スミス都へ行く(字幕版)

02:09:36
動画ポイント対象
330円 ある州の上院議員フォーリーが急逝した。焦ったのは同僚のペイン(クロード・レインズ)であり、その黒幕である州財界のテイラー(エドワード・アーノルド)及び州知事のホッパー(ガイ・キビー)たちだった。なぜなら、今彼に死なれたことは、彼等が不正な巨利を貪るべく計画していたダム建設安案を通過させるために大痛手だったからである。直ちに対策が講ぜられ、自分たちに有利な後任議員を指名する必要に迫られ、政界の事情には盲目同然の少年団長ジェフ・スミス(ジェームス・スチュアート)が選ばれた。スミスは首都ワシントンに赴き、美しい女秘書サンダース(ジーン・アーサー)の協力を得て議員生活の第一歩を踏み出すことになった。しかし青二才の身で手練手管の必要な国会に出席する非を悟ったスミスは辞職したくなり、ペインの許に赴いた。スミスは、亡父の親友としてペインを尊敬していたので、彼に宥められて辞職を思い止まった。それに故郷のウイレット河一帯に少年村を建設することは彼の年来の宿望でもあったので、ペインにすすめられるままその議案を起草し提出すべく、サンダースを相手に仕事を始めた。一方、ペインはスミスが少年村を建設するというウイレット河とういうのが、彼等がダム工事用地として政府に売り込もうとしている土地であることに気づき、スミス案を阻止せねばならぬハメになった。そしてペインは彼の除名動議を提出することになった。スミスはこの正義なき議会に失望し、いよいよ辞職を決議するが、サンダースから今こそ国家に必要な人物になるべきだと激励され、翌日の議会に臨んだ。彼は発言を求め、ダム工事にまつわる不正行為を摘発し、事実を明らかにするまでは発言権を譲るまいと演説を続けた。しかしスミスの正論はテイラー一派の策動に遮断されてしまう。スミスは諦めずに猶も正義の獅子吼を続けたが、演説開始以来二十四時間を経て声も途絶えがちとなってしまう。かくしてスミスは、席上でペインを面詰して倒れてしまった。ペインはこの正義の声に自責を感じ、自殺しようとしたが果たせず、遂に議場において一切の真相を告白し、スミス説を承認した。スミスの苦闘はかくて酬いられたのであった。
レンタルした作品の視聴方法 レンタル期間:レンタル時から30日以内に視聴を開始し、3日以内に視聴し終えてください。レンタル期間をすぎると視聴ができませんのでご注意ください。
  • スタッフ
    監督 : フランク・キャプラ

キャストの関連作品