しん)と再会することとなり…。00:39:06
第4話 午の刻~窮地の靖安司~あらすじをみる 囚われていた小敬は、程参とともにトゥガルの放った暗号を解読し、狼衛の真の目的を察知する。すぐさま李必の下女・檀棋(だんき)に釈放するよう訴え、狼衛の陰謀を阻止すべく、長安の油坊を調べるよう命じる小敬。だが事前の申請なしに、陛下の油坊には手が出せないと話す李必。民の命より規則を優先する李必に小敬は怒りを覚える。そんな小敬を何執正は、太子・李ヨ(り・よ)のため、李必には失敗が許されないと説得する。あらすじをみる 囚われていた小敬は、程参とともにトゥガルの放った暗号を解読し、狼衛の真の目的を察知する。すぐさま李必の下女・檀棋(だんき)に釈放するよう訴え、狼衛の陰謀を阻止すべく、長安の油坊を調べるよう命じる小敬。だが事前の申請なしに、陛下の油坊には手が出せないと話す李必。民の命より規則を優先する李必に小敬は怒りを覚える。そんな小敬を何執正は、太子・李ヨ(り・よ)のため、李必には失敗が許されないと説得する。00:35:53
第5話 午の刻~人脈を持つ男~あらすじをみる 狼衛・トゥガルの仲間として、あぶり出された龍波(りゅう・は)という男。調べによると龍波は、平康坊のとある妓楼の常客だという。そこで小敬は、ある人物を頼りに妓楼へと赴く。だがそんな小敬を、熊火幇の秦カク(しん・かく)が狙っていた。一方檀棋は、王宗シ(おう・そうし)将軍の娘・王ウン秀(おう・うんしゅう)が、ある娘と関わりがあると李必に報告する。檀棋に捜査を任せた李必は、その足で太子の元を訪れるのだった。あらすじをみる 狼衛・トゥガルの仲間として、あぶり出された龍波(りゅう・は)という男。調べによると龍波は、平康坊のとある妓楼の常客だという。そこで小敬は、ある人物を頼りに妓楼へと赴く。だがそんな小敬を、熊火幇の秦カク(しん・かく)が狙っていた。一方檀棋は、王宗シ(おう・そうし)将軍の娘・王ウン秀(おう・うんしゅう)が、ある娘と関わりがあると李必に報告する。檀棋に捜査を任せた李必は、その足で太子の元を訪れるのだった。00:44:42
第6話 午の刻~地下都市の住人~あらすじをみる 龍波を追うべく、“思恩客”の持ち主である妓女を探しに平康坊へと突入した小敬たち。だがそこは、官府の人間も入り込めないほどの無法地帯と化していた。そんな平康坊を牛耳るのは、通称“葛(かつ)の旦那”と呼ばれる黒人の奴隷であった。長安の闇取引を束ね、小敬をも警戒させる人物だが、龍波の行方を知るには彼との交渉が必要であった。小敬から用件を聞いた葛の旦那は、すぐさま瞳児(とうじ)という妓女のもとへと案内し…。あらすじをみる 龍波を追うべく、“思恩客”の持ち主である妓女を探しに平康坊へと突入した小敬たち。だがそこは、官府の人間も入り込めないほどの無法地帯と化していた。そんな平康坊を牛耳るのは、通称“葛(かつ)の旦那”と呼ばれる黒人の奴隷であった。長安の闇取引を束ね、小敬をも警戒させる人物だが、龍波の行方を知るには彼との交渉が必要であった。小敬から用件を聞いた葛の旦那は、すぐさま瞳児(とうじ)という妓女のもとへと案内し…。00:37:27
第7話 未の初刻~信望の結末~あらすじをみる 右相・林九郎(りん・きゅうろう)のもとを訪れた李必は、靖安司に狼衛捜査を一任するよう頼み込むが、これまでの失態を理由に聞き入れられずにいた。加えて林九郎に、小敬の件について問いただされるが、責任を取る覚悟はあると李必の意思は固かった。小敬は、龍波の行方を知るべく瞳児と交渉を図る。小敬に、秦征(しん・せい)とともに解放するよう条件を出す瞳児だったが、葛の旦那に解放するのは一人のみだと命じられ……。あらすじをみる 右相・林九郎(りん・きゅうろう)のもとを訪れた李必は、靖安司に狼衛捜査を一任するよう頼み込むが、これまでの失態を理由に聞き入れられずにいた。加えて林九郎に、小敬の件について問いただされるが、責任を取る覚悟はあると李必の意思は固かった。小敬は、龍波の行方を知るべく瞳児と交渉を図る。小敬に、秦征(しん・せい)とともに解放するよう条件を出す瞳児だったが、葛の旦那に解放するのは一人のみだと命じられ……。00:39:52
