兄を探して三千界 時空を超えた恋縁
第13話~第24話
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- 00:32:21第13話あらすじをみる 「后池(こう・ち)、抱きしめて」――時夏(じ・か)が七情六欲散を飲んだのではと心配して駆けつけた時冬(じ・とう)は、部屋から聞こえてくる妹の悩ましげな声に血相を変え、盟主の選抜試験に失格となるのを承知で、結界を破り中に押し入った。そして、顔をほてらせた時夏が后池と体を寄せ合っているのを目にすると、すぐさま后池を引きはがし、無言で時夏を連れ出すのだった。一方、時夏のことしか頭にない時冬に怒りを募らせる秋璃(しゅう・り)は…。あらすじをみる 「后池(こう・ち)、抱きしめて」――時夏(じ・か)が七情六欲散を飲んだのではと心配して駆けつけた時冬(じ・とう)は、部屋から聞こえてくる妹の悩ましげな声に血相を変え、盟主の選抜試験に失格となるのを承知で、結界を破り中に押し入った。そして、顔をほてらせた時夏が后池と体を寄せ合っているのを目にすると、すぐさま后池を引きはがし、無言で時夏を連れ出すのだった。一方、時夏のことしか頭にない時冬に怒りを募らせる秋璃(しゅう・り)は…。
- 00:31:25第14話あらすじをみる 魔尊は私の兄だと時夏(じ・か)から打ち明けられた后池(こう・ち)は、浮かぬ顔で溜息をついた。時夏が去っていったのは、自分ではなく魔尊を兄と認めたからだと思い込んでいる后池からすれば、既知の事実を改めて突きつけられたようなものなのだ。それでも諦められない彼は、至らぬ点があったのだとしても、良き兄になるから自分のもとに戻ってきてほしいと訴えた。この言葉で后池の勘違いに気づいた時夏は、魔尊は“実の兄”なのだと説明するのだが…。あらすじをみる 魔尊は私の兄だと時夏(じ・か)から打ち明けられた后池(こう・ち)は、浮かぬ顔で溜息をついた。時夏が去っていったのは、自分ではなく魔尊を兄と認めたからだと思い込んでいる后池からすれば、既知の事実を改めて突きつけられたようなものなのだ。それでも諦められない彼は、至らぬ点があったのだとしても、良き兄になるから自分のもとに戻ってきてほしいと訴えた。この言葉で后池の勘違いに気づいた時夏は、魔尊は“実の兄”なのだと説明するのだが…。
- 00:32:17第15話あらすじをみる 時冬(じ・とう)は、后池(こう・ち)と自分の関係を危惧する玉華派の人たちにさらわれたのかもしれない。兄のため断腸の思いで后池と決別した時夏(じ・か)は、大ケガを負って戻ってきた時冬に何があったのか尋ねた。すると時冬は、芝居がかった口ぶりで事の次第を説明し始めたではないか。今回は助かったものの、また危険が及んだら――と心配な時夏は思わず「真面目に話してよ」と怒ってしまう。そんな時夏を見てバツの悪そうな顔をする時冬と二哈(には)。その理由は…。あらすじをみる 時冬(じ・とう)は、后池(こう・ち)と自分の関係を危惧する玉華派の人たちにさらわれたのかもしれない。兄のため断腸の思いで后池と決別した時夏(じ・か)は、大ケガを負って戻ってきた時冬に何があったのか尋ねた。すると時冬は、芝居がかった口ぶりで事の次第を説明し始めたではないか。今回は助かったものの、また危険が及んだら――と心配な時夏は思わず「真面目に話してよ」と怒ってしまう。そんな時夏を見てバツの悪そうな顔をする時冬と二哈(には)。その理由は…。
- 00:34:36第16話あらすじをみる 后池(こう・ち)を盟主選抜試験に復帰させる許可を神官から得るため、神殿へと向かう時夏(じ・か)。途中で合流した畢鴻(ひつ・こう)と一緒に闇の森を歩いている最中、突如2人を濃い霧が包み始める。姿が見えなくなった畢鴻を探す彼女の目の前に、思わぬ人物が現れた。后池である。泥酔して寝込んでいたはずの彼がなぜ――と驚きつつも、とにかく畢鴻も連れて早く森を出ようとする時夏を引き止めた后池は、仙派と魔派の争いなど放っておいて2人でいようと言い始め…。あらすじをみる 后池(こう・ち)を盟主選抜試験に復帰させる許可を神官から得るため、神殿へと向かう時夏(じ・か)。途中で合流した畢鴻(ひつ・こう)と一緒に闇の森を歩いている最中、突如2人を濃い霧が包み始める。姿が見えなくなった畢鴻を探す彼女の目の前に、思わぬ人物が現れた。后池である。泥酔して寝込んでいたはずの彼がなぜ――と驚きつつも、とにかく畢鴻も連れて早く森を出ようとする時夏を引き止めた后池は、仙派と魔派の争いなど放っておいて2人でいようと言い始め…。
