凪のあすから
第14話~第26話
各話一覧
- 00:23:40第14話 約束の日あらすじをみる 汐鹿生の"冬眠"当日に開かれた"おふねひき"から5年。光やまなかの行方が分からぬまま、19歳となったちさきは紡の祖父、勇を見舞いに病院を訪れていた。「看護学校を卒業したら、ここに来るといいわよ」と看護師に声を掛けられ、微笑むちさき。短いようで長い5年という年月は彼女の環境を大きく変えていた。紡は異常気象を解明するため都会の大学へ、14歳となった美海とさゆは美濱中学校に進学。そして至とあかりとの間には男の子(晃)が生まれていた……。あらすじをみる 汐鹿生の"冬眠"当日に開かれた"おふねひき"から5年。光やまなかの行方が分からぬまま、19歳となったちさきは紡の祖父、勇を見舞いに病院を訪れていた。「看護学校を卒業したら、ここに来るといいわよ」と看護師に声を掛けられ、微笑むちさき。短いようで長い5年という年月は彼女の環境を大きく変えていた。紡は異常気象を解明するため都会の大学へ、14歳となった美海とさゆは美濱中学校に進学。そして至とあかりとの間には男の子(晃)が生まれていた……。
- 00:23:40第15話 笑顔の守り人あらすじをみる 巴日の日、5年前と変わらぬ姿で美海たちの前に流れ着いた光。"おふねひき"の当日からの記憶が一切なかったが、身体には異常なく次の日から潮留家で以前と変わらぬ生活を送ることができた。ちさき、紡、美海、あかりたちは喜びと共に光を迎えるも、突然のことにどう接していいのか分からずにいた。また光本人も、紡と一緒に海村の研究している教授の三橋から、世界は依然凍っていっていること、自分以外汐鹿生の人間は誰も目覚めていないことを知り愕然とする。あらすじをみる 巴日の日、5年前と変わらぬ姿で美海たちの前に流れ着いた光。"おふねひき"の当日からの記憶が一切なかったが、身体には異常なく次の日から潮留家で以前と変わらぬ生活を送ることができた。ちさき、紡、美海、あかりたちは喜びと共に光を迎えるも、突然のことにどう接していいのか分からずにいた。また光本人も、紡と一緒に海村の研究している教授の三橋から、世界は依然凍っていっていること、自分以外汐鹿生の人間は誰も目覚めていないことを知り愕然とする。
- 00:23:40第16話 遠い波のささやき
- 00:23:40第17話 ビョーキなふたり
- 00:23:40第18話 シオシシオあらすじをみる 三橋の予想を元に汐鹿生への道を探るべく海に潜った光、要、美海の3人。 美海が聞こえたという砂の音を頼りに海流の中を進むと、そこには雪に覆われた汐鹿生があった。光たちにとっては懐かしく、美海にとっては初めて訪れる海村。 静寂に包まれた村を歩く3人は、未だ冬眠から目覚めぬ村人たちを見つける。光と要はそれぞれの家に向かい、ひとり残された美海は光たちが通っていた波路中学に向かう。そこで美海の前に現れたのは……。あらすじをみる 三橋の予想を元に汐鹿生への道を探るべく海に潜った光、要、美海の3人。 美海が聞こえたという砂の音を頼りに海流の中を進むと、そこには雪に覆われた汐鹿生があった。光たちにとっては懐かしく、美海にとっては初めて訪れる海村。 静寂に包まれた村を歩く3人は、未だ冬眠から目覚めぬ村人たちを見つける。光と要はそれぞれの家に向かい、ひとり残された美海は光たちが通っていた波路中学に向かう。そこで美海の前に現れたのは……。
- 00:23:40第19話 まいごの迷子の…あらすじをみる "おじょし様の墓場"で厚いエナの膜の中で眠るまなかを見つけた光たち。エナを失いかけていた彼女をなんとか地上に運び潮留家まで連れて行くが、まなかはまだ眠ったままだった。その後、医師の診察を受け、エナは無くなったものの身体に異常がないと分かり、ホッとする一同。医師が帰ったあと、眠るまなかにひとり話しかける光の姿があった。それを見る美海は何を想うのか。一方で勇を見舞いに行ったちさきは、勇からおじょし様の話には続きがあると聞かされるのであった。あらすじをみる "おじょし様の墓場"で厚いエナの膜の中で眠るまなかを見つけた光たち。エナを失いかけていた彼女をなんとか地上に運び潮留家まで連れて行くが、まなかはまだ眠ったままだった。その後、医師の診察を受け、エナは無くなったものの身体に異常がないと分かり、ホッとする一同。医師が帰ったあと、眠るまなかにひとり話しかける光の姿があった。それを見る美海は何を想うのか。一方で勇を見舞いに行ったちさきは、勇からおじょし様の話には続きがあると聞かされるのであった。