第8話 未の初刻~小敬の過去~あらすじをみる 王ウン秀を連れ出した聞染(ぶん・ぜん)について調べる李必と檀棋。そこで李必は、聞染の父と小敬にある共通点があることに気づく。その頃、狼衛の根城で王ウン秀を引き渡す聞染。だが曹破延は、狼王・右刹(ゆうさつ)の使いだと話す聞染に疑念を抱く。そんな中、灯篭売りが根城へと潜入するところを発見した曹破延。その灯篭売りがある人物だと気づいた聞染は、灯篭売りを撃ち殺そうとする狼衛たちを取り押さえるのであった。あらすじをみる 王ウン秀を連れ出した聞染(ぶん・ぜん)について調べる李必と檀棋。そこで李必は、聞染の父と小敬にある共通点があることに気づく。その頃、狼衛の根城で王ウン秀を引き渡す聞染。だが曹破延は、狼王・右刹(ゆうさつ)の使いだと話す聞染に疑念を抱く。そんな中、灯篭売りが根城へと潜入するところを発見した曹破延。その灯篭売りがある人物だと気づいた聞染は、灯篭売りを撃ち殺そうとする狼衛たちを取り押さえるのであった。00:41:06
第9話 未の正刻~誰がために~あらすじをみる かつて小敬が犯した罪に、裏の事情があったことを知った林九郎。その事実は“三女”と呼ばれる人物が調べたという。放免もされず、自らの指をも犠牲にした小敬。そうまでして靖安司に尽くす小敬を、李必たちも何か理由があると推測するのだった。一方、曹破延らによって捕らわれた小敬は、長安の地図を明かすことを条件に解放される。その様子を見た王ウン秀から反逆者だと罵られるも、小敬はある出来事を思い起こすのであった。あらすじをみる かつて小敬が犯した罪に、裏の事情があったことを知った林九郎。その事実は“三女”と呼ばれる人物が調べたという。放免もされず、自らの指をも犠牲にした小敬。そうまでして靖安司に尽くす小敬を、李必たちも何か理由があると推測するのだった。一方、曹破延らによって捕らわれた小敬は、長安の地図を明かすことを条件に解放される。その様子を見た王ウン秀から反逆者だと罵られるも、小敬はある出来事を思い起こすのであった。00:42:58
第10話 未の刻~重なる面影~あらすじをみる 狼衛の根城を襲撃するも、曹破延を逃した旅賁軍の旅帥・崔器(さい・き)。だがその事実は伏せ、李必に全ての狼衛を始末したと報告する。李必が小敬の安否を問うと、小敬はどこかへ失踪したと知らされる。不審に思った李必は、すぐさま檀棋を修政坊に向かわせるのだった。一方、聞染を連れて根城を抜け出した曹破延。聞染の口添えにより検問を通過する曹破延だったが、自分が右刹の主だと話す聞染を依然として警戒し……。あらすじをみる 狼衛の根城を襲撃するも、曹破延を逃した旅賁軍の旅帥・崔器(さい・き)。だがその事実は伏せ、李必に全ての狼衛を始末したと報告する。李必が小敬の安否を問うと、小敬はどこかへ失踪したと知らされる。不審に思った李必は、すぐさま檀棋を修政坊に向かわせるのだった。一方、聞染を連れて根城を抜け出した曹破延。聞染の口添えにより検問を通過する曹破延だったが、自分が右刹の主だと話す聞染を依然として警戒し……。00:40:33