- 00:35:40第17話あらすじをみる 時夏(じ・か)の尽力により、后池(こう・ち)は無事に盟主選抜試験への復帰を果たした。だが時夏を敵視している玉華派の長老・元圭(げんけい)は、后池を復帰させたら恨みを忘れると約束したとはいえ、このまま彼女を見逃してはならないと掌門の元照(げんしょう)に訴える。ここで情けをかけようものなら、また后池は時夏に惑わされ心を乱すと思っているのだ。だが、時夏を殺すよりも后池に情を断たせるほうが効果的だと考える元照には、ある策が…。あらすじをみる 時夏(じ・か)の尽力により、后池(こう・ち)は無事に盟主選抜試験への復帰を果たした。だが時夏を敵視している玉華派の長老・元圭(げんけい)は、后池を復帰させたら恨みを忘れると約束したとはいえ、このまま彼女を見逃してはならないと掌門の元照(げんしょう)に訴える。ここで情けをかけようものなら、また后池は時夏に惑わされ心を乱すと思っているのだ。だが、時夏を殺すよりも后池に情を断たせるほうが効果的だと考える元照には、ある策が…。
- 00:34:48第18話あらすじをみる 霊秀派の弟子2人の命が奪われた。彼女らの首に残された奇妙な形の傷痕を見た青峰(せい・ほう)は、驚愕する。かつて無残に殺された家族の首にも同じ痕があったからだ。それは、魔派の秘術とされる霊根の抜き取りである。仙派の優れた霊根を狙ったのか?――皆の疑いの目が魔尊に向けられるが、確たる証拠もないため、真相究明には至らなかった。そんななか、時夏(じ・か)の仕業だと決めつけた元圭(げんけい)は、彼女を始末すると息巻いていて…。あらすじをみる 霊秀派の弟子2人の命が奪われた。彼女らの首に残された奇妙な形の傷痕を見た青峰(せい・ほう)は、驚愕する。かつて無残に殺された家族の首にも同じ痕があったからだ。それは、魔派の秘術とされる霊根の抜き取りである。仙派の優れた霊根を狙ったのか?――皆の疑いの目が魔尊に向けられるが、確たる証拠もないため、真相究明には至らなかった。そんななか、時夏(じ・か)の仕業だと決めつけた元圭(げんけい)は、彼女を始末すると息巻いていて…。
- 00:31:07第19話あらすじをみる 自害すれば后池(こう・ち)を解放する――漆凌凌(しつ・りょうりょう)の言葉を信じ、突きつけられた剣で死ぬ覚悟を決めた時夏(じ・か)。すると、彼女の手に残る、后池と交わした兄妹の契約の印に異変が。次の瞬間、まばゆい光とともに、魔派の封印がかけられていた絵の中から后池が戻ってきたではないか。彼が無事だったことに安堵する時夏。その後、剣で傷ついた手の手当てを受けていた彼女は、畢鴻(ひつ・こう)が失明したと時冬(じ・とう)から聞かされ…。あらすじをみる 自害すれば后池(こう・ち)を解放する――漆凌凌(しつ・りょうりょう)の言葉を信じ、突きつけられた剣で死ぬ覚悟を決めた時夏(じ・か)。すると、彼女の手に残る、后池と交わした兄妹の契約の印に異変が。次の瞬間、まばゆい光とともに、魔派の封印がかけられていた絵の中から后池が戻ってきたではないか。彼が無事だったことに安堵する時夏。その後、剣で傷ついた手の手当てを受けていた彼女は、畢鴻(ひつ・こう)が失明したと時冬(じ・とう)から聞かされ…。
- 00:36:55第20話あらすじをみる 公の場で時夏(じ・か)と兄妹であると認められた后池(こう・ち)は、良き兄となるべく、時夏の実兄である魔尊・秋平(しゅう・へい)こと時冬(じ・とう)に、自作した“兄の計画書”を差し出して助言を求めた。これには時夏も辟易。彼女は后池に恋をしており、兄になってほしいわけではないのだ。ひとこと言ってやろうとは思うものの、本人を前にして本音を口にできるわけもなく、“一緒に臭豆腐を食べたくて”とごまかすのが精いっぱいだった。その直後、時夏に思わぬことが…。あらすじをみる 公の場で時夏(じ・か)と兄妹であると認められた后池(こう・ち)は、良き兄となるべく、時夏の実兄である魔尊・秋平(しゅう・へい)こと時冬(じ・とう)に、自作した“兄の計画書”を差し出して助言を求めた。これには時夏も辟易。彼女は后池に恋をしており、兄になってほしいわけではないのだ。ひとこと言ってやろうとは思うものの、本人を前にして本音を口にできるわけもなく、“一緒に臭豆腐を食べたくて”とごまかすのが精いっぱいだった。その直後、時夏に思わぬことが…。
- 00:33:57第21話あらすじをみる 后池(こう・ち)を連れて畢鴻(ひつ・こう)のもとに戻ってきた時夏(じ・か)は、元圭(げんけい)がすでに立ち去ったと聞いて驚いた。魔派が霊根を盗んだと白状しなければ殺すとまで言っていた元圭だけに、最初は腑に落ちなかったものの、どうやら畢鴻が誤解を解いてくれたようだ。さらに彼から、闇の森の力が消えたせいか目が見えるようになったと聞き、自分の味覚も戻るかもしれないと喜ぶ時夏。畢鴻の視力が回復した真の経緯など知る由もなく…。あらすじをみる 后池(こう・ち)を連れて畢鴻(ひつ・こう)のもとに戻ってきた時夏(じ・か)は、元圭(げんけい)がすでに立ち去ったと聞いて驚いた。魔派が霊根を盗んだと白状しなければ殺すとまで言っていた元圭だけに、最初は腑に落ちなかったものの、どうやら畢鴻が誤解を解いてくれたようだ。さらに彼から、闇の森の力が消えたせいか目が見えるようになったと聞き、自分の味覚も戻るかもしれないと喜ぶ時夏。畢鴻の視力が回復した真の経緯など知る由もなく…。
- 00:30:43第22話あらすじをみる 兄妹の情と男女の情――その違いを、ついに理解した后池(こう・ち)は、兄をやめて妹婿になると時夏(じ・か)に告げた。だが、すでに公の場で兄妹と誓っているうえ、后池の師父で掌門の元照(げんしょう)が許すはずがない。戸惑う時夏に后池は言う。“妹婿になれるなら200年の修練が無駄になってもいい。君と生涯を共にしたい”と。それでも、時夏は素直に喜べなかった。自分たちはもともと住む世界が違う。別れが訪れることは確実なのだ…。あらすじをみる 兄妹の情と男女の情――その違いを、ついに理解した后池(こう・ち)は、兄をやめて妹婿になると時夏(じ・か)に告げた。だが、すでに公の場で兄妹と誓っているうえ、后池の師父で掌門の元照(げんしょう)が許すはずがない。戸惑う時夏に后池は言う。“妹婿になれるなら200年の修練が無駄になってもいい。君と生涯を共にしたい”と。それでも、時夏は素直に喜べなかった。自分たちはもともと住む世界が違う。別れが訪れることは確実なのだ…。
- 00:28:51第23話あらすじをみる 后池(こう・ち)の心脈にはサッ気(さっき)が絡みついていた。そのため、情が動くたびに痛みが起きていたのである。根本的な治療法はなく、今できるのは薬で痛みを和らげることだけ。診察した畢鴻(ひつ・こう)から、平静を保ち悪化を防ぐよう忠告された后池は、時夏(じ・か)に心配をかけたくない一心で、この件を内密にしてほしいと頼むのだった。一方、万仙盟盟主の座だけでなく時夏まで后池に奪われ、悔しくて仕方がない時冬(じ・とう)は…。あらすじをみる 后池(こう・ち)の心脈にはサッ気(さっき)が絡みついていた。そのため、情が動くたびに痛みが起きていたのである。根本的な治療法はなく、今できるのは薬で痛みを和らげることだけ。診察した畢鴻(ひつ・こう)から、平静を保ち悪化を防ぐよう忠告された后池は、時夏(じ・か)に心配をかけたくない一心で、この件を内密にしてほしいと頼むのだった。一方、万仙盟盟主の座だけでなく時夏まで后池に奪われ、悔しくて仕方がない時冬(じ・とう)は…。
- 00:34:09第24話あらすじをみる 時夏(じ・か)をかばい、秋璃(しゅう・り)の霊力針を受けて倒れた時冬(じ・とう)。兄を失うかもしれないという恐怖と不安から、目を覚ましてと念じる時夏は、眠る彼の手を取り、「小さい頃のように、また私を捨てるの?」と涙ながらに呟く。そんな妹の声が届いたのか、時冬は意識を取り戻した。ほっとした表情を浮かべる時夏に対し、時冬の心中は穏やかではない。時夏を捨てたなんて濡れ衣だ――勘違いしている理由を探ろうと、時冬は妹を問い質すが…。あらすじをみる 時夏(じ・か)をかばい、秋璃(しゅう・り)の霊力針を受けて倒れた時冬(じ・とう)。兄を失うかもしれないという恐怖と不安から、目を覚ましてと念じる時夏は、眠る彼の手を取り、「小さい頃のように、また私を捨てるの?」と涙ながらに呟く。そんな妹の声が届いたのか、時冬は意識を取り戻した。ほっとした表情を浮かべる時夏に対し、時冬の心中は穏やかではない。時夏を捨てたなんて濡れ衣だ――勘違いしている理由を探ろうと、時冬は妹を問い質すが…。
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