字吹 レディ・バード

グレタ・ガーウィグ初監督作品
ティーンの拗らせ女子高生の話かと思って見たが、それだけでなく親子、母と娘の話としても非常に見応えのある作品だった。
主演のシアーシャ・ローナンはもはや貫禄であり、助演のティモシー・シャラメのイケメンぶりはとどまるところ知りません。
テンポが良く、見終わった後は晴れやかな気持ちになれると思います。

何故だか勝手にSFだと思い込んでて、全然違ったけどちょっぴり泣けて面白かったです
こういう女の子は世界中どこでもいるんだろうなと思いました
独特のユーモアは英語が理解できればもっと面白いんだろうと思うと英語の分からない自分がちょっと悔しい
何気にファッションも可愛かったです
今流行ってるような服装に近いかも
作中は2002年ですがこの頃はあんまり覚えてないので日本でも同じようなファッションだったのかな？なんて思いました

青春時代のほろ苦い経験や母と娘の微妙な関係を独特のユーモアで描いた傑作です!
主演のシアーシャ・ローナンが最高の演技でした?

ラジオから流れてくる音楽がアラニスモリセットの音楽だったのだけでも 彼女の葛藤をよく表してました。

10代が向き合う葛藤ストーリーは沢山ありますが単調なストーリー展開には正直 飽きてしまいました。

映画と言うよりかはフィクションドキュメンタリータッチに思えます。10代の葛藤を良く捉えてると言うところが評価の決め手なのだろうと思います。

面白いかと言うとオススメはしません。
映画として評価された理由は分かりましたが…私の好みとは合わなかったみたいです。

※ネタバレありのレビューです。