第11話 未の刻~忠誠を誓いし者~あらすじをみる 崔器に宣徽院から犬を借りるよう命じた小敬。崔器はその意図に疑問を抱きつつも、宣徽院の知り合いのもとに小敬を連れてゆく。その頃、仲間の死を知った曹破延とマガル。その様子を見た聞染は、曹破延らにある助っ人を紹介すると申し出る。靖安司では、曹破延を逃したとの通達で騒動となるも、李必は一向に“チェラホト”の調査を止めようとはしなかった。そんな李必のもとに、驃騎大将軍の郭利仕(かく・りし)が訪ねて来る。あらすじをみる 崔器に宣徽院から犬を借りるよう命じた小敬。崔器はその意図に疑問を抱きつつも、宣徽院の知り合いのもとに小敬を連れてゆく。その頃、仲間の死を知った曹破延とマガル。その様子を見た聞染は、曹破延らにある助っ人を紹介すると申し出る。靖安司では、曹破延を逃したとの通達で騒動となるも、李必は一向に“チェラホト”の調査を止めようとはしなかった。そんな李必のもとに、驃騎大将軍の郭利仕(かく・りし)が訪ねて来る。00:42:23
第12話 未の刻~裏切りの予兆~あらすじをみる 記録房の史書で調査を進める中、史書のある部分が破かれていることに気づいた李必。狼衛に関する記述を隠蔽されたと疑った李必は、戸部・役人の徐賓(じょ・ひん)から記録房の鍵を没収してしまう。そんな中、龍波と合流した聞染らのもとに二人の狼衛が姿を見せる。すぐさま魚腸(ぎょちょう)に捕らえられた狼衛を味方につけた龍波は、曹破延らとともについに動きを見せるのだった。その頃、永王・李リン(り・りん)のもとにある報告が入り……。あらすじをみる 記録房の史書で調査を進める中、史書のある部分が破かれていることに気づいた李必。狼衛に関する記述を隠蔽されたと疑った李必は、戸部・役人の徐賓(じょ・ひん)から記録房の鍵を没収してしまう。そんな中、龍波と合流した聞染らのもとに二人の狼衛が姿を見せる。すぐさま魚腸(ぎょちょう)に捕らえられた狼衛を味方につけた龍波は、曹破延らとともについに動きを見せるのだった。その頃、永王・李リン(り・りん)のもとにある報告が入り……。00:44:01
第13話 申の初刻~隠された陰謀~あらすじをみる 牢内で、囚われの身となった徐賓に遭遇した程参。徐賓の服に付いた墨を見た程参は、かつての小敬との会話から“チェラホト”の在処を察知する。一方、熊火ホウがある娘を誘拐したと知り、その娘が聞染だと睨む檀棋。だが李必は、小敬の性格から別人だと推測するのだった。同じ頃、大理寺評事・元載(げん・さい)に、ある依頼をした工部主事・封大倫(ほう・たいりん)。だがそれにより、思わぬ事実が発覚することとなる。あらすじをみる 牢内で、囚われの身となった徐賓に遭遇した程参。徐賓の服に付いた墨を見た程参は、かつての小敬との会話から“チェラホト”の在処を察知する。一方、熊火ホウがある娘を誘拐したと知り、その娘が聞染だと睨む檀棋。だが李必は、小敬の性格から別人だと推測するのだった。同じ頃、大理寺評事・元載(げん・さい)に、ある依頼をした工部主事・封大倫(ほう・たいりん)。だがそれにより、思わぬ事実が発覚することとなる。00:33:23
第14話 申の刻~数々の真相~あらすじをみる 空き家に仕掛けられた“伏火雷”の爆破により、多くの兵が犠牲となった旅賁軍。知らせを聞いた李必は、その爆破が“チェラホト”に結び付くと勘づく。小敬は、瀕死の曹破延から“伏火雷”について聞き出そうとする。だが曹破延から、ある物を見つけてくるよう指示を出され、燃えた空き家へと引き返すのだった。一方、小敬の選出について聞き出すべく、徐賓の経歴を探る李必。すると徐賓は、李必にある真実を明かすのであった。あらすじをみる 空き家に仕掛けられた“伏火雷”の爆破により、多くの兵が犠牲となった旅賁軍。知らせを聞いた李必は、その爆破が“チェラホト”に結び付くと勘づく。小敬は、瀕死の曹破延から“伏火雷”について聞き出そうとする。だが曹破延から、ある物を見つけてくるよう指示を出され、燃えた空き家へと引き返すのだった。一方、小敬の選出について聞き出すべく、徐賓の経歴を探る李必。すると徐賓は、李必にある真実を明かすのであった。00:37:56