- 00:23:40第20話 ねむりひめあらすじをみる おじょしさまの墓場で眠るまなか見つけ地上に連れ出した光たち。自分たちと同じようにすぐに目覚めると思っていたが、一週間経ってもまなかは眠り続けたままだった。光、要、ちさきは、まなかを目覚めさせる手がかりを探すため連日海汐鹿生に潜っていた。一方、美海とさゆも学校の図書室でさまざまな文献を調べることに。白雪姫からヒントを得たさゆの「光がまなかにキスしちゃえばいいと思うんだ」というひと言を強く否定する美海。そこで美海は本当の自分の気持ちに気付くのだった……。あらすじをみる おじょしさまの墓場で眠るまなか見つけ地上に連れ出した光たち。自分たちと同じようにすぐに目覚めると思っていたが、一週間経ってもまなかは眠り続けたままだった。光、要、ちさきは、まなかを目覚めさせる手がかりを探すため連日海汐鹿生に潜っていた。一方、美海とさゆも学校の図書室でさまざまな文献を調べることに。白雪姫からヒントを得たさゆの「光がまなかにキスしちゃえばいいと思うんだ」というひと言を強く否定する美海。そこで美海は本当の自分の気持ちに気付くのだった……。
- 00:23:40第21話 水底よりの使いあらすじをみる 光と美海が言い争う中、突如目覚めたまなか。驚く光と美海をよそに、まなかはまるで何事もなかったかのような笑顔を見せる。エナが突然なくなってしまった原因は分からずじまいだったが、ほかに異常はなく、そのまま至の家に居候することになる。流氷、降り積もったぬくみ雪、5年前と変わった町並みに驚きつつも、再びみんなでいられることが嬉しそうでもあった。だがそんな彼女の笑顔に、光はどこか違和感を覚えるのだった。あらすじをみる 光と美海が言い争う中、突如目覚めたまなか。驚く光と美海をよそに、まなかはまるで何事もなかったかのような笑顔を見せる。エナが突然なくなってしまった原因は分からずじまいだったが、ほかに異常はなく、そのまま至の家に居候することになる。流氷、降り積もったぬくみ雪、5年前と変わった町並みに驚きつつも、再びみんなでいられることが嬉しそうでもあった。だがそんな彼女の笑顔に、光はどこか違和感を覚えるのだった。
- 00:23:40第22話 失くしたものあらすじをみる うろこ様のことを話題にした紡の肘に、以前のまなかと同じ魚面相ができる。それを知った光たちは、うろこ様が海の中では無く地上にいると確信。汐鹿生の皆のこと、これからの地上のこと、そしてエナを失ったまなかのことを聞き出すため、美海、さゆも交えて、うろこ様探しが始まる。そんな中、空き地の土管に仕掛けたHな本とたけのこの煮物がなくなっていることに気付くまなかたち。まなかは絶対うろこ様だと大騒ぎ。そんなわざとらしいほど元気に振る舞う彼女に、光は疑問に思っていたことをぶつける。あらすじをみる うろこ様のことを話題にした紡の肘に、以前のまなかと同じ魚面相ができる。それを知った光たちは、うろこ様が海の中では無く地上にいると確信。汐鹿生の皆のこと、これからの地上のこと、そしてエナを失ったまなかのことを聞き出すため、美海、さゆも交えて、うろこ様探しが始まる。そんな中、空き地の土管に仕掛けたHな本とたけのこの煮物がなくなっていることに気付くまなかたち。まなかは絶対うろこ様だと大騒ぎ。そんなわざとらしいほど元気に振る舞う彼女に、光は疑問に思っていたことをぶつける。
