字吹
ケープ・フィアー
4.5点
動画ポイント対象
299円
14年間の監獄生活を終え、たった一つの目的を持って出所した精神病質者のマックス・キャディ(ロバート・デ・ニーロ)。彼は自分を救えなかった弁護士、サム・ボーデン(ニック・ノルティ)に復讐の念を燃やしていた。マックスは徐々にサムの家庭に亀裂を入れていく。サムは法律上、妻(ジェシカ・ラング)と娘(ジュリエット・ルイス)を守る方法がないことを知り、マックスとの全面対決の場をケープ・フィアーに移す。美しい映像とキャストの見事な演技が描くサイコ・スリラー。
レビュー・口コミ(4件) 一覧へ
ロバートデニーロが今回のような安いチンピラ役をやるというのは珍しい気がします。
絵づくりの凝り方が素晴らしい映画でした4点おもしろかったです。
ロバート・デ・ニーロ出演の映画は外れが少ない。4点一応、60年代映画のリメイクですが、別物か、って言うくらい展開はサイコサスペンスを超え、ホラーレベルにぶっ飛び。
だが、デニーロが、この映画はスコセッシ監督で、と指名しただけあって、映像の作り込みはさすが。
初めて多様な視覚効果を使ったと言うで内容とは別で、芸術的な映像。
例によってデニーロが凝りに凝ってるので、これもまた見物。グレゴリーペック、ロバート・ミッチャムもハリウッドらしいサービス。5点名作「恐怖の岬」リメイク。あまりにスコセッシ作風のルーツと言える心の闇を伴うサスペンス。ヒッチコック・オマージュの最高峰とされるオリジナルにはとてもかなわないけど…娘の描写だけはオリジナル超え。それは現代だったら問題とされて~とても映倫を通らないレベルだと思う。
5点
- ジャンル
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制作国
アメリカ
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制作年
1990年代
- キャスト
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スタッフ
監督 : マーティン・スコセッシ