第15話 申の刻~哀しき配下~あらすじをみる “チェラホト”の原料となる墨について、通関記録を調べるよう指示を出した徐賓。だが周囲から大案牘術を汚した者と冷たくあしらわれ、密かに靖安司を後にする。同じ頃、大案牘術の制作主が徐賓であると知った林九郎。その内容に偽りがないか問う林九郎に、徐賓の評判から偽りはないと返す新豊県・県丞の吉温(きつ・おん)。だが、世間の評価が真実とは限らないと語る林九郎は、吉温に徐賓の人間関係を探るよう命じるのだった。あらすじをみる “チェラホト”の原料となる墨について、通関記録を調べるよう指示を出した徐賓。だが周囲から大案牘術を汚した者と冷たくあしらわれ、密かに靖安司を後にする。同じ頃、大案牘術の制作主が徐賓であると知った林九郎。その内容に偽りがないか問う林九郎に、徐賓の評判から偽りはないと返す新豊県・県丞の吉温(きつ・おん)。だが、世間の評価が真実とは限らないと語る林九郎は、吉温に徐賓の人間関係を探るよう命じるのだった。00:49:04
第16話 酉の初刻~託された望み~あらすじをみる 小敬に追われたマガルら狼衛は、馬車から石脂をばらまき次々と民衆を火攻めにしてゆく。騒動を聞いた靖安司では、これ以上小敬を頼るのをやめるよう李必に訴えるが、李必はその意思を覆そうとしなかった。小敬は、一人の狼衛から奪った馬車で後を追うも、積まれた石脂の樽が落下し、大火事となってしまう。民衆に避難を呼びかけ、再び追跡する小敬。するとそこへ馬に乗った李必が駆けつけ、自らおとりになることを申し出るのだった。あらすじをみる 小敬に追われたマガルら狼衛は、馬車から石脂をばらまき次々と民衆を火攻めにしてゆく。騒動を聞いた靖安司では、これ以上小敬を頼るのをやめるよう李必に訴えるが、李必はその意思を覆そうとしなかった。小敬は、一人の狼衛から奪った馬車で後を追うも、積まれた石脂の樽が落下し、大火事となってしまう。民衆に避難を呼びかけ、再び追跡する小敬。するとそこへ馬に乗った李必が駆けつけ、自らおとりになることを申し出るのだった。00:48:50
第17話 酉の正刻~苦境の英雄~あらすじをみる 郭利仕から狼衛捜査の打ち切りを言い渡された李必。だが李必は、長安の地図の行方や龍波の素性も掴めないまま、捜査を打ち切るべきではないと食い下がる。すると郭利仕から、この決定は李必を気遣った何執正の思惑であると聞かされ、やむなく李必は、捜査の終了と再び小敬を長安県獄に戻すよう指令を出すのだった。その頃、姚汝能に扇動され右驍衛・将軍の甘守誠(かん・しゅせい)に寝返った崔器は、ある命を受け密かに行動を開始する。あらすじをみる 郭利仕から狼衛捜査の打ち切りを言い渡された李必。だが李必は、長安の地図の行方や龍波の素性も掴めないまま、捜査を打ち切るべきではないと食い下がる。すると郭利仕から、この決定は李必を気遣った何執正の思惑であると聞かされ、やむなく李必は、捜査の終了と再び小敬を長安県獄に戻すよう指令を出すのだった。その頃、姚汝能に扇動され右驍衛・将軍の甘守誠(かん・しゅせい)に寝返った崔器は、ある命を受け密かに行動を開始する。00:40:32