- 00:23:40第23話 この気持ちは誰のものあらすじをみる まなかが誰か人を好きになる心を無くしていることをうろこ様から聞かされた光と美海。どうすれば元のまなかに戻るのか、そればかり考える光はまなかの顔をまともに見ることができなかった……。2人はちさき、要、紡、さゆにまなかのことを相談しようとする。光は今までのように皆で考え、何か解決策に繋がればと期待したのだが、要やちさきからは解決策どころか、今のまなかは楽しそう、好きの感情が戻ることで逆に辛くなることもあるのではと予想外な言葉が返ってくる。それを傍でじっと聞いていたさゆが叫んで……。あらすじをみる まなかが誰か人を好きになる心を無くしていることをうろこ様から聞かされた光と美海。どうすれば元のまなかに戻るのか、そればかり考える光はまなかの顔をまともに見ることができなかった……。2人はちさき、要、紡、さゆにまなかのことを相談しようとする。光は今までのように皆で考え、何か解決策に繋がればと期待したのだが、要やちさきからは解決策どころか、今のまなかは楽しそう、好きの感情が戻ることで逆に辛くなることもあるのではと予想外な言葉が返ってくる。それを傍でじっと聞いていたさゆが叫んで……。
- 00:23:40第24話 デトリタスあらすじをみる ちさきを追って海に飛び込んだ紡。息が出来ず意識を失いかけるも、突如身体にエナが生まれ呼吸ができるようになる。 ちさきに追いついた紡は、冬眠する汐鹿生で自分の想いをちさきに伝える。感情が交錯するちさきは涙ながらにその場から走り去ってしまう。 その一方、晃からの手紙を受け取るまなか。そこには一生懸命な文字で「まなか、だいすき」と書かれていた。 だが、誰かを好きになる心を失くしてしまったまなかは、晃の気持ちにどう答えて良いか分からず、無言で立ち去ることしかできなかった……あらすじをみる ちさきを追って海に飛び込んだ紡。息が出来ず意識を失いかけるも、突如身体にエナが生まれ呼吸ができるようになる。 ちさきに追いついた紡は、冬眠する汐鹿生で自分の想いをちさきに伝える。感情が交錯するちさきは涙ながらにその場から走り去ってしまう。 その一方、晃からの手紙を受け取るまなか。そこには一生懸命な文字で「まなか、だいすき」と書かれていた。 だが、誰かを好きになる心を失くしてしまったまなかは、晃の気持ちにどう答えて良いか分からず、無言で立ち去ることしかできなかった……
- 00:23:40第25話 好きは、海と似ている。あらすじをみる ぬくみ雪の脅威を少しでも抑えるため、そしてまなかの気持ちを取り戻すため、光たちは再びおふねひきをすることに決める。 祭りの前日、皆が準備をする中おじょしさまに着けられた赤ウミウシのペンダントにまなかの"好き"が詰まっていると聞かされた晃は、突然ペンダントを引きちぎってしまう。 そのはずみで海に吸い込まれるよう落ちていくペンダント。慌てて海に飛び込む美海だったが、溶けだしたウミウシの石の小さな粒子から、5年前、ウミウシにつぶやいたまなかの声が聞こえてくる。あらすじをみる ぬくみ雪の脅威を少しでも抑えるため、そしてまなかの気持ちを取り戻すため、光たちは再びおふねひきをすることに決める。 祭りの前日、皆が準備をする中おじょしさまに着けられた赤ウミウシのペンダントにまなかの"好き"が詰まっていると聞かされた晃は、突然ペンダントを引きちぎってしまう。 そのはずみで海に吸い込まれるよう落ちていくペンダント。慌てて海に飛び込む美海だったが、溶けだしたウミウシの石の小さな粒子から、5年前、ウミウシにつぶやいたまなかの声が聞こえてくる。
- 00:23:25第26話 海の色。大地の色。風の色。心の色。君の色。~Earth color of calm~あらすじをみる まなかを助けるため海神様の大渦に呑み込まれ、おじょしさまの墓場で繭のようにエナに包み込まれる美海。 彼女を追ってきた光と紡は、海神の力に阻まれ手を出せずにいた。 紡はほかに異変が起きていないか調べるためうろこ様の社に向かうのだが、光はまなかの気持ち、そして美海の気持ちを知り、その場から動けずにいた。 "人を好きになる気持ち"を改めて実感して苦悩する光。 そんな姿を繭の中から眺める美海は、ひとつの想いを強く感じていた。 「好きになる気持ちは、ダメじゃない」と――。あらすじをみる まなかを助けるため海神様の大渦に呑み込まれ、おじょしさまの墓場で繭のようにエナに包み込まれる美海。 彼女を追ってきた光と紡は、海神の力に阻まれ手を出せずにいた。 紡はほかに異変が起きていないか調べるためうろこ様の社に向かうのだが、光はまなかの気持ち、そして美海の気持ちを知り、その場から動けずにいた。 "人を好きになる気持ち"を改めて実感して苦悩する光。 そんな姿を繭の中から眺める美海は、ひとつの想いを強く感じていた。 「好きになる気持ちは、ダメじゃない」と――。