すべてのレビュー・口コミ（7件）

横溝作品は大好きです。
こちらの作品もリメイクされていますが、やっぱりこれが一番かな。
釣り鐘のトリック、リアルタイムで見た当時は驚きました。

好きな俳優さんに、好きな作家さんだから、見ていて飽きません。まだまだ沢山作品あるから、映画化して欲しいです。

横溝正史モノの中では原作「獄門島」は大体ベスト１に選ばれる事が多いです。
冷静に見てしまうとトリックも まぁ、アレなんですが、市川崑の独特の演出が堪能出来る一本になってます。
大原麗子が美しい。

ここからは初めて。原作も恐らく二十年は読み返していないので、色々と思い出しながら「なるほど、こう来たか」と感じるところもあり。しかし、少しモヤモヤしたものは残る……。

横溝正史からイメージされるおどろおどろらしさは充分だが、原作ってこんな感じなの？ もっと突拍子もないトリックとか期待してしまうのだが(^^;

ネタがわかっているのに観てしまう。そうゆう横溝正史ミステリはいいですね。しかし、古い作品なのでみんな若い。もう亡くなっている人も多いのに、映画は時が止まっているみたいで素晴らしいですね。

日本独特の陰鬱でどろどろしたストーリーなのに最後はホロリとさせる。これが横溝系の推理小説の魅力。