闇打つ心臓
5点
動画ポイント対象
330円
1982年、1本の8mm映画が誕生した。長崎俊一監督「闇打つ心臓」。出演はまだ20代の内藤剛志と室井滋。あれから23年後の2005年。彼らによるセルフリメイクが撮られようとしている。
1982年のある夏の日。自分たちの幼い子供を殺して逃げるリンゴォ(内藤剛志)と伊奈子(室井滋)が、アパートの一室で息を潜め暮らしていた。23年後の2005年。リンゴォと伊奈子が再会する。リンゴォは結婚して電気店を営んでいた。そこに、23年ぶりに伊奈子が訪ねてくるというのだ。同じ頃、自分たちの子供を殺して逃げる若い男女がいた。徹(本多章一)と有紀(江口のりこ)。二人は逃げ込んだアパートで、息を潜め、罵り合い、抱擁し、どこからか聞こえる赤ん坊の声に怯えていた。狂おしい後悔とその痛み。そしてやがて、同じ痛みを抱える二組の男女が交錯していく…。
誰も人生をリメイクすることなどできはしない。“また出会うこと”を除いては…。
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5点
- ジャンル
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制作国
日本
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制作年
2000年代
- キャスト
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スタッフ
監督・脚本 : 長崎俊一 製作 : 佐々木史朗、川城和実 音楽 : 大友良英