第18話 酉の刻~新たな刺客~あらすじをみる 小敬を救うべく、右驍衛・参軍の趙七郎(ちょう・しちろう)に目をつけた檀棋は、同じく李必の命により小敬救出に向かう姚汝能と合流する。右驍衛官署の警備は厳重であり、侵入は困難だと姚汝能に説得されつつも、あらゆる策を用意しておいた檀棋は官署へと急ぐ。李必は一人、何執正の元を訪れると、何執正の養子・何孚(か・ふ)が応対に出る。何孚は何執正が病気であると告げると、感染を防ぐため李必に一粒の薬を服用させるのだった。あらすじをみる 小敬を救うべく、右驍衛・参軍の趙七郎(ちょう・しちろう)に目をつけた檀棋は、同じく李必の命により小敬救出に向かう姚汝能と合流する。右驍衛官署の警備は厳重であり、侵入は困難だと姚汝能に説得されつつも、あらゆる策を用意しておいた檀棋は官署へと急ぐ。李必は一人、何執正の元を訪れると、何執正の養子・何孚(か・ふ)が応対に出る。何孚は何執正が病気であると告げると、感染を防ぐため李必に一粒の薬を服用させるのだった。00:42:59
第19話 酉の刻~今、結託の刻~あらすじをみる 趙七郎を脅して崔器を陥れた小敬。だが逆上した旅賁軍に襲われ、趙七郎を置き去りにして逃走を図ることに。そのまま出口へと急ぐ小敬たちだったが、甘守誠に見つかり捕らえられてしまう。素性を明かすよう詰め寄る甘守誠に、小敬に手を出さないなら答えると告げる檀棋。すると甘守誠は、小敬の命と引き換えに、炭で焼かれた鉄板の上で踊るよう檀棋に命じるのだった。小敬の制止もむなしく、檀棋は鉄板に足を乗せて……。あらすじをみる 趙七郎を脅して崔器を陥れた小敬。だが逆上した旅賁軍に襲われ、趙七郎を置き去りにして逃走を図ることに。そのまま出口へと急ぐ小敬たちだったが、甘守誠に見つかり捕らえられてしまう。素性を明かすよう詰め寄る甘守誠に、小敬に手を出さないなら答えると告げる檀棋。すると甘守誠は、小敬の命と引き換えに、炭で焼かれた鉄板の上で踊るよう檀棋に命じるのだった。小敬の制止もむなしく、檀棋は鉄板に足を乗せて……。00:46:39
第20話 戌の初刻~影の支配者~あらすじをみる 聞染の香り袋のにおいを察知した小敬は、姚汝能に聞染の安否を尋ねる。だが姚汝能は、小敬が捜査に応じる裏には、聞染が絡んでいると邪推し答えようとしない。そこで小敬は、かつての第8団の仲間の分も、聞染を守る必要があると語るのだった。一方、曹破延から狼衛の黒幕を聞き出す李必。曹破延は李必に反撃を仕掛けるも、右刹の真の目的を知らされ、次第に右刹に怒りを覚える。李必は曹破延に、右刹の居場所を問いただすも……。あらすじをみる 聞染の香り袋のにおいを察知した小敬は、姚汝能に聞染の安否を尋ねる。だが姚汝能は、小敬が捜査に応じる裏には、聞染が絡んでいると邪推し答えようとしない。そこで小敬は、かつての第8団の仲間の分も、聞染を守る必要があると語るのだった。一方、曹破延から狼衛の黒幕を聞き出す李必。曹破延は李必に反撃を仕掛けるも、右刹の真の目的を知らされ、次第に右刹に怒りを覚える。李必は曹破延に、右刹の居場所を問いただすも……。00:37:22
第21話 戌の正刻~それぞれの信念~あらすじをみる 龍波に懲戒され、腕の銅貨を火鉢に捨てられた魚腸(ぎょちょう)。だが魚腸は、火鉢から銅貨を掴み取ると、必ず任務を遂行すると告げ立ち去るのだった。小敬と檀棋は、景寺執事・イスに連れられ長老・プジャのもとを訪れるが、そこで殺害されたプジャを発見する。プジャを殺害した刺客を逃し、檀棋らとともにプジャの屍を調べる小敬。すると屍の特徴が、狼衛のものと一致することが発覚し、プジャの正体が右刹だと断定した小敬は…。あらすじをみる 龍波に懲戒され、腕の銅貨を火鉢に捨てられた魚腸(ぎょちょう)。だが魚腸は、火鉢から銅貨を掴み取ると、必ず任務を遂行すると告げ立ち去るのだった。小敬と檀棋は、景寺執事・イスに連れられ長老・プジャのもとを訪れるが、そこで殺害されたプジャを発見する。プジャを殺害した刺客を逃し、檀棋らとともにプジャの屍を調べる小敬。すると屍の特徴が、狼衛のものと一致することが発覚し、プジャの正体が右刹だと断定した小敬